私の大きな壁だった記述対策を打ち砕いたのは
入門講座山村講師の完璧なロジックでした
私はこうして司法書士を目指す決意をしました
法律の勉強自体に興味を持ったのは、宅地建物取引士試験の資格を取得するために勉強をはじめたこと、祖父が亡くなったことで相続に関する知識を仕入れる必要性に迫られたことなどがきっかけでした。宅建は無事に合格できましたが、この資格を活かしながら会社員として働き続けることに漠然とした不安を感じ、より上級の資格を手に入れたいという欲求が生まれ、難関の司法書士試験に合格すれば自信がつくものと考え、受験を決意しました。
伊藤塾を活用した学習方法
司法書士試験の受験ははじめてだったので、まずは「入門講座」からスタートしました。全体の流れとしては、基礎を学んだ後、中上級講座へと移行し、模試等を受講するという流れでカリキュラムを進めていきました。ただ、最初はそれでよかったと思っていたのですが、ある程度学習が進んだ段階で行き詰まりを感じてしまいました。司法書士試験に合格するためには、記述をどう攻略するのかが自分にとって大きな鍵だったため、そこを何とかしてクリアしたいと思い、もう一度「入門講座」の再受講と中上級の記述式対策講座を受講することに決めました。
私も含め、多くの司法書士試験受験者が感じる大きな壁のひとつに「記述」があると思います。
私の中では、記述さえなければ司法書士試験の合格率は上がるのではないかと思うほど、難関でした。どれだけインプットが得意でも、アウトプットが上手くいかなければ決して合格できないことを、嫌というほど思い知らされました。
勉強は、いかに知識を効率よく吸収するかが勝負だと思い、できるだけ早い段階で知識を固めていく作戦だったのですが、実地では手に入れた知識を必要に応じた形で出していかなければなりません。今思えば当たり前のことですが、初期の頃はその認識が欠けていました。一向に成績が伸びず、これは根本的な知識の欠損があるのではないかと考え、「入門講座」の再受講、と記述式対策講座を受講したのです。
しかし、山村拓也講師の「入門講座」で学んだことは、自分の知識の再確認というよりは、全く新しい世界の発見につながりました。効率の良い合理的な解答方法・本番でのメンタルの作り方など、ある意味ではテクニカルな部分を教えていただいたため、次第に教えが自分に馴染んでいくのがわかりました。受講中は間違えたり、ミスを繰り返していましたが、とにかく下書きの段階から
山村講師の方法論をなぞり、やがて記述への不安がなくなりました。
山村講師の講座は、私の中ではロジックが完璧だったように思います。
不安や疑問の解消とモチベーションアップ
伊藤塾には質問制度があり、自分が不安に感じたことをすぐに確認でき、疑問をそのままにせず勉強を続けられました。よくある質問はFAQ形式で掲載されていて、検索しただけで疑問点を解消できたこともあります。もちろん、自分が疑問に思ったことをフォームから文章で送れるので、解答が欲しい場合も安心です。
個人的には、各講座で触れられる実務の話がモチベーションアップにつながったように思います。
司法書士試験に合格後、どのような流れで仕事を進めるか、私の中でイメージが曖昧だったため、実際の現場でどう知識が応用できるのかを聞けたのは大きな励みになりました。
伊藤塾の各講師についての感想・各講師へのメッセージ
私が特にメッセージをお伝えしたいのは、やはり山村講師の「入門講座」・「記述式答案構成力養成答練」についてです。他の講座も受講していますが、最終的に合格の決め手になったのは、山村講師の方法論だと思っています。択一と違い、記述では自分で答案構成を考える必要があり、知識を総合的に組み立てながら解答を考えなければなりません。それが私にとって鬼門でしたが、山村講師はとにかく説明がわかりやすく、各科目を点ごとに覚えていたものが、最終的に線でつながりました。記述講座では、一緒に一から講義をしてくれるため、山村講師の思考をなぞる過程で思考力が身につきました。
本当に感謝しかありません、ありがとうございました。
自身の受験経験を踏まえた、成功例、失敗談など
司法書士試験は覚える法律知識が非常に多いため、どれだけの知識を詰め込めるかが勝負だと思っていたところがありました。しかし、実際に勉強する中で、ある時期から「量より質」の段階に入ったことに気づきました。過去問をできるだけたくさん解いて、覚えて、また解いての繰り返しが自分を成長させるものと思っていましたが、目的を持たずして過去問を解くだけでは、全然身にならないことを実感しました。
逆に入門講座を再受講しようと決意した時、つまり弱点克服に向けて目的を持って勉強したときは、ひとつひとつの反復が本当に身になりました。
現在学習中、またこれから学習を始める方へのメッセージ
司法書士試験は、司法試験ドロップアウト組も受験するため、かなりの難関と言えます。また、心が折れるポイントも数多く存在しており、私の場合は記述で挫折しかけました。正直、中途半端な励ましの言葉は思いつきません。
ただひらめきは不要で反復練習が通用する試験ですから、諦めずに勉強を続けていれば、最後は必ず報われるはずです。私もそうでした。
司法書士試験合格への道は険しいのではなく、途方もなく長いだけです。一歩一歩着実に歩みを続けていれば、必ずゴールにたどり着けると思います。困ったときは、山村講師を頼りましょう。