司法書士試験という山登り、頂上は見えるのに
行き方がわからず、下山もできない
そんな時、模試の解説で聴いた髙橋講師に衝撃を受けました
私はこうして司法書士を目指す決意をしました
きっかけは些細なことでした。
大学の入学式の帰りに宣伝のチラシをもらい、「法学部に入ったし、何か法律系の資格を取ろうかな。この司法書士っていうの、論文や面接もないみたいだし勉強してみるかな。」と軽い気持ちではじめました。ちなみに司法書士試験には口述試験があるのですが、受験指導校のチラシには書いておらずその当時は知りませんでした。しかし受験勉強から開放されたばかりの私は全く本気で勉強しておらず、もちろん大学在学中に合格することはありませんでした。そして司法書士を目指すのか諦めるのか決めかねたまま卒業し正社員として就職、勉強から離れた生活を送りはじめました。しかしいつも心には「中途半端なままほったらかしにしている」と少しのしこりが残っていました。
そして普通の会社員として何年か勤めているうちに「やっぱり独立してやっていける仕事がいい。司法書士、本気で受験しよう。」と思い立ちました。
伊藤塾を活用した私の学習方法
入門講座は別の受験指導校で受けていたのですが、正社員として残業などもこなしながらの受講で不完全燃焼に終わってしまいました。そこで2年目は派遣で期間限定の仕事をしつつ、伊藤塾の「中級コース」を受講することにしました。
伊藤塾の「中級コース」にした決め手は、ふたつあります。
まずひとつ目は、単純に学費が安かったこと。私のときは早期に申し込めばかなり割引がされ、とてもお得でした。二つ目は、髙橋智宏講師の授業が受けたかったからです。1年目に伊藤塾の公開模試を受験したのですが、その解説動画で見た髙橋講師の講義に衝撃を受けました。
なんてわかりやすいんだろう。パワーポイントの図解、理由付け・・・・・この講師にもっと教えてもらいたい、そう思いました。
また、受験直前に伊藤塾ホームページに受験生応援として無料で見れる動画がアップされていました。毎年趣向が違うようですが、過去問を詳しく解説してくださる短めの動画は食事中やストレッチをしながら見ていました。これがまたためになる内容で、目から鱗なことが多かったです。
伊藤塾の各講師陣についての感想・各講師へのメッセージ
ほとんどインターネットで拝見しただけなのですが、伊藤塾の講師は理知的で頭に入ってくる講義をしてくださる方が多いです。
山村拓也講師の「記述式答案構成力養成答練」は書式を解くためのの基礎を学べますし、蛭町浩講師のお話は最初難しくて理解できないと思ったのですがわかってくると登記法が揺るがなくなります。
最後に
司法書士試験は登山のようなものだと思いました。登りはじめると途中で道がわからなくなっても今まで登ってきた労力を思うと下山もできず、かといって頂上は見えてはいるが行き方がわからずさ迷うことになります。ですが苦しんだ分だけ、頂上にたどり着いたときの達成感はなんとも言えず大きいものです。
困難を越えてがんばった証が、国家資格として形あるもので与えられます。この世の中、目に見える形で頑張りを評価されることは意外と少ないものです。ただの仕事をするための資格だけではなく、自分はやればできる難関資格をやりきったのだという自信が得られます。覚悟を決めて挑んでください。