色々と伊藤塾で講座をとってきましたが、髙橋講師の「プラクティカルコース」が特に効果的でした。アウトプット中心の講座ということもあり、当初はインプットが疎かになるのではないかと不安でしたが、実際に講座を受けてみると、色々な表や解説もふんだんに盛りこまれることにより、アウトプット中心ではありますがインプットも図る講義内容になっており、安心して受講できました。その他にも、本講座は過去問の知識もたくさん含まれており、別途、過去問に取り組む必要はあまりないのではないかと思える位でした。実際は、合格した年は過去問を1・2周取り組んだのですが、それは間違えた問題をストックする目的で行ったものであり、今となってみれば本講座を受講すれば過去問演習は不要であったのではないかと思います。
山村講師の入門テキストは、5年間ずっと使わせていただきました。
たくさんの過去問をこなそうとした年もありましたが、量の多さに結局消化できず、中途半端な知識だけが残り逆に択一の判断をあやふやにしてしまいました。
過去3回の受験で、午前の基準点を超えたのは1回だけ、午後においては一度も基準点を超えたことがありませんでしたが、合格した年は択一基礎力完成ドリルと厳選過去問集、髙橋講師のうかる!択一式の問題だけを何度も解き、わからない問題があれば入門テキストに戻るということを繰り返しました。その結果、基準点を大幅に上回ることができ合格につながりました。
ここまで独学で進んできた私に、山村講師の講義は「へぇ~」「なるほどー」「そう読むのだ」など、驚きの連続でした。優しい口調、世間話の時間もあり助かりました。
とは言え所々理解が追いつかず、眠気と戦うこともしばしば。我慢の時間が続きます。が、諦めずに続けていれば少しずつ覚えられるので安心してください。
私は司法書士法、民事執行法、民事保全法との相性が悪く、なに言っているかわからないレベルでした。何のハナシをしているの??とゆう感じで。この教科は捨てるか…とまで思っていました。そこで編み出したのが、「一問ずつ答えから読んじゃう」です。問に対する答えがわからないのがストレスで嫌になっちゃうと思ったので、逆に、答えを知ったうえで問題を解いていくということを続けていました。続けていると何となく覚えていくというか、「はいはい知っているよ」とゆう感じで苦手科目に対して優位に立てるので、試験対策としては良かったと思っています。捨て教科を作る位なら試してみて欲しいです。
お風呂で関講師の過去問の動画を見るのも楽しみな時間でした。講師の気を張らない語り口がクセになります。
私は2020年度合格目標のアドバンスコースを履修しました。当時から合格まで日数が経ってしまいましたが、テキストは要点がまとめられており、法改正の点を除いては全く問題なく使用できました。
講義でアンダーラインを引いたところをはじめ、緩急ある学習ができました。また、本講座は、応用的な論点の記載もあり、その点で、模試の復習がしやすかったと感じています。
要点がまとめられているので、暗記がしやすく、苦手な箇所にチェックをいれて重点的に回すことができました。
択一アドバンス講座は、初学者や学習経験者が再度網羅的に基礎知識を修得できるのと同時に、よく出る知識・絶対覚えないといけない知識等が修得できる。長期の講座ですが、ネットでいつでも見られるからという感じではなく、カリキュラムについていくのが必死になるので、いやでも学習できます。
択一実戦力養成講座は、直前期のペースメーカー的に利用でき、問題の重要度もわかるので、学習のメリハリがつく。
共通して、講義中に励ましてくれるのも良かったと思います。
プレ模試・公開模試は、自分の立ち位置、本番の練習ができる。正直、伊藤塾の模試の方が難易度大。
問題演習を通じて知識をインプットする勉強方法でそれなりに結果が出ていたことを踏まえ、髙橋講師のプラクティカルコースを受講することにしました。
テキストの表や解説は後回しにして、問題冊子の一問一答形式の問題、各回80問の問題をそのまま覚えることにして、6回ほど繰り返しました。
よく言われることですが、択一対策はやはり知識の絞込みと繰り返しが大切だと実感しています。その意味で、プラクティカルコースには合格に必要な知識が絞り込まれており、これを繰り返すことが合格への近道だと思います。
山村講師が講師をされている入門講座が合格に役立ったと思います。テキストの記載をランクごとに区切り、暗記すべきところはその指示があるので「ここは軽くで良い、ここは絶対に覚える」とメリハリをつけた学習ができました。
また、山村講師の入門講座では不登法学習が始まると同時に記述の学習が始まるので、早い段階から記述に慣れることができました。この講座のおかげで記述問題に苦手意識を持つことなく、合格することができました。
受験3回目まで、大幅に合格点に満たない総合落ちでした。成績の伸びに悩んでおり、自分では解決方法が見つけられなかったので、カウンセリング制度を利用してみることにしました。時期は10月ごろだったと思います。カウンセリングでは、可処分時間や今の勉強方法を講師にお話しし、講師が分析して下り、私にあった勉強方法を提案してくださりました。これまでの勉強方法とは全く違ったので、正直不安でしたが、講師を信じて勉強をつづけたところ、プレ模試のあたりにはグッと成績が上がりはじめました。残念ながらその年は1点足りず、不合格となってしまいましたがその後も、同じ講師にカウンセリングしていただきながら、無事、合格をつかむことができました。感謝しかありません。
髙橋講師のプラクティカルコースを受講していました。伊藤塾には合格した年の最後の一年をこちらの講座でお世話になり、それ以前は別の通信講座で二年間学習していました。
二年間で過去問も大方周回してしまい、それでも合格点に達せなかった経験から、インプットより問題演習中心の講座で勉強したかったのがプラクティカルコースを選んだ理由のひとつです。
テキストが非常にコンパクトかつわかりやすく作られていて、一問一答形式になっていたため、このテキスト(問題演習)を繰り返しこなすだけで過去問や模試の択一の選択肢ひとつひとつに対する正誤の精度がかなり上がりました。
基準点には達するけど、合格のための積み上げ点が足りなくてかなり悩んでいたので、条件反射のように正誤を判断できるような知識レベルまで上げてもらい、択一の軸肢の設定で自信を持って選択肢を切れるようになってから、徐々に模試の点数も安定してきました。
また、範囲の膨大なテキストだと一周するだけで前半部分の知識が抜けてしまうことも多いのですが、非常にコンパクトな作りで周回しやすい点も、知識の定着と記憶のキープの面ではとても使いやすかったです。
合格年度に受講はしておりませんでしたが宇津木講師のアドバンス講座のテキストには最後まで助けていただきました。講座の中でパワーポイントを多用して講義をしてくださいますが、そのパワポのスライドをA4の用紙に印刷をしてテキストに貼ることで情報の一元化を図りました。パワポの枚数が多いので切ってテキストに貼るのは大変な作業なのですがやっておいて本当に良かったです。また、宇津木講師は重要な箇所はマーカーを引くようにその都度指示してくださいますので、受講後にどこを重点的に勉強すればよいか明確でとても良かったです。たまにある雑談(特に印象に残っているのは宇津木講師が受験生だった頃の公認会計士を目指している方のお話です。)も自分に置き換えてモチベーションを高めるきっかけになりました。
アドバンスコースはテキストがスリムでぎゅっと凝縮されていて、とても良かったです。見た目の圧が少ないところがメンタルに優しかったです。
記述式攻略コースは蛭町講師の明解な分析解析と、今日の一言、が1セット短時間で堪能できて、毎日の楽しみになりました。記述式の問題を解くときは、蛭町講師の考え方に沿って考えるようになり、おかげでとても難しかった2023年の記述試験の不動産登記法もミスが少なかったと思います。
プラクティカルコースは、高橋講師の鬼気迫る「5回繰り返して!」とか「3回繰り返して!」という指導に心が折れそうになりながらもなんとか付いていけたのが、だいぶ実力アップにつながったと思います。
あと、厳選過去問集を6月にはじめて購入し、超直前期の1ヶ月はそれだけを淡々と回したのが、今日は何をしよう、とか次は何をしようかとか、迷うことがなくできて、だいぶ良かったです。
私は宇津木講師の中級講座を数年、高橋講師のプラクティカルを1年受講しました。お二人の講師の方々の授業ではパワポを使用することが多くて、特に宇津木講師の授業ではテキストに載っているものをパワポで簡潔にまとめたり、問題形式で多く出してくるので、それをスクショして科目ごとにまとめて、毎日全科目のノルマの量を決めて、iPadで見返していました。試験で特に必要な個所をまとめたパワポなので、それを見返すだけでも、テキストをみるより頭に入りやすくて、時間短縮にもなり、効率が良かったと思います。これにより択一の点数が安定していきました。
高橋講師の授業ではイラストを多くつかった寸劇で、とっつきにくい問題も頭に入りやすくて、とても理解しやすかったです。特に授業では重要な個所を2回3回と繰り返してくれるところがよかったです。
映像授業なので、わからない箇所に戻って何度も聴き直すこともできますが、1度の解説で「もう一度言います」「最後にまとめると」と同じ個所を3回も解説してくれて、ここはかなり重要なんだと意識するとともに、記憶に残りやすかったです。またプラクティカルのテキストでは隣接知識、似たような知識が表にまとまっていたり、連続して問題として掲載されていたので、知識の混同を防ぐことができました。
クイックマスターと市販の3300を使わせていただきましたがまさにAランクと言われる知識がコンパクトにまとまっているのでこれさえ完璧にすれば択一で逃げ切れる点数を取ることが可能です。分量もかなりおさえられているので何度も繰り返すことができます。とにかく択一の攻略はAランク知識を完璧にすることだと思っているのでクイックマスターと3300はまさに最適です。
とにかく講師の方々の教え方が素晴らしいと思いました。覚え方のテクニックやどこを意識して勉強したら良いか教えてくださるのでそれを信じて集中して勉強しました。テキストもわかりやすく、生徒が間違えやすい点に重点的に書かれていたと思います。はじめは山村講師の講座を取りたく、演習コースを受講しましたが、講座がとてもわかりやすくて感動したため必修テーマ短期攻略コースやマイナー科目攻略コースなどいろいろ受講してしまいました。でもこれいらなかったなというものはなく、どれも受けていてよかったと心から思っています。
択一クイックマスター総整理のテキストが良かったです。講座を受けていたときは、ただ単に解いていただけだったのでそれほど効果は感じなかったのですが、今年の本試験の直前は大活躍しました。今までは、右のページのまとめた表を見ることもせず、左側の過去問ばかり解いていました。今年は、むしろ右側のページのまとめた表を重点的に見るようにしました。今年出ると予想された論点を特に念入りにまとめ表を読んでいき、短期間で何科目も何回も何回も回すようにしました。
