私が司法書士を目指すことにした理由・想い
第一子が生まれて間もなく、とても辛い思いをして離婚を経験しました。何のためにこの世に生まれてきたのか考え直したときに、もっと自由にこの世界を羽ばたきたいという気持ちになり、自分の力で子どもと自分の人生を豊かで幸せなものにしたい、勉強して人生やり直したいという思いがあることに気が付き、子育て中でも在宅で勉強ができる難関試験に挑戦することにしました。
法律を大学の教養科目で習った程度でしたが、独学用の本を購入し勉強を開始しました。しかしすぐにこの試験の難易度の高さを痛感し、きちんと教えてもらったほうが良いと思い、山村拓也講師の講座を視聴して、リズムの良い良質な授業が他校と一線を画していると思い受講しました。合格するために必要なカリキュラムが組まれているため、受講している間に自然と、司法書士になりたいという思いから、何年か必要かもしれないけれど諦めなければ司法書士になっているだろうなという思いに変わりました。
受験勉強中に私なりに工夫したこと
講義がとてもわかりやすいため予習は全くしませんでしたが、講義の復習として、講義を受けた直後と翌日にテキストを読み直していました。就寝・起床時にベッドの中でその日勉強したことを思い出し、とにかく丁寧に正確に覚えて積み重ねていくことを目標にしていましたが、はじめのうちは知識が混同したり、全く覚えていないことの繰り返しでした。一年目は過去問を2,3周した程度に終わり、圧倒的な勉強不足と時間管理ができていないことに気が付き、一日にひな形4問、記述1問をしてから講義を受ける等、やりたいと思ったことはあらかじめスケジュールに組み込みました。移動時間に間違った部分を書き留めた大学ノートを読んだり、雛形は歌にして覚えた所もあります。資格取得に理解のある職場への転職や、静かな環境への引っ越し等も思い切って行いました。子どもがいると思いがけず勉強ができなくなることが多かったため、できる限り早めに消化していくことを心がけました。
伊藤塾のこの講座が良かった
山村講師の入門講座は初学者でもわかりやすいだけでなく、六法や過去問の選び方や合格のための勉強方法を教えてくださったり、合格者を講義に呼んで実務のお話を聞かせてくださったり、試験の申し込み期間のお知らせ等、はじめてでも不安がなく勉強に専念できるよう様々な角度からサポートしてくださいます。
北谷馨講師のスタンダードコースは非常に力が付きました。はじめての講義で、北谷講師の知識の正確さと豊富さに感動し、この授業にしっかりついていけば実力が付くと確信しました。おっしゃることを全てメモしましたが、的を得た過不足ない端的な解説には、問題でつまずきテキストに戻るたびに助けられました。
感謝している方へのメッセージ
一年目に在宅でこの勉強方法を続けていて良いのか不安になったときに、関信敏講師のカウンセリングを受けることにしました。相談中に三歳の子どもがぐずって電話ができなくなってしまったのですが、落ち着いてからまた掛けなおしてくださいと、15分程待ってくださいました。その時から5回ほど電話でお世話になりましたが、毎回とても優しく適切なアドバイスをいただき安心して勉強を続けることができました。
伊藤塾各講師へのメッセージ
北谷講師
いつも素敵な講義をありがとうございました。北谷講師のおかげで合格できました。初回の授業がわかりやすく、頭のいい講師だと確信し、回を重ねるごとに確固たる正確な知識と日々の積み重ねによる膨大な知識量が画面から伝わってきて、毎回の授業がとても楽しみでした。受験生のつまずきやすいところを的確にフォローしてくださるため、一言も聞き逃したくないと思って聴いていました。理路整然とした授業は聞いているだけでこちらの知識も整理され、仮登記や組織再編などもなんだこんなことだったのかと思うことが多かったです。マーキング指定も過不足なく、テキストが非常に読みやすく加工され、直前期に救われました。パワーポイントもくすっと笑えて大好きでした。
学習中の方やこれから司法書士試験を目指す方へのメッセージ
1年目は勉強をやってはいるつもりだけど本当に何もわからないといった感じで、択一では午前午後ともに基準点以下でした。ただ、今後自分の知識が花を咲かせるときのためにひたすら土を耕すつもりでやりました。答練などで目に見えて点数が伸びてくると俄然勢いが付き勉強に対して貪欲になります。勢いがついたときの一時間は、今までとは比べ物にならないくらい密度が濃くなりますし、何時間でも疲れず勉強したい気持ちになると思います。ある程度の知識が溜まるまでは本当に不安だと思いますが、今やっていることは点数に表れていないだけで必ず自分の力になっています。伊藤塾の講師やスタッフの方は本当に親身になって応援してくださいます。周りの人に助けてもらいながら、自分を信じて楽しく続けてください。