知識や受験技術より大切なもの、
それはどのような司法書士になるかというアツい思いだった
私はこうして司法書士を目指す決意をしました
私は、職場の同僚からのすすめで行政書士を受験したのが最初でした。以前から、何の仕事をするにも法律知識が必要だと感じており、この際、試験科目が重複しており、かつ民事手続を幅広く学ぶ司法書士を受験しようと決めました。
同時期に転職したのですが、残業で終業後に勉強するのは難しい状況でした。そのため、平日は朝7時頃から職場近くのイートインでテキストを読み、週末にたまった講義をまとめて視聴する生活でした。
伊藤塾を活用した学習方法
私は、山村拓也講師の「入門講座」を受講しました。平日は腰を据えて講座を視聴することが難しかったので、週末に2~3日分の講義をまとめて視聴することを続けていました。週末にまとめて視聴した講義内容を、週明けから平日朝にテキストの該当箇所を見直すという勉強をしていました。各セクションでランク付けがされ、覚えるべき箇所は強調して進められていくので、根抵当権の元本確定事由等、その時の説明の通りに覚えるようしていました。テキストを読み終えた後は、ドリルや過去問に着手するようにしていました。しかし、会社法でつまずいて以降、問題を解くところまで手が回らなくなってしまいました。
講座終了後、問題演習をやろうと取り組んでみたものの、講義の内容をすっかり忘れて解けない問題も多く、どのように勉強を改善したらよいか迷いましたが、電話相談をさせていただき、髙橋智宏講師には「まずセレクションをしっかり解けるように」など、勉強の優先順位や択一問題の解法についても具体的に教えていただきました。
残念ながら受講終了後すぐの試験に合格することはできなかったので、翌年はテキストと過去問を自分で進め、年明けから直前対策講座を受講しました。宇津木卓磨講師、山村講師の演習講義や髙橋講師の択一登記法の講義を受け、忘れていたところやそもそも理解ができていなかった部分を補うことができました。
また、蛭町浩講師の記述予想問題を繰り返し解くことで、記述の練習もすることができました。結局、この年も力及ばず、合格はできませんでしたが、合格まであと13点くらいだったので、ようやく先が見えた感じを受けました。
その後、再度の転職で今までより残業の少ない職場に移って勉強を進め、今年は筆記に合格することができました。午前の出来が思わしくなく不安だったのですが、前年と比べて、午後択一と記述が強化できたのでなんとか合格ラインを超えることができました。記述は練習が必要な分野だと思いますが、今年も蛭町講師の「うかる!記述式」を受講し、練習をできたことはよかったと思います。
不安や疑問の解消とモチベーションアップ
まず、不安と疑問ですが、結局解消されなかったように思います。ただ、家族、友人、職場の上司など、応援してくれる方に恵まれたこともあり、声をかけていただくことで不安や疑問は小さくなったと思います。それと同時に、合格しなければならない状況に自分がいることを常に意識することにつながっていたと思います。
また、電話で相談をさせていただけたことが大きなプラスになりました。私の場合は髙橋講師に相談に乗っていただくことがほとんどでした。毎回、親切丁寧に、具体的なアドバイスをいただくことができたのでありがたかったです。
伊藤塾の各講師についての感想・各講師へのメッセージ
まず、山村講師。とても穏やかな語り口で、わかりやすく説明していただけてよかったです。また、法律家としての理念を講義中でおっしゃっていたのが今でも印象に残っています。「先生」と呼ばれるようになってからではなく、受験時代からの「こういう資格者になる」という思いが大切という趣旨のお話をされていて気持ちを新たにしました。受験知識や技術だけでなく、心のこもった講義を受講させていただきました。ありがとうございます。
次に髙橋智宏講師。電話や東京校での相談や、イベントの後にお話しさせていただく機会もあり、そのたびごとに親身に相談に乗っていただきました。毎回丁寧にお話を聴いていただいて、失点の原因や改善策についてご指導をいただきました。アドバイスをいただいた後に改善策を実行すると、弱かった部分が強化できていくのを実感できました。ありがとうございます。
他にも講義や無料公開講座などで講師の方々の親切なフォローをいただいたことは大きな力になったと思います。ありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。