過去問向上委員会は奥が深く、これぞ法律の勉強という感じでとても勉強になりました。過去に収録されたものも含めて聞きました。
宇津木講師のステディコース、うかる!択一式や記述式あたりを受講していたと思います。ステディコースは徹底的なメリハリ付けがされており、また講義内でマークの箇所を指摘してくれるので、どこが大事なのかが復習の際に非常にわかりやすかったです。記述式についても基礎の問題から本試験レベルまで段階を踏んで学習できるカリキュラムになっているので、不安なく記述式の勉強を進められました。講座の受講モデルがあるので、それに倣って勉強を進めるようにしました。余談ですが、宇津木講師は何回か噛むと自分の頬を叩く癖があるようです。そこを見るのがすきで講義を視聴し続けることができたかもしれませんね。
うかる!択一式は出題予想を基に問題が作成されており、実際の本試験にもほぼ同じような肢が出たときは一種の感動すら覚えました。うかる!択一式の教材を完璧にするだけで本番で数点から数十点伸びてもおかしくないと思います。また、問題形式で勉強することが好きなので、そのことも相まってうかる!択一式は自分にベストな教材だったと思います。問題形式で勉強されるのが得意な方、好きな方にはぜひおすすめしたいです。
本試験が終わった後、SNSなどで過去問をどの範囲でどれくらいやるのがいいか、という話を目にしましたが、私は伊藤塾の厳選過去問集だけで事足りました。必要最低限かもしれませんが、少なくとも合格に必要な量の過去問は掲載されていると思います。回す回数を増やさないと知識が定着しないので、負担のない量を何回も回す方が大事だと思います。
司法書士試験の受験指導校を選ぶに当たり、私が重視したのは自分が勉強に集中する環境をどれだけつくれるかという点にありました。記憶が曖昧と感じた時に簡潔にまとまっていて、辞書のように使うことができるテキストがあること、過去問等の解説が良質であることがその判断基準でした。その意味では中上級講座のテキストは安心して使うことができました。合格年の演習は厳選過去問集を繰り返し、記憶が曖昧な部分は中上級講座のテキストで確認し、その反復で合格することができました。
テキストは絵や図が多く、法律初学者の私にもすんなり内容が入るテキストだったと思います。テキストの横に自分でメモできるようになっているので、講師の方々の指示や自分の言葉でまとめたとこを書いていました。
入門講座・Exceedコースどちらも受講してよかったです。特に入門講座では山村講師は「ここは覚えて当たり前」と時に厳しめに授業してくださったり、「関連して思い出せるか?」など受講していてギクッとするようなタイミングで復習ポイントを設けてくださったりしたのでメリハリのある勉強ができました。
高橋講師も、メモや頭に残る語呂合わせを紹介してくださって、本番も役に立ちました。いったん画面を止めてメモしてくださいという指示が多くあり、このメモは振り返りの際に法律の趣旨や方向性を覚えるのに非常に有効でした。
山村講師の答案構成をちゃんと学びたく演習コースを受講しました。構成用紙を活用できると、問題文中を探し回らなくなり、時間短縮。注意事項を書き出して最後に確認でき、忘れていた!ということも防げます。ブラッシュアップしてどんどん自分仕様にすることも学びました。帰ってから解答を書き起こすときにも便利です。模試で解答用紙をスマホで撮っている人がいましたが、本番ではどうしていたんでしょうか。
宇津木講師の択一の講義・テキストについて、今年度独学を選んだ私にとって、わからない時は戻ってくる場所、拠りどころでした。レジュメでの改正点もとてもわかりやすく説明もとても聞きやすかったです。
演習コースは、私にとってはなくてはならないものでした。というよりもし受けてなかったら今年もこれからも、合格はなかったと思います。それくらい合格にとって必要なものだった。 択一も記述も、3回回しました。やはり言われた通り繰り返しは必要。
最後の記述式は、総仕上げ、自分の弱点を再認識してそれが出題された時にすぐ結び付けられるようになる道標でした。必要な知識がぎっしり詰まっていました。
2年目に入り、どの講座を受講しようか迷いましたが、小山講師の講義がわかりやすかったのとSNSでの評判が良かったエクシードコースに決めました。
実際に受講してみて、1年目は理解できず暗記で乗り越えたところも、小山講師が入門コースとは別の切り口で説明してくださり理解できるようになりました。また、Zoomによるライブ配信でモチベーションも更に上がりました。
答練も受けました。答練の一番はじめのガイダンス(オープンスクール)で、合格者の池上さんのお話を聞くことができました。
ガイダンス終了後に教室で池上さんと少しお話をさせていただく機会があり、そのときに「合格に一番必要なことは何なのでしょうか、教えていただきたいです」と質問しましたら、「手を広げないことです。」とおっしゃいました。
そして、「手を広げないことは、簡単なようですがすごく難しいと思います。でももし最後まで手を広げずにいることができたなら、自分で自分を褒めてあげてもいいと思います。」と付け加えられました。
「手を広げない」ことが大事なのは何となく聞いていましたが、ここまでおしゃってくださるのだからこれは本当に広げてはいけないのだと思い、エクシードコースのテキストだけを何度も回すことにしました。
なんといっても山村講師の「入門講座」です。山村講師の講義は、時間当たりの情報量が濃いのですが、話すスピード、テンポなどのバランスがとても良く、情報がスッと入ってきます。
また、勉強を継続するための心構えや、メンタルの部分など、その時は「ふーん」くらいで、そこまで響かない言葉でも、後から、「山村講師の言っていた通りやん!」と思うことが多く、山村講師のことを金言製造機だと思い、一言も漏らさず聞くように意識していました。記述式対策は、「記述式答案構成力養成答練」を受講し、問題を繰り返し解きました。それぞれ3周解き終わる頃には解法が身につき、模試や過去問の問題(鬼門の令和5年度本試験を除く)を説いても、不動産・商業とも1時間かからずに仕上げることができるようになっていました。
宇津木講師のアドバンス講義は、徹底的な知識の絞り込みを行う、という方針で構成されていた点が良かったと思います。
知識の絞り込みにより、学習の時間がないという方でも、効率的に基礎を完成させることができます。また、時間がある方にとっても、基礎を固めたうえで、枝葉の知識をどこまで取り入れるか、というボーダーラインを引くことの役に立ちます。
令和5年度の記述式の問題で言えば、譲渡担保契約解除の登記や、民法392条2項による代位の登記、商業登記法における監査等委員会設置会社の登記などは、細かい知識であったと思います。これらの問題は、知識の絞り込みさえ行っていれば、解けない問題として時間を配分することができます。あるいは、知識を絞り込んだ上で枝葉の学習をしていれば、皆が解けないであろう問題を解けた、という自信につながります。
何れにせよ、私の学習においては、知識の絞り込みが合格をもたらしたものと考えています。
宇津木講師のインプット講座にはとにかく、精神面で助けていただくことができました。自分の境遇や気持ちを理解いただいたうえで、試験に必要なかつ十分な内容を提供いただいているという安心感が、やる気と継続するモチベーションの維持に大変役立ちました。
コンプリート記述式過去問講座は実際の本試験問題を教材にしているため、現場では困難で難解に感じた問題をゆっくり理解しやすく解説いただいたため、「なんだ、ゆっくり落ち着いてひとつずつ、かみ砕けば、たいしたことないや」という気持ちになり、本試験での記述式に対する不安の払拭や、自信の醸成に大変役立ちました。
伊藤塾を選ぶにあたり、講師の方々のご年齢層、YouTubeなどでお話されている内容を重視しました。というのは、司法書士試験は時代とともに年々変化しており、今の時代に合った学習法を指導していただけるところがいいと思ったからです。受講した講座は全て良かったですが、特に山村講師の答案構成で解く記述式の解法テクニックは目から鱗でした。この解法を知らなければ、3年での合格はなかったと思います。また、オンラインでほぼ毎日受講しておりましたので、耳あたりの柔らかい落ち着いた雰囲気の山村講師の語り口調はとても安心感がありました。
クイックマスターはテキストがとにかく秀逸でした。会社法、商業登記法、マイナー科目はクイックマスターのみで合格点まで引き上げたような感じです。クイックマスターのテキストは過去問と知識が見開きになっているので、問題を解いてピンとこないときは右側の表を覚えなおすインプットと、理解し覚えられているか確認のために左側の問題を解くアウトプットの反復が非常に効率よくできました。解説は表がメインで視覚的にも覚えやすかったです。さらに、小山講師の講義は印象づけしやすいように色々なお話を織り交ぜてくださっていたので、お話とともに知識が記憶に残りやすかったです。
民法と不動産登記法の択一は、宇津木講師のアドバンスコースのおかげです。過去問偏重の学習をしていた私は、ちょっぴりマイナーな過去問知識は正解できても、基礎知識の抜けが多く2年前の本試験では不動産登記法の不正解が全てAランクの問題という有様。危機を感じてアドバンスコースを受講、テキストを使った学習をするようになりました。
テキストは宇津木講師が講義で指摘した箇所にマーカーを引き、配布されたパワーポイントも貼りつけていたので、テキスト全部を同じ力加減で読む必要がなく、抑えるべきところを重点的に読み込むことができたのでとても使いやすかったです。
蛭町講師のディテールコントロールで合格点をとる講座の不動産登記法のワークブックと、アドバンスコースの商業登記法の記述式演習ケーススタディは毎朝に10~20分程度やっていました。1つずつが小さな問題なので短時間で取り組めるのがよかったです。繰り返すことでひな形や考え方のポイントが定着し本試験の大きな問題にも十分対処できるようになりました。疑問点は随時、択一のテキストで確認していたので、記述の練習が択一の勉強にもなっていました。答練には出てこないひな形やパターンを練習できたことで、記述問題への対応力が上がって今年の記述の答案が書けたと思います。
合格後を見据えた真の法律家を育成するとの伊藤塾の方針もあり、ただ表面的な知識を暗記するだけでなく、しっかり制度や趣旨を理解することを重視する点が良かったと思います。こうして理解中心の学習を進めると長期的な記憶となり、結果的に合格の近道になると感じました。
伊藤塾では全国公開模試しか受けていませんが、問題傾向が他校とは違うし、模試を現地で受けることにより周りの人達からの影響(鉛筆の音や貧乏ゆすり等)や、お昼時間の過ごし方、始まるまでに何の科目を最後に復習するか等本番の過ごし方の予行練習としてとても参考になりました。間違えた問題や、マイナー科目、法改正に関する問題は復習教材として活用しました。
