「明日の法律家講座」 「法科大学院情報センター室」 など、講義以外のフォローがあったからこそ、勉強を継続できました。
Y.Kさん(29歳)
【 合格校 】
首都大学東京法科大学院(既修)
東北大学法科大学院(既修)
明治大学法科大学院(既修)
◆適 性 試 験/第1回:144点 第2回:200点
◆学 部 成 績/GPA:2.9(A 35、B 46、C 49)
◆受 講 講 座/司法試験入門講座本科生、コンプリート論文答練 ※プロフィールは2011年合格時点ものです。
はじめに
法律家を目指したきっかけは、冤罪について知り、被疑者の力になりたいと思ったからです。
体験講義を受講した結果、伊藤塾が最も自分の肌に合っていると思い、入塾しました。伊藤塾の入門講座では、難解な法律を身近な具体例などを提示しつつ、わかりやすく教えてくれました。また疑問点などがあれば、講義の後に講師が懇切丁寧に教えてくれるだけではなく、後日でも司法試験に合格したクラスマネージャーに質問できることはとても有難かったです。
司法試験でも法科大学院入試でも出やすいところは決まっており、重要、難解な部分に時間をかけるなどメリハリをつけて教えてくれることで、効率的に学習できることが受験指導校の良い点であると思います。
私がとった勉強方法
法科大学院の法律科目対策について
(1) 基礎的な法知識・法理論の修得について
入門講座の基礎マスターのテキストは法科大学院入試に必要な情報が簡潔かつ的確に書かれています。このテキストを完璧にすればどんな問題にも対応できるので、講義で指摘された点を補充して何度も読み返せば相当な実力がつくと思います。
私は入塾したあと会社勤めを2年間しましたが、その間は時間の関係などもあり、基礎マスターのテキストだけしか勉強できませんでしたが、テキストを何度も読み返したことは、その後の勉強をするうえで非常によかったと思っています。
一つ注意したいのは、全部を完璧にしようとしないことです。私は最初の方はすべて完璧にしようとしていました。しかし結局どの箇所も中途半端になってしまいました。幸いなことに基礎マスターでは、ランク分けがなされます。基本的には、A+、Aを完璧にし、Bを完璧になるように頑張れば、少なくとも法科大学院入試には対応できると思います。
(2) 実践段階の学習について
論文については早く対策するに越したことはないと思います。それは短答式試験についても同様です。私は経済的な事情で、答練についてはコンプリート論文答練の刑法しか受講できませんでしたが、知識の確認や理解の程度を図るためのみならず、他人に答案を見てもらう機会を持つことは絶対に有益なので、特に論文についての答練についてはなるべく受けた方がいいと思います。コンプリート論文答練は問題の質も良いですし、解説冊子も充実しているのでおすすめです。
パーソナル・ステートメント、面接対策について
パーソナル・ステートメントについては伊藤塾の「明日の法律家講座」が非常におすすめです。実際に実務で活躍している法曹に直接話を聴けることに加えて、自分の目指す法曹像に近い法律家の方が必ずいると思うので非常に参考になりました。
伊藤塾の学習と、学習フォローについて
私は、伊藤塾の質問制度をかなり利用させていただきました。講義の受講中も自習で生じた疑問点についても丁寧に答えていただきました。法科大学院入試は情報の占める意味合いが非常に大きいので、法科大学院・予備試験情報センター室も有効利用させていただきました。
最後に
私が合格できた勝因は、当たり前ですが、学習を継続できたことにあると思います。それは「明日の法律家講座」や、伊藤塾長、合格者の方の体験談などにより、モチベーションの維持・向上ができたからだと思います。