YouTubeの過去問向上委員会における関講師の絶妙な語り口についつい惹かれて受講した「思考力」完成講座がとにかく強烈でした。当該講座は、中上級講座のカテゴリーとして謳われる通り、入門講座とは異なり全範囲を網羅する講座ではありません。実際、講座内でも「この分野は触れません。」と言われたことが何度かありました。
しかし、この講座を受講することで、触れられなかったはずの分野までもがいつの間にか理解が深まっているという驚くべき現象がたびたび起きました。答練や模試で、以前はよくわからずに解答していた問題が、自分の頭で答えを導きだせるようになっていたのです。
膨大な試験範囲に対して、理由付けで覚えていくことが重要とはよく言われますが、講義では、さらに一段階掘り下げた法律そのものに対する根本の考え方が、関講師自身の言葉で紡ぎだされていました。それが、試験問題という形で法律に対峙した時に、応用という形で花開いたのではないかと思っています。
伊藤塾の講座の中で、特に積み上げ点をとるために、役立ったと感じるのは、「択一登記法集中演習講座」です。講座では、不動産登記法、商業登記法の、細かい点まで知識を網羅してあったため、Aランクの知識からBプラスの知識までを確実に覚えるため、何度もテキストを繰り返しました。結果として、模擬試験等では、この講座を受講する前に比べて、不動産登記法は16問中、14問程度、商業登記法は8問中6~7問程度の目標点をコンスタントに得点することができるようになりました。
また、講座ではありませんが、noteで掲載されている「スキマで学ぶ司法書士」は、改正法の対策をするのに役立ちました。
伊藤塾の講座で最も良かったのは山村講師の答案構成力養成答練でした。私は記述式が苦手だったのですが、山村講師の解法を学んでから実力がつきました。特に山村講師が講義の中で「合格者はこういうところをしっかりやっている」と指摘して合格者のレベルを明示されるため、私は自分の足りないところがよく理解できました。
山村講師の入門講座です。それしか受講していません。初学者でしたが、最初からするっと理解することができました。テキストだけ読んでいても理解できないことでも、素人にもわかる内容でお話くださいます。
また、合間合間に勉強以外のこともお話も、よい刺激になりました。入門講座1本で択一から記述までカバーできるし、それで十分合格できる知識量だと思います。
伊藤塾の公開模試は金額が安かったので選びました。家計に優しく助かりました。
【2023年合格目標 プレ模試 】
3月に実施される模試ということで受講しました。この模試で自分の実力を見つめ直し、勉強方針を修正することができました。模試は6月に集中していますが、6月に自分のレベルに気がついても修正が難しいと思います。「直前期攻略のカギは直前期“前”にあり!」という謳い文句に惹かれて受講しましたが、これがなければ今年度合格はできなかった気がしています。
【2024年合格目標 記述式攻略コース 】
現在基礎編を受講中ですが、基礎を固めつつ改正にも対応しているので非常に勉強になります。今後実務に就いた際にも役に立ちそうなので、引き続きこの教材をもとに勉強したいと考えています。
入門講座は、勉強のモチベーション維持に最適でした。講義の中で勉強に対する心構えについての話も定期的にされますし、基礎力確認テストがあるので復習をするやる気が出ました。範囲が広い試験ですが、講師の方が重要なところを示してくださるので、メリハリをつけて復習しやすかったです。
また、カウンセリング制度はよく利用しました。自分なりに1、2ヶ月の勉強計画を立てて、それで良いのかカウンセリングで相談していました。勉強時間が限られる中、択一と記述の勉強の進め方や苦手分野への取り組み方など、基礎力確認テストや答練の点数を伝えて、具体的にアドバイスしていただけて、モチベーション維持と成績アップに大きく役立ちました。
2023年合格目標 司法書士入門講座 本科生 スリーステップコースが良かったです。勉強のスケジュールを事前に組んでもらっているので、そのスケジュール通りにしっかりと勉強するだけでよかったのが、とても安心でした。実際の勉強内容としては、講義・宿題のドリル・当該講義に対応する過去問・教科書の復習のセットをひたすら遅滞なくスケジュール通りに進めていくことを徹底していただけです。ちなみに過去問の勉強時は、伊藤塾の厳選過去問集のみ着手していましたが、問題なく合格できました。
プラクティカルコースを受講させていただきました。これがすごく私には合っていていたと思います。勉強時間があまりとれないので基本書を一から読んだりインプット講座を受講したりすることは途中で挫折するとわかりきっていたので、1問1答方式で知識をつけていきました。ただ基本書を読むというのは退屈ですし、頭を意識して使わないと記憶にとどめておくことも難しいからです。まず短文の問題を解けば、必然的に頭を使わなくてはいけないし、問題が解けなければ悔しいという思いから記憶に定着しやすかったと思います。また、3段階でレベルアップをしていく構成がとてもよかったです。途中で心が折れることもなく自然と実力がついていったと思います。このコースのテキスト以外のものは過去問なども含め何も手を出しませんでしたが、無事択一60問をとることができました。
私はアドバンスコースを主に学習しましたが、それ以外には、不登法・商登法の雛型集と2022年向けの高橋講師の択一登記法集中演習講座を学習し直しました。
【宇津木講師のアドバンスコース】
アドバンスコースは、ある程度早い時点で全ての科目の講義が配信されますので、私のように先に民法とマイナー科目をある程度やって、その後不登法と商登法を集中してやろうなどと自分勝手なスケジュールを考える人には使いやすいコースだと思います。また、私の場合、学習の範囲をあまり広げたくなかったので、直前期には、このコースでの学習を何回も繰り返して、確実に、かつ、できるだけ短時間で回答できるようになることに重点を置きました。(伊藤塾の講座はどれもそうなのでしょうが、)その時点での改正点やこれまでの出題傾向等を踏まえて(つまり出そうなところ、出ると受験生が弱そうなところを押さえて)問題構成されていますので、やみくもにたくさんの過去問をやるよりはるかに効率的だと思います。
【高橋講師・山村講師による記述対策】
高橋講師の「コンプリート記述式過去問講座」、山村講師の「記述式答案構成力養成答練」には大変お世話になりました。主に年明け以降、不登法1問と商登法1問の計2問を選び出し、組み合わせて時間を計りながら何回も繰り返しやりました。講義を視聴し問題を繰り返し解くことによって、あやふやな知識を確かなものとするとともに、問題の設定等から出題者の意図をある程度予想できるようになり、事案の整理を行ううえでも、また、時間の経過の感覚をつかむうえでも大変役に立ちました。
【高橋講師の択一登記法集中演習講座】
私にとっての午後の択一の最大の鍵は、不登法と商業登記法の強化にあると認識していましたので、2022年向けに受講した高橋講師の「択一登記法集中演習講座」を数回繰り返しました。不登法と商登法について、ある程度体系的にやり直すことができたことはとてもありがたかったです。
【北谷講師の雛型集】
記述対策のひとつとして、毎朝数問ずつ、不登法と商登法の雛型集を練習しました。最初は全問題をやり、次第に間違いが多い問題に絞って繰り返しました。地味な作業ですが、おかげさまで基本的な書き方については、あまり時間をかけないで書けるようになりました。
【質問に対するスタッフの皆様の丁寧な御回答】
講義や演習でわからない点、確認したい点があれば、積極的に質問しました。「えらく細かいことまで質問して面倒な人だなあ。」と思われたかもしれませんが、伊藤塾のスタッフの皆様にはわかりやすく、丁寧に回答していただきました。おかげさまで、記憶力が衰えつつある中で、質問した事項については記憶がきちんと残りました。
4回目の受験での合格でしたが、4回目の受験のための勉強ではじめてZoomカウンセリングを受けました。不合格の決まった10月から毎月、宇津木講師、高橋講師のカウンセリングを隔月で受けていました。それまでの勉強では過去問をほとんどしていなかったのですが、択一、記述とも過去問に取り組むことをアドバイスいただき、実践しました。また、それまで模試は伊藤塾のみを受けていたのが、他校の模試を受けることもアドバイスいただき、実践しました。模試は全7回受け、本試験の模擬体験を多くでき、またプレ模試を除いた6回中A判定が5回、B判定が1回と、自信をもって本試験に臨むことができました。Zoomカウンセリングは、自分自身では発想できなかった勉強法を伝授いただき、合格の大きな助力となりました。もっと早く受けていればよかったと思っています。
平成29年から令和3年までの5年分の年度別過去問を伊藤塾で購入していたのですが勉強のやる気がない日でも、年度別なら短時間で全教科に触れられる為重宝しました。
これがなかったら令和五年の記述の連帯債務者の相続が書けなかったと思います。
プレ模試の不動産登記記述で出た論点も本試験とバッチリはまった為本当に助かりました。私は、名変はどうしても1件目に入れるイメージが先行していたため、模試で問われてなければ2件目に名変を入れることを本番で悩んでしまったと思います。
不安だった改正法もプレ模試、公開模試ともに択一で改正法もしっかり出してくれるので、改正法の貴重なアウトプットの機械になりました。
伊藤塾の講座は多種多様で色々なニーズの人にあった様々な講座があったため私自身も合格に至るまでたくさんの講座を受けました。
講座自体はどれも素晴らしかったのですが、私が一番おすすめしたいのは「カウンセリング制度」です。
どの講座を受講するにしても、その時の自分に何が足りないのか、何をすべきなのか、合格への正しい道のりに軌道修正してもらえます。
「自分が良かれと思って進めている勉強方法が自分自身に合っていない」ということは往々にしてあることなので、ぜひプロのアドバイスを受けてほしいです。
自分は、プラクティカルコースを受講しました。この高橋講師の講義が自分には合っていたと思います。
基礎は、テキストでわかっているつもりだったのに、理解していなかったことに気がつきました。基礎講座では図と表を用いた解説で無理のない勉強ができます。
このプラクティカルコースの基礎講座はストレスなく3回程回しました。
もともと記述式が苦手なため「うかる!記述式」を受講したのですが、通常の1.5倍の問題量を解ききる、と言うことで非常に濃厚な問題が設定されていましたが、この問題を解ききり、試験直前に5回繰り返したことは、自分にとって非常に自信となりました。また同時に受講した「うかる!択一式」は直前期において予想論点を確認でき忘れかけていた論点を呼び起こすのには非常に良い講座でした。(高橋講師の言われた以上、5回解き直しました。)
伊藤塾を利用した中でよかったのは、厳選過去問集です。司法書士試験においては広く浅い知識はむしろ逆効果であり、範囲を狭めたとしても確実な知識こそが求められます。厳選過去問集では、各論点において重要な問題がピックアップされているうえ、必要に応じてオリジナル問題が入っています。そのため厳選過去問集を回すことで、まとめ本のように論点の総ざらいをすることができます。最終的に肢の全てを理由とともに理解することができるようになれば、過去問については厳選過去問集だけで十分網羅できます。
伊藤塾の全国公開模試は本当によくできています。今年の分と去年の分、合わせて6回分の模試、プラスその前の年のプレ模試を学習して 本試験に臨みました。
伊藤塾の模試は解説が丁寧なこと、関連事項や合わせておさえておくべき事項などが指摘されていて非常に役立ちました。私のような独学学習者は自分の勉強内容が合っているのか常に不安ですが、伊藤塾の模試である程度得点できたことから、自分の学習の仕方が間違っていなかったと自信をつけることができました。同時に、学習していなかったところ、忘れているところも明らかになり、大いに活用させていただきました。
伊藤塾の入門講座・中上級講座を受講させていただきましたが、特に良かったと思うのは中上級講座で、テキストの多くの部分が表形式にまとめて整理されているという点です。過去問で間違えた部分等を確認する際に見つけやすかったのと、その関連知識まで比較して表形式でまとめてある場合が多いので関連知識も同時に覚えることができました。良い覚え方ではないのかもしれませんが、問題を解いていて記憶が曖昧な部分を「テキストのあの表のこの部分に書いてあったな…」と視覚的な記憶でなんとか解答することができた、という場面もありました。ただ、それも繰り返していくうちにだんだんと知識として定着していくのでひとつの手法ではあるかなと思います。
あとは、関講師の思考力完成講座です。これは、一度学習してただ暗記していた部分を理由まで解説してくださることがあるので「そういうことだったのか…!」と、より深く理解して楽しむことができました。
択一式厳選過去問は、収録された問題数が合計1000問とコンパクトにまとまっているものの、ほぼ全ての重要分野を網羅しており、解説も丁寧だったので、とても重宝しました。1日40問ずつ解き進め、本番までに4周しました。
直前期は、直前パックに助けられました。択一編は出題可能性の高い分野がまとめられており、学習にメリハリをつけることができてとても便利でした。
記述編は、3回分というみかけの数からは想像できない分量の多さで、これを数回繰り返すだけでかなり記述の実力が身につきました。記述への不安が解消されたのはこの講座のおかげだと思っています。
2023年度講座では、プレ模試、全国公開模擬試験、うかる!択一式を受講させていただきました。模擬試験は受験者も多く本試験を想定したような内容が出題されいい経験になりました。うかる!択一式に関しましては、今年の大事な箇所についての力がつくような問題演習ができ役に立ちました。また、不合格の場合に備えて2024年合格目標の学習経験者向けExceedコースを受講していましたが、3300の教材を使っていた私としては凄く勉強しやすく良いコースだと思います。
伊藤塾では公開模試を活用させていただきました。まず何より他社の公開模試と比べてコスパが圧倒的に良いため、助かりました。また、お値段がお安いだけでなく、内容としてもちょうど良い難易度となっており、本試験の雰囲気を体験することができ、ペース配分等の良い練習になりました。また模試の後の解説の講義は長すぎないため、模試で疲れた後でも復習しやすかったです。また、YouTubeでの10分講義も活用させていただきました。勉強で疲れた時もYouTubeで講義を見るだけならできるので、助かりました。講義の内容も基本的なことでありながら、痒いところに手が届くような内容で普段の学習の確認の到達度の確認をすることができました。
公開模試と口述試験マニュアルを使わせていただきました。3年間他校のテキスト、公開模試を利用して独学で勉強していたのですが、何か足りないような気がして、伊藤塾の公開模試の申込をしました。他校よりも伊藤塾の方が内容が難しく、より本番の試験に近いと感じました。公開模試は1社だけではなく受けられるだけ多く受けた方が良いと思います。口述試験マニュアルも本番で聞かれたほとんどの内容がマニュアルに載っていたので大変助かりました。
ここ2年ほど新型コロナの影響もあり控えていたのですが、伊藤塾の全国公開模試は受講することにしていました。一番最初に受けた時、記述式の問題で相続と取得時効(フィクション説~の出題です)を絡めた出題があり、当時は全く歯が立たなかったのですが、解説を読み、大変緻密に練られた出題であること、そしてそれに大変丁寧な解説が付されていることに感動しました。たった一問の出題ではありますが、私の登記法に対する理解度を大幅に向上させてくれ、その後苦しいながらも登記法の勉強を楽しくしてくださったのはあの時の問題だったと思います。
山村講師の入門クラスはとてもわかりやすかったです。
テキストはわかりやすくまとめられていたため、何度も戻って見直しました。
山村講師の答案構成力養成答練の記述問題の取り組み方はわかりやすいし、とても勉強になりました。
自分で工夫しても良いとおっしゃられていたので、自分で時短方法を考えるのは面白かったです。高橋講師のプラクティカルコースは勉強の反復作業が取り組みやすかったです。
アドバンスコースではテキストがコンパクトだったので何度も繰り返し読むことができました。一回ごとの講義時間が短かったので仕事で疲れている時でも集中して勉強できました。また、テキストでわからない所や気になった所をスマホに取り込んで毎日ちょっとした時間に見るようにしていました。うかる!択一式とうかる!記述式は予想論点がまとまっていてとても助かりました。
厳選六法は法律ごとにばらして使えるので便利でした。テキストで引っ掛かった条文があるたびに確認ができたのでよかったです。口述試験の際も、必要な条文を抜き出して最終チェックに使っていました。厳選過去問は、本当に必要な知識がコンパクトにまとまっており、やりこめば相当な力が身につくと思います。また伊藤塾の模試はプレ模試含めて3回分が6,000円で受講できて、うち2回は記述の添削もしてもらえて、本当にお得でした。難しさのレベル的にも適切な水準だと思います。受講生以外も受けることを強くおすすめします。ペースメイク記述式のテキストは、登記申請書のひな形を覚えるのにも使用できました。
受験勉強をするなかで意識したのは、テキストに情報を一元化し、そのテキストを徹底的にやり尽くす、ということでした。過去問を解いて大事だと思った情報はテキストに書き込み、また、講義で使用したパワーポイントも必要だと思ったものについてはコピーして貼り付けるようにしていました。そのほかにも、過去問を解いたらテキストに戻り、該当する記述には緑のマーカーで下線を引いていました。こうすることで、テキストのどの部分が過去問知識なのか一目でわかるようになりますし、下線を引いた箇所を読めば過去問を解いたのと近い効果も得られるので一石二鳥だと思いました。なかでも、講義中に講師がマーク指定をした部分と下線とが重なっている箇所は特に重要な知識だと思ったので、意識して覚えるようにしていました。ある程度テキストだけでも勉強が完結できるようテキストを加工し、情報を一元化しておいたことは、特に直前期において役立ちました。
1年目は入門講座山村コースを受講しました。どこの受験指導校を受講しようか迷っていましたが、山村講師の講義がとても丁寧でわかりやすく、話のテンポも私に合っていたことから受講することに決めました。入門講座は1年以上受講するのでモチベーションの維持が大変ですが、講義の合間に山村講師がメッセージを送ってくださり、それが励みとなりました。1年目、2年目は択一式の点数が基準点割れで伸び悩んでいましたが、その突破口になったのは択一実戦力養成答練でした。答練の解説で宇津木講師が指摘された箇所を中心に何度も復習をしました。すると、択一式で基準点を超えられるようになり、点数が安定してきました。そして、過去問を解いてもどれが重要な肢なのか、自分でも判断が付くようになりました。
兼業受験生の方など時間がない方におすすめしたい講座が、「サクッと攻略!マイナー科目直前講座」です。私も兼業受験生でしたので、平日の勉強時間は2~3時間程度に限られており、どうしても主要4科目の学習が中心となっていました。この講座は30分程度の講義で30テーマに絞られていますが、主要論点がカバーされており復習に役立ちました。受講後はこのテキストと厳選過去問集を使い、昼休み中に復習をすることで頻出論点を抑えることができました。
『択一登記法集中演習講座』:登記法に苦手意識があったので、択一登記法尽くしのこの講座の問題をひたすら繰り返しました。最初のうちはたった100問の正誤問題にも時間がかかり、へとへとになっていましたが、3回目くらいからだんだん、苦痛が減ってくることを感じました。ある程度の量を集中的に反復すれば、苦手は克服できる!ということを体感した講座でした。登記法への恐怖心が薄れたのは、この講座のおかげです。
去年までは別の受験指導校を利用していて、今年はじめて伊藤塾の直前講座を受講しました。
去年から必出3300選を利用していて、テキストの構成を見慣れていたこと、今年の出題予想論点に絞った内容だったことが決め手です。
特に高橋講師の講義はとてもわかりやすく、しっかり理解できた論点が多くありました。直前期に全部やろうとして時間が足りなくなることが課題だった私には予想論点に絞った直前講座はとても合っていて、この講座に出会えたから今年合格できたと思っています。
伊藤塾で一番良かった点はメールでの質問フォロー制度でした。通信講座で一人で勉強していたので、疑問点の解消が一番の不安材料でしたが、その点安心して勉強を続けることができました。私のつたない質問にも的確かつ丁寧に返答が届きましたし、質問に回答をしてくださる方の負担を思えば正直有料でもよいのではと思うぐらいの制度だと思います。質問の回答を担当してくださった方には感謝してもしきれないぐらいの気持ちでおります。
講座に関しては、2021年向けで受講した思考力完成講座が良かったです。中上級講座は合格に必要な全ての論点を網羅・整理して提示するような講座が大半だと思いますが、思考力完成講座は重要論点を制度趣旨からしっかり解説してくれる異色の講座でした。おかげで学習が暗記ばかりの単純作業に陥ることなく、講座で扱った論点を理由付けとともに強く印象付けることができたと思います。ただ、全ての論点を網羅している訳ではないので、入門講座のテキストを併用するか過去問や答練模試の演習で細かな論点を埋める必要はあると思います。
YouTubeの過去問向上委員会も併せて視聴していました。
今年は過去問に関して年度別過去問10年分以外は厳選過去問集だけで臨みました。択一過去問ブラッシュアップ講座も併せて受講しましたが、学習が単に掲載問題を解いて間違えた問題を繰り返すということにはならず、質問で疑問点もしっかり解消できましたし、未掲載の論点は講座で使うブラッシュアップシートや模試、まとめ集で埋めることができ、それで必要十分だったと思います。
本試験の択一は午前32、午後29の結果で目標だった60点を超えることができました。
Exceedコースの択一総整理編テキストで苦手だった択一式の不動産登記法総論を克服することができました。テキストがコンパクトで知識が新鮮なうちに周回を重ねられたことで各制度への理解が深まり、混同しやすい制度間同士でも異なる部分に気づくことができ、まさに知識の総整理をすることができました。
また、私は受験経験が浅かったので択一式・記述式ともに基礎に不安がありましたがExceedコースでは基礎から答練・模試レベルまで広く試験範囲をカバーしているので安心して講座を受講できました。合格に必要な講座・教材が1つのコースに揃っていたので学習計画を立てやすい点でも非常に助かりました。
特によかったと思うのは、質問制度です。「疑問をかかえ、もやもやしたまま学習を進めるのはよくない。疑問は早期に解消しよう」という趣旨の案内を読み、形だけではない、本当に受験生思いの姿勢を感じました。実際、商業登記についての疑問に何度も懇切丁寧な解答をいただいきすっきりしました(実務のうえでも即役立つ内容で助かりました)。他にも、講座の半ば頃に、受講生から募った質問に答えるZoom質問回があり、自分では思いつかない他の受験生の疑問点が共有できる場としてよかったと思います。
それはもうたくさんたくさんあります。
・伊藤塾の学習方針ですが、Aランク知識を絶対的知識とし、出題可能性の低い知識については学習時間を割かない、といった方法がとても強く反映されています。知識の量を絞ると、不安にこそなりますが、あいまいな知識はマイナスとしか働きません。その考えをとても強く擦りこんでくれました。
・合格年度は思い詰めていることもあり、年明けからとても精神が不安定になります。そんな時はカウンセリングを通してクラスマネージャーの方に支えてもらえます。私は毎月定例報告をしていました笑
・教材、好みこそありますが、PDFでスマートにまとまっており、アプリを利用し、暗記にやくだてることができました。
・厳選過去問集により問題の本番慣れや難易度を把握し、基礎的問題を焼き付けることができ、そのまま答練の時期になると高得点を獲得することができ、自信につながりました。
最後の年以外は、模試や単発の講座は受講していましたが、ほぼ独学であったため、法改正の情報を自分で集めていましたが、受講したアドバンスコースでは、初回に法改正の講義が纏められており、周辺の知識も整理できたので、かなりの労力が節約できました。
試験直前期にも最新の法改正情報を提供いただけたので、安心して臨むことができました。
髙橋講師のプラクティカルコースになります。
そのプラクティカルコースの特によかったと感じた点のひとつにテキストの読みやすさがあります。
都度趣旨・理由付けがフォント違いでなされており一目でわかるため、趣旨を抑えたいと強く思っていた私にとって非常に取り組みやすいものとなっていました。
講義でラインの箇所が指定されるのでより重点的に取り組む箇所をしっかり把握できます。また文章の表現や改ページの切り方など細やかな気遣いを感じとても読みやすいものとなっています。
私はプレ模試と全国公開模擬試験を受講しました。
二回目の受験までは伊藤塾の模試を本試験直前期に解いても、他社の模試よりもあきらかに点数が低く、合格点には程遠いものでした。
そんな私が、今年は伊藤塾の模試で午前、午後ともに30問前後正解し、去年までは自分が合格レベルになかったのだと気づきました。とても本試験に近く、直前期の自分の今の立ち位置を知るために、すごく役に立ちました。解説も細かく、比較の図表や、改正情報などもありがたかったです。
自分はオンライン受講していて対面授業は受けていなかったので、現地の授業のことはわからないですが、伊藤塾のいいと思った点は、テキストがとてもわかりやすいという点です。他の受験指導校や参考書のことはわからないですが、テキストはぼろぼろになるまで読み込みました。テキストの他にも実力チェックなどの復習問題も大事な点の復習に役立ちました。また、オンライン授業は1コマの授業時間があまり長くなくて、少しの時間でもできるのは助かりました。講師の方も授業中は大事なところとそうでないところのメリハリをつけていて勉強しやすかったです。
【入門講座】全11科目の知識だけでなく、試験との向き合い方からメンタルまで、この試験を乗り越えるための揺るぎない土台を作ることができました。私は1回目の受験と2回目の受験の間が10年空いていますが、2回目の受験の時は改正点を除いてインプットのやり直しはしませんでした。10年前に入門講座で作った土台があったので、過去問を解きながら思い出すことで十分対応できたからです。全ての根幹となる基礎基本は、試験に合格するためだけでなく、その先の実務においても大切なものだと思います。テキストが何冊もあったり、最初は覚えることが多かったり、勉強が大変だなと感じる時もあるかと思いますが、「一生モノの土台」を築いていると思えば乗り越えられるはずです。私の合格はこの講座なくしてあり得なかったと言えます。
【ペースメイク記述式】1回20分の講義なので、働きながらでも無理なく毎日続けることができました。20分なのに内容がとても濃いので、記述の対策だけでなく択一対策にもなります。この講座を通じて、蛭町講師がおっしゃる「登記は実体を映す鏡」の言葉通り、しっかりとした実体判断があっての登記申請であることを意識するようになりました。毎回予習問題があるので、自分ができていない点を明確にしたうえで講義を見ることができるのも良かったです。テキストと復習問題は雛形集としても使っていました。
【プラクティカルコース】択一集中演習講座はアウトプット中心なので、この講座の問題を繰り返し解いていると合格レベルの力が自然と身についていました。講座の中で「別途過去問演習はしなくても問題ない」という説明があったものの、本当にそれで大丈夫なのか不安でした。でも、総合演習回の問題がほぼ完璧に解ける状態に仕上げて、本試験で十分な点数を確保することができたので、この講座の教材だけで何も問題ありませんでした。解説講義は制度趣旨に立ちかえって理解することに重点を置いているので、暗記に頼ることがなく、自分の力で正解にたどり着く力が付きました。
そして、コンプリート記述式過去問講座では、解き方の解説だけでなく、合格者が実際にどこまで書けていたのかといったところまで説明があります。「合格答案」を作るための明確な基準が示されることで自分の現状と合格までの距離がわかり、「合格するために足りないもの」が見えてきます。そうすると、ただ闇雲に復習するのではなく、自分の弱点強化に特化した復習ができるので、「書けば書いた分だけ自分の力になる」ということが実感できました。
【択一実戦力養成答練】問題のレベルが本試験に近かったです。出題が予想される分野から改正点まで網羅されているので、直前期に入る前に知識の総点検ができました。解説講義ではポイントとなる知識についてコンパクトにまとめた「解析レジュメ」があり、重要な箇所のマーク指定もしてくださるのでとても助かりました。直前期には解析レジュメを再度読み、そこに載っている確認問題を解いて、重要知識の抜けや漏れがないか確認していました。毎回復習の優先順位をランクで示してくださったり、解説冊子に載っている表や判例についても絶対に押さえるべきものと一読程度で構わないものを区別してくださったり、メリハリをつけた復習ができるように指示があるのも、勉強時間が限られる兼業受験生にとってはありがたかったです。
【記述式答案構成力養成答練】不動産登記・商業登記ともに本試験レベルの良問揃いです。解説講義を見ながら、「うわーやられた」と何回言ったかわかりません(笑)問題のいたるところにポイントが散りばめられているので、毎回とにかく集中して、本試験のような緊張感を持って取り組むことができます。ただ問題を解くだけではなく、戦術面を考える力も鍛えられるので、本試験の極限状態でも「どこで勝負するのか」という正しい判断が一瞬でできるようになりました。
答案構成は自分の脳内、いわば思考回路が可視化されます。私は自分で作成した答案構成を見ながら解説講義を聞いて、きちんと判断できている点とそうではない点、連想できている点と見落としている点などを明確化するようにしていました。解説冊子は指示があるまで見ることができないので、問題演習から解説講義までずっと思考が途切れないことも良かったです。
その後、間違いノートを作成する、ケアレスミスをケアレスミスで終わらせないための対策を講じる、どうしたら気づくことができなかった連想ポイントに気づけたのか自分なりにしっかりと考える、少し期間を空けてもう一度同じ問題を解くところまでが私なりの復習の1セットでした。
そして、山村講師からの問いかけには全てきちんと答えられるようにしてください。私は逃げ回っていた年と答えに詰まっていた年は不合格でしたが、合格した年は全て完璧に答えられていました。
【最後の記述式】直前期になっても克服できていない苦手な箇所を徹底的に鍛え上げるためにこの講座を活用しました。私は商業登記で事業年度を変えられてしまうと途端に役員の任期計算ができなくなっていたので、この講座で一度基礎基本に立ち返りました。テキストに載っていた練習問題を繰り返し解いて考え方を理解したことで苦手分野が得意分野に変わり、「今年の試験ではかなり複雑な任期計算が聞かれても絶対答えられる!」と思えるくらいになりました。他にも、連想と検証がきちんとできるようになっているか、基本的な雛形がちゃんと書けるかといった「絶対に落とせないポイント」の総点検ができるので、意外な抜け・漏れがあることに気づき、良い復習になりました。テキストは1冊ですが、その1冊に大切なことがぎゅっと凝縮されています。
【カウンセリング】最後の2年間はインターネットクラスで勉強していたので、受験仲間がいない環境でした。1人で勉強していると、自分の勉強や目標設定は正しいのか判断する基準がなく、知らず知らずのうちに誤った道を進んでしまっていることがあります。そうならないために、第三者の目線でチェックしていただくことが重要だと思います。そのためにはカウンセリングが有効な手段です。
私は中上級者になって自分自身に課すハードルをどんどん上げてしまい、「合格ラインを超えるための正しい努力」を見失っていました。自分では全く気づいていなかった点ですが、カウンセリングで山村講師にご指摘いただいたことで軌道修正ができ、気持ちも楽になりました。
こんなことを聞いてもいいのかな?とか、ちゃんと伝えられるか心配、と思っている方はぜひ一歩踏み出してみましょう。人見知りかつ引っ込み思案な私でも大丈夫でしたよ!
【択一式厳選過去問集】問題数が絞り込まれているので、繰り返し解くには最適な量でした。過去問はたくさんの問題を解けば良いというものではなく、良質な問題を繰り返すことが重要だと思います。学習チェック表が付いているので、間違えた問題はそこにチェックを入れ、直前期はチェックの数が多いものから優先的に取り組むようにしていました。また、26穴仕様なので間違えた問題だけを抜き取り、正解できたら元に戻すことで、最終的に自分オリジナルの「苦手問題集」ができ上がります。これを超直前期に再度見直して「正確な知識」として頭に詰め込むことに取り組んでいました。
【YouTube・note】「過去問向上委員会」は過年度のものも含めてよく見ていました。自分で過去問の解説を読んで分かったつもりになっていた箇所でも、関講師の解説を見ると新たな発見や気づきがありました。答えにたどり着く過程の思考プロセスもわかるので、ただ動画を見るのではなく、自分でも一緒に考えながら見るとより効果的だと思います。登場する過去問は択一式厳選過去問集に載っているので、問題集と連動させて復習として動画を活用する方法もおすすめです。
noteは北谷講師の「質問知恵袋」には大変助けられました。問題の解説を読んでもいまいちピンと来ない、もう少し詳しい解説が欲しいと思ったことは、たいてい質問知恵袋に載っていました。受験生がつまずきがちな所をわかりやすく解きほぐしてくださるので、初学者の方だけでなく、中上級者の方でも「そういうことだったのか!」と思える点がたくさん見つかるはずです。
択一実戦力養成答練では、宇津木講師が問題ごとにランク指定、またレジュメの重要な箇所をマーク指定してくださるので、復習が効率よく、素早く終えられました。
また、特に便利だと思ったのが、伊藤塾の講座にはPDFデータが付いてくるところです。私は家以外の場所で勉強する機会が多かったので、持ち運ぶ荷物を軽くするためにペーパレス学習をしていました。PDFデータをタブレットに入れて、いつでもどこでも確認できるようになったので、タブレット1台あれば事足り、学習効率が高まりました。
山村講師の入門講座を受講させていただきました。山村講師の講義は理解、暗記、演習という受験勉強における全ての過程で助けになるよう緻密に練り上げられた講義です。
理解の段階においては、講義ではテキストに載っている知識全てに触れてもらえるので、自分の力で読み解く過程を省略することができました。そのため、その分の労力や時間を暗記や問題演習などの復習に使うことができました。
暗記の段階においては、暗記個所をピンポイントで指摘してもらえるので、知識を定着させる軸になったり、その知識だけで本試験の得点につながったりしました。
演習の段階で役に立ったのは、講義内で教えていただいた「連想」という特有の思考方法でした。これにより、本試験でのチェックポイントの見落とし軽減や、問題検討の起点になり記述式の攻略ができました。
さらに、講義中にメモを取るように指示された「名変チェック」などの合言葉も合格につながったと思います。本試験では不動産登記の順番で迷い手が止まってしまいましたが、山村講師の講義中の言葉が頭を過り、結果的に正解を書くことができました。
入門講座については、法律初心者でもついていけるように、本当に一からわかりやすく解説してくださるのでそこがすごく良かったです。また、厳選過去問集がとても使いやすかったです。司法書士試験において過去問は重要ですが、全年度分掲載されている過去問集では、一周終わらせるのに時間がかかりすぎてしまいます。厳選過去問集は一周するのに時間がかかりすぎないので、何度も繰り返すことができ、本当に必要な知識を確固たるものにできると思います。
宇津木講師の「アドバンス講座」です。会社員の私の中にとって「とにかく薄いテキスト」であることが何よりも重要でした。また、自分はどちらかというとインプット型でしたのでテキストを回せるかどうかを重視しました。マイナー7科目が1冊に、会社法・商業登記法が1冊にまとまっていること、不動産登記法のテキストの薄さは秀逸だと思います。忙しい会社員にとって、分厚いテキストの読み込みはストレス、時間泥棒でしかないと思います。その点、アドバンステキストには必要最小限の情報が示されており、これを何回も回すだけで基準点は確実に超えられると確信しています。漏れている箇所もあるにはありますが、その点は補足で書き込みを行い、答練で補完すればいいと割り切れば十分です。自分だけのテキストに仕立て、愛着を持てるようにしていきました。直前期には「この論点ならこの辺り」とページをめくるとそのページが示せる位、繰り返し読み込んでいました。また、補足のパワポレジュメの破壊力は抜群です。時間が取れないときは、パワポレジュメを見、そのページに書かれている論点を空で考え目視で答え合わせをするというように使い、インプットしながらアウトプットを行うように意識していました。また、過去問は「伊藤塾セレクション」を使用しました。私は2023年合格ですが、2020年度のものを使用しておりました。つまり過去問の買い替えはしていません。過去問を買い替えるかは悩ましいと思いますが、過去問にない論点や改正点は答練で十分補完できます。それよりは、「自分はこの過去問を完璧にする」と決め込むことの方が大事だと思います。過去問もテキストと同様、効率の良さを求め、主要な論点が必要最小限記載されているものとして選定しました。厳選過去問集を否定する派もありますが、私は厳選過去問集と愛着のあるテキスト、答練、年度別過去問があれば必要十分と考えます。「できるだけ多くの論点を潰さなければ勝てない」という妄想は捨てるべきです。本試験は結局基礎です。マイナー論点は合格者でも解けません。また、その場で考えても何とかなります。ある程度基準点に毎年掛かっている受験生ならば、エッセンシャルな論点を「確実に得点」することに意識を集中させるべきです。
私は記述式が鬼門でしたので合格年は記述式対策にも力を入れました。そこで年明けから山村講師の「記述式答案構成力養成答練」を年明けから直前期まで各演習問題を3周させました。問題数をこなすのではなく、忘れた頃に、同じ問題を解きなおして繰り返すことが効果は高いと思います。記述式は思うに知識量ではなく、「作法」や「反射」だからです。実は、私は不合格の年はずっと答案構成用紙を使わない派でした。しかし、得点の乱高下がマチマチであることが課題でした。そこで合格年に抜本的に記述の戦術を変更する決意をし、答案構成用紙を使うという方向にシフトしました。これは大変勇気のいる決断でした。これまでの自分と決別することを意味するのですから。ですが、山村講師は例えば根抵当権の元本確定事由など「合格者ならば分かって当たり前の論点ですよ」と言いながら、講義内で何回も繰り返してくれました。逆に言えば「これが空ですぐに言えるようになることが合格への道なのだ」と信じることができました。また、答案構成をしっかりとすることでこれまで確認漏れをしていた論点を視覚的に表記して実体判断を行うことができるようになり、枠ずれ、見落としの恐怖感が次第に払拭されて行きました。
私が数多くの講座を受講しましたが、その中でひとつ挙げるとしたら間違いなく関講師の思考力完成コースです。私は伊藤塾で学習する前は暗記に頼った学習のせいで基準点付近には到達することはできたのですが、そこから点数が全く伸びず、学習自体のモチベーションも上がらずに途方に暮れておりました。そんな時出会ったのが思考力完成コースでした。この講座は受験生が苦手とする分野や混同しやすい分野を制度趣旨、考え方を伝授してくれる講義ですので毎回毎回が本当に有意義で刺激的でした。私が合格できたのは間違いなく思考力完成コースがあったからだと言っても過言ではないと思います。
具体的な講座の利用法としましては講義を聞いた後は手持ちのテキスト、過去問に戻って該当分野をチェックして講義の内容が身についているかと実際の問題を解いて答えを導きだせるかどうかを確認しました。
私は伊藤塾のプレ模試と全国公開模擬試験を受講していました。
伊藤塾の模試はリーズナブルな価格ということもあり、多くの受験生が受講するため、順位や自分の立ち位置などが正確にわかります。
模試は様々な受験指導校で行われていますが、伊藤塾の模試は本試験に形式も難易度もとても近く、本試験に向けての良い練習となりました。
特に記述式の解説や丁寧でわかりやすいと感じました。
記述で間違えたところも、解説を見て深く理解をすることができるようになったため、同じ間違いを二度とすることがなくなりました。
購入した講座はどれもたいへん参考になりましたが、振りかえって一番助かったのが直前期の髙橋講師の「うかる択一式!~出題予想演習~」です。私は直前期の使い方がいつも偏りがちでうまく学習できている感覚があまりなかったのですが、この講座は出題予想分野の択一演習をしながらもインプット知識やその法律の趣旨まで網羅できるので、直前期は何周もやりこみましたし、実際本試験でもかなり役立ったと考えています。また伊藤塾の厳選過去問集も、過去問だけでなくオリジナル問題や改題もあり、改正分野にも対応するためのよい学習ができたと考えています。
中上級での北谷講師の講義は、わかりやすくかつ効率的で、択一の基礎力から応用力まで実力を伸ばすことができました。入門テキストは中上級向けとしても十分な網羅力があり、過去問番号が探しやすい点も良かったです。
中上級の答練は、実戦的な実力をつけるのに活用させていただきました。
択一は内容の充実と、宇津木講師の効率的な解説が良かったです。
記述は、山村講師の答案構成力ではじめて「現場でどう考えどう向き合うか」を学びました。筒井講師、杉山講師の作成される質の高い問題には、難しさと同時に楽しさも感じさせてもらえました。
模試は、プレ模試を含め合格の年まで毎年受験しました。他の受験指導校と比較しても、本試験の出題傾向に近い内容で、学習の進捗を測るのには最適だったと思います。
私が受講していたexceedコースは、択一総整理講座のテキストが自分にとってすごく助かりました。このテキストと小山講師が講義の中で知識の制度趣旨や理由を説明してもらえるので知識の定着ができました。そして市販テキストと違い、試験に問われる重要知識がしっかりと書かれていて、過去問学習ではじめて見る知識が合格者なら当然知っている重要知識なのに自分は全く知らないという状態を解消してくれました。
記述式も問題数を絞るけれど記述式を効果的に学習できようにされていて良かったです。その中で記述を書ける状態にしながら、記述式でどこを書けば点数が取れるのか、時間かけても点数にならない部分なども教えていただき、完ぺきに書こうとして時間切れを本試験で何年も繰り返していたことも解消できました。また問題文の読み方なども丁寧におしえてもらい、時間内で記述式が解けないという状態を解消できました。
過去問学習においては択一総整理講座をしっかりやることで対応できました。インプットとアウトプットができる択一総整理テキストのなかで知識が載っている部分についてのどう問われるのかを一問一答形式のところで指摘してもらうので、違う角度から知識の確認もできて、知っている知識なのに間違えてしまうことも減らすことができました。
記述式で登記を省略できる場面についてよくわからない所を伊藤塾のnoteにわかりやすく書かれていて助かりました。
講座ではありませんが、「うかる!司法書士シリーズ」の「うかる! 司法書士 必出3300選」は、重要論点が視覚的にはっきり色分けされており、かつ表も非常にコンパクトにまとまっており、分量も手頃なことから、最も活用したテキストになりました。細かい字で書かれていないので、通勤電車の中でもスマホを横向きにして拡大しながら毎日確認していました。また、「厳選過去問集」は、その名のとおり、本当に良く考えられて問題がセレクトされていますので、過去問学習の省力化に役立ちました。膨大な過去問を全て解くという作業は、特に学習の初期では進捗の度合いも遅く、精神的に苦痛になります。やはり厳選された論点を繰り返し、優先して理解することが精神衛生上も良いのではないかと思います。
伊藤塾の演習コース(択一実戦力養成答練/記述式答案構成力養成答練)を受講して合格しました。渋谷の教室で毎週演習を受けることができ、とてもよいペースメーカーになりました。答練受講後、繰り返し自宅で問題の解きなおしや復習ができたことがとてもよかったです。解説冊子をつかって、反復した問題演習ができました。宇津木講師、山村講師の解説も非常にわかりやすく、助かっておりました。また、法改正にも対応してくださっていたため、安心して受講することができました。出題予想も非常に助かりました。
私は暗記が得意ではなく、図表や比較表を見ても理由や理屈がわからないと記憶に残らないタイプでしたが、関講師の思考力完成コースで制度趣旨などをじっくり学べたことで、点と点がつながっていき、苦手だった会社法・商法・商登法がいつの間にか得意科目になっていました。
苦痛でしかなかった民訴系も、「実によくできた仕組みなのですよ」と楽しそうに説明してくださるのを聞いて見方が変わり、興味を持てるようになったことで知識を吸収しやすくなりました。
プラクティカルコースは総仕上げに最適でした。目標正答数の目安が提示されていたのでまずはそれを目標にし、繰り返すことで精度が上がり、最終的にはこれだけできるのだから大丈夫!と思えるようになりました。
答練は通学で受講していました。わからないことがあれば質問できますし、年齢も環境も違うたくさんの受講生のみなさんと同じ時間を共有することで、刺激をもらい、がんばっているのは私だけではないと、励まされました。
関講師の過去問向上委員会も、ひとつのテーマをじっくり取り上げてくれるので記憶の補強に役立ちました。
高橋講師の択一登記法集中演習講座は、難しい論点も小道具を使いながら理解しやすい工夫がされていました。この講座のおかげで登記法の苦手意識はなくなりました。
宇津木講師の択一答練では、やるべきこと・やらなくてもよいことを明確に示していただきました。これにより回転スピードも上がり効率よく勉強ができました。
山村講師の記述答練では、答案を作成するための『連想と検証』を学び、解答の正確性があがりました。連想と検証をすることで択一知識の復習も同時に行うことができました。
「スキルアップ記述式」「記述式答案構成力養成答練」
記述式に関して必要なスキルは、ひな形の暗記と問題文の分析だと思います
この点、「スキルアップ記述式」では比較的平易な事例から基本的なひな形を使った答案を作成するので、ひな形に暗記にちょうどいいと思います。年明け前におすすめです。そして、「記述式答案構成力養成答練」では、問題文の読み方や着目点、思考の順番や連想の仕方、など答案作成の過程を学ぶことができます。
「思考力」完成講義
択一式では、暗記が重要ですが知識がバラバラだとどうしても穴ができてしまいます。この点、思考力完成講義では、暗記すべき事項の関係性や制度趣旨が理解できるため、ただの丸暗記とは比べ物にならない精度で覚えることができます。
「直前パック」
これで、私は基準点に到達することができたのですが、上乗せ点を狙うため、直前講座のうかる「直前パック」を受講し、厳選された事項を何度も繰り返すことで上乗せ点を取ることができました。
また、勉強の合間に、YouTubeの「過去問向上委員会」を見るのもおすすめです。
ここ数年、択一は常に基準点を超え、独学でもなんとかする自信はありましたが、記述の方はなかなか自信が持てない状況が続いていましたが、記述式の出題予想演習で本試験レベルを超える問題を解くことによって、ようやく今年はなんとかなるかもという自信めいたものを得ることができました。といっても最初は全く歯が立ちませんでしたが、何度も繰り返し解くことにより、解答スピードも速くなり、法改正のあった論点についても自然に対応できるようになっていった気がします。あと択一の出題予想演習で法改正された部分についての解説も、非常にわかりやすく良かったと思います。
合格年である2年目の学習において、中上級向けの択一実戦力養成答練、記述式答案構成力養成答練を受講させていただきました。これらを受講する前の学習状況として、択一は過去問や基本知識について概ね定着しつつあるが、記述は演習不足で苦手意識がある、という状況でした。択一実戦力養成答練については、知識の底上げとして非常に役立ちました。出題問題ごとに、出題の傾向と対策を纏めて頂いており、強弱をつけた勉強に役立ちました。関連知識の総整理も上手く纏められており、体系的な学習や穴のない補充学習に役立ちました。記述式答案構成力養成答練については、本試験並みか少し難しい問題がありました。知っている基本知識でも、なかなか素早く正確な処理ができずに苦労しましたが、繰り返し演習(最低3回)を行って理解を深めていきました。これらの講座を受けていなかったら、合格はかなり難しかったと思っています。
小山講師のExceedコースの力を借りて合格しました。学習経験が長くなると重要な知識に加えて些末で細かい知識も蓄積されてきます。どちらも正確に記憶できればいいのですが、実際にはどちらも中途半端で曖昧な知識となり、結果として重要な知識まであやふやな状態となってしまいがちです。
Exceedコースでは重要な知識に焦点を絞って講義がなされ、テキストも合格するのに必要十分な知識で構成されていました。勉強できる時間も限られていますので、本試でテキストに記載の論点が出題されたら絶対に落とさない、反対にテキストに記載されていない論点が出題されたらわからなくても気にしない、ということを目標にしてテキストを何周も何周も復習しました。結果として択一では午前35問、午後32問を正答できたので、私には有用な戦略だったと思います。
視聴したのは山村講師の入門講座、記述式答案構成力養成答練です。
どちらも人にすすめることのできるものだと思います。
勉強をはじめるにあたって複数の受験指導校講師を比較し、私には山村講師が1番合うなと感じました。
具体的には、物腰の柔らかさや、奇をてらうことをされていない点です。講師に対して生理的に合う合わないは人それぞれあると思いますので、いろいろな講師の無料公開されている講義を視聴して、自分に合った方を選ぶのが良いと思います。
択一試験に関しては髙橋講師の択一集中演習講座の「総合演習回」のテキストと宇津木講師の「択一実戦力養成答練」の問題集を繰り返しやれば十分だと思います。なぜなら、司法書士試験は、試験範囲が広すぎるため全てを網羅しようと思うと無限に勉強範囲が広がってしまいます。また、人間の記憶力には限界があるので、勉強範囲をしぼらないとすぐに忘れてしまいます。これらの事情から、上記の2つのテキストは全く無駄な記述がなく合格に必要な情報量が詰まっているので、時間のない社会人受験生には「最強の勉強ツール」だと思います。記述試験対策は、同じく髙橋講師の「コンプリート記述式過去問講座」と山村講師の「記述式答案構成力養成答練」を繰り返し解いておけば間違いないと思われます(あとは運です)。
本試験の内択一の11科目については、受験の年数を経たこと又、過去問を年度別に通して解く等の結果足切り点を超えて安定して得点できるようになってきましたが、記述については受験経過年数の割には点数がのびず悩んでおりました。その時知人より蛭町講師の記述式攻略コースを紹介され受講しました。この講座で不動産登記・商業登記の問題を解答の後入り口から出口まで理論的に詳細に何故こうなるかを整然と講義してもらい各登記のベースを築くことができたように思いました。今までは、がむしゃらに答案練習会の問題を解くことに執着していましたが、この講座で基礎ができ、問題への対応力がアップし、安定して得点できるようになったと感じています。
模試しか利用させて頂いていなくて大変恐縮ですが、模試の受講者が他の受験指導校よりも多くて本試験の会場にいるようなリアルな雰囲気を体験できたことはとても良かったと思っています。
リーズナブルな模試でしたが解説講義もしっかりしていてお値段以上の価値がありました。市販のうかるシリーズも使わせていただき、広範囲を一気に確認する作業で役立って重宝しました。
また、数年前まであった司法書士受験生向けの手帳を複数年使わせて頂いたことがあり、勉強計画含めて生活費の予算計画に至るまでとても役立ちまして、持ち物チェックリストは今回合格するまで毎年利用させていただきました。
いつの間にかなくなってしまってショックを受けておりましたので有料でも復活していただけましたら喜ぶ受験生は多いと思います。
長年受験しているにもかかわらず、Aランク及びB+ランクの知識が瞬時に出てこないという状況が続いていました。本試験は趣旨から知識を引き出すという手法で、午前の部は30問程度得点できるようになっていましたが、午後の部は26問程度で得点が伸びませんでした。また、趣旨から知識を引き出すという解答方法は、試験中に非常に頭を使うため、商業登記記述に取り組む時にはすっかり頭が疲れていました。また、学習している間も、今年の本試験で、昨年の本試験と同じように趣旨から知識を引き出ことができるだろうかという不安に絶えず悩まされました。それで、勉強方法を変えることにし、「3300選」で暗記することにしました。結果として、午前30問正解、午後30問正解でした。午前はこれまでと変わらない30問正解ですが、考えずに解答できたので、頭が疲れませんでした。午後の部は過去最高の得点で、しかも頭が疲れませんでした。
なんといっても関講師の「過去問向上委員会」です。合格年は試験前日までの1年間、全120本を3回転聞き流しながら学習を続けました。コンテンツ中で関講師は「受験勉強の息抜きに」とおっしゃっていますが、内容自体はまじめに作られたとても奥の深いものであり、過去問を通じて数多くの論点の趣旨・背景を学習することができます。このような点は応用問題を解く場合の底力の要請に大いに役に立ったと感じており、これからも過去問向上委員会を聞き続けたいと思います。
択一では直前期に開講された高橋講師のうかる!択一式と山村講師の記述式答案構成力養成答練が自分にとって良かったと思っています。直前期の模試で択一の成績が下がったことがあって、原因を調べたらAランクといわれる問題を間違えていることに気づき、結構へこみましたがそれと同時に高橋講師がおっしゃっていた知識のドーナツ化現象とはこのことか思い、必死にうかる択一の問題を解いていました。山村講師の方は講義自体がわかりやすく、聞きやすかったです。そして問題の解説がとてもわかりやすい構成になっていて自分の中で一番合っていました。
まず、伊藤塾のテキストは複雑な箇所をきれいにまとめられた表がとても良かったと感じています。この表は、初見ではよくわからない断片的な知識を整理できることはもちろん、直前期の「詰め込み作業」においてもとても効率的でした。
また山村講師の記述対策講義における答案構成という手法は大変わかりやすく、恐らく多くの受験生が苦手とするであろう記述がいつの間にか得意に、そして問題を解くのが楽しくなっていました。おかげで苦手な択一に集中することができ、最終的に合格という結果に結び付けることができたと思っています。
受験5回目にしてプラクティカルコースを受講しました。改正もあるので独学という選択肢はなかったです。勉強をはじめる時期が遅かったのでまずは講義に追いつくことを意識しました。プラクティカルコースはフォロー体制がしっかりされていて今の自分が何をすれば良いか明確な課題があるため進めやすかったです。受講していく中で今まで自分に足りなかったことは「問題を解くこと」だったと改めて痛感しました。問題演習型の講座のため各教科とも多くの問題を解きます。解説を見ればわかるような知っているはずの問題でも間違えてしまっていました。文をよく読んでなかったり論点を勘違いしたり意味がわかってなかったり、問題を解き切る力が足りなかったんだと思いました。各節ごとの出題数もちょうど良かったです。80肢を40分程度で解き、採点し間違えたところは無料アプリ「暗記メーカー」にコピペして移動時間にもう一度解いていました。伊藤塾はテキストが電子化されているのでどこでも見られるのがありがたかったです。
間違えが少ない時は問題を解き、採点し、アプリ入力までの作業で1時間程度です。その後講義を視聴していました。高橋講師の解説は無駄がなく明朗解決、わかりやすく、小道具も可愛くて集中して聞けました。
択一はこのようにルーティン化し弛まず次々と課題をこなしていきました。
プラクティカルコースの中に択一実戦力養成答練(担当宇津木講師)と記述式答案構成力養成答練(担当山村講師)も含まれており、同じ論点でも出題形式や講師の解説が変わることにより理解が深まっていきました。また、プラクティカルコース内に含まれているコンプリート記述式過去問も素晴らしかったです。手にとって見られる方はぜひ実物を見てみてください。過去の出題を資料として掲載されていますのでここを見て解けばいいんだとわかるテキストです。
年明けにプラクティカルコース内でのzoomカウンセリングがあり、直接高橋講師と直接お話しできたのも良かったです。オンラインで受講しているとどうしても孤独な心境になりますが、カウンセリングでは講師と他の受講生とが話せる場があったので「みんなもここ苦手なんだ」「私も頑張ろう」とモチベーションが上がりました。
伊藤塾公式YouTubeの「これでスッキリ!散在する知識を図表で整理する10分講義」はわかりやすく知識を整理できたので助かりました。
何だかやる気が出ない、集中して勉強することができない日やしんどい時には、ソファーやベッドで寝ながらYouTubeをみて知識の確認をしていました。お風呂の中やドライヤーの時間など、テキストでの勉強が難しい時にはサクッと見られる動画がとてもありがたかったです。覚えたい図表はスクリーンショットすることもありました。
伊藤塾司法書士試験科のnoteに大変助けられました。インプット期〜直前期〜筆記試験終了後と、その時期により学習法や精神面の不安など悩みはそれぞれですが、感情に寄り添ってくださりつつも合理的なアドバイスを書いてくださっているので、不安を感じたり思い悩むたびに何度も読み返したりしていました。また、noteで取り上げられているということは他の受験生もよく悩んでいることなんだと思い、孤独感が軽減されたのも良かったです。
ここで差がつく!必修テーマ短期攻略講座が良かったです。私は長く司法書士試験を受けていたんですが、今回の試験の前に3年ブランクがあったのですが、この講義により、ブランクの間の改正論点や抜け落ちがちな細かい論点やテキストを読むだけでは記憶が蘇らない論点網羅的に抑えることができ、とても有益でした。最終的には5回ほど繰り返し聞いて理解&知識の定着に役立ちました。あと、最後の記述式も記述式において、問題文中どこを押さえるか理解でき、有益でした。
受験年数が長いと、法律の改正も何度も経験し、そのたびに覚え直しに苦労します。そういう時に演習講座で最新の問題を解いてみることができますし、わかりやすく表にまとめてくださっているので、独学では絶対できないことだと思います。また覚え方なども教えてくださるので助かりました。自分ではいい覚え方が思いつかない場合が多々あります。
北谷馨講師の「2022年合格目標スタンダードコース」を受講しましたが、必要な情報がバランスよくまとめられた授業で、最後まですらすらと受講することができた点がよかったです。一通り各科目を勉強できたことで抵抗感がなくなったと思います。またテキストも暗記が必要な事項が表などでわかりやすくまとめてあり、復習する際にメリハリをつけて勉強することができました。
記述式模試は、回数をすすめるについてステップアップしている感じがして、自信をつけることができました。
1.講師の質が良い
勉強開始1年目の独学で勉強していた頃、ほとんど理解ができずそれにより論点を覚えることができませんでした。理解ができないので丸暗記をするしかなく勉強は楽しくないし、次に進んでも余計わからないという状態で、宅建の時と正反対で苦痛に感じていました。勉強開始から1年でテキスト1周も終わらないままお試し受験した際の点数は、午前24/35 午後8/35。1年も勉強してこれだけの点数しか取れないなんて…と藁にも縋る思いで評判の良い伊藤塾の入門コースに入会しました。
山村講師の講座で勉強をはじめると、理解中心の講義だったためか、今まで苦痛に感じていた勉強が驚くほど楽しいと思うようになり、どんどん次に進みたい、勉強がしたいという思いで日々勉強をすることができました。勉強だけではなく、講義の最初の少しの時間は雑談も交えて勉強のモチベーションが上がるお話をしてくださったりなど、メンタル面でもサポートされていると感じていました。
中でも、一番私にとって良かったと思えたのは、山村講師の記述の講義です。1年目の独学の時は「テキストを読んでも全く意味がわからない」「何をしたら良いかわからない」「何のために答案構成用紙が配布されているのかわからない」という状態でしたが、山村講師に教えていただき答案構成ができるようになり、解答が書けるようになると、「記述ってこんなに面白いんだ」という状態に変化しました。
2.テキストの質が良い・PDFデータがDLできる
PDFデータがDLできるという話は別の設問でもお話しましたが、伊藤塾のテキスト類は質も良いです。私が良く使っていたのは、入門講座のテキスト・雛形ドリル・厳選過去問集・厳選六法です。
外出先で全てのテキストを持ち歩けている状態だったので本当に助かっていました。子どもの習いことや病院通い等が多く、仕事が終わった後も机に向かう時間はあまりとれない状況でしたが、待機時間でスマホを開いて問題を解く・テキストにマーカーを入れる等できたことはとても大きいです。
2年連続で記述の基準点をクリアできなかったことから、合格のためには記述力の全体的な底上げが必須だと考えた私は、藁にもすがる思いで蛭町講師の記述式攻略講座の受講を決めました。数多の記述対策講座の中から、記述式攻略講座を選んだ理由は、ひとえに体系的に記述式を学ぶことができる講座だったという点につきます。基礎編と応用編にわかれているペースメイク記述式のテキストは、網羅性に優れており、記述対策に関しては、それだけで本試験に十分対応できるほどの充実ぶりです。はじめに予習問題で弱点を洗い出し、次に講義の中でそれを潰し、終わりに復習問題で底上げを図るという王道かつシンプルな構成ですが、このサイクルを繰り返せば繰り返すほどに、実力は必ず向上していきます。実際に、今年度の僕の答練や模試の成績は高得点で安定し、本試験でも基準点から約10点も上乗せできる結果でした。
私は関講師の思考力完成コースが受講したくて伊藤塾を選びました。理由は、YouTubeで関講師の過去問向上委員会を見たことです。苦手だった会社法をすごくわかりやすく説明してくれる関講師の講座を取れば合格できるんじゃないかと思い、講座を受講しました。実際、基礎から理解重視の説明をしてくださり、凄くわかりやすい講義で苦手だった会社法が得意になりました。民法からマイナー科目まで丁寧な説明で、ただ覚えていただけの知識が理解を持って覚えることにより忘れにくくなりました。YouTubeの過去問向上委員会は30分以内の動画が多いので、いつも食事しながら繰り返し見ていました。まだ見たことない人は試しにYouTubeで過去問向上委員会を見ることをおすすめします。
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