将来像をしっかり持っていることはその後の勉強や就職活動においてもプラスになると思います。
T.Gさん
【 合格校 】
大阪大学法科大学院(既修)
神戸大学法科大学院(既修)
北海道大学法科大学院(既修)
同志社大学法科大学院(既修)
◆適 性 試 験/第1回:251点 第2回:238点
◆受 講 講 座/司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング、コンプリート論文答練 など
※プロフィールは2011年合格時点ものです。
はじめに
大学生活の中で打ち込めることを探していた大学1年生の後期に、法律家になるための勉強をしてみてはどうかとふと思ったことがきっかけで伊藤塾長の講演を聴きに行きました。そこで法律家についての様々なお話を聴き、法律家を目指してみようと思い、2年生の春からの入塾を決めました。学部の授業も内容は十分だったと思います。ですが法律の勉強に慣れていなかった私は何が重要なのか、何が論点なのか、判例の読み方なども解りませんでした。その点、受験指導校のテキストは重要部分や判例の解説が初学者にもわかりやすくまとめてあるので、大変便利だと感じました。
私がとった勉強方法
基礎的な知識は基礎マスターテキストを主に利用していました。他に学部で指定された教科書や判例百選、「試験対策講座」(弘文堂)なども必要に応じて利用しました。商訴行政法は憲民刑と比べて馴染みの少ない部分が多く、コンパクトにまとまった基礎マスターのテキストが大変役立ちました。
法科大学院ごとに少しずつ出題に特徴はあると思いますが、少なくとも私の受験した法科大学院は、どの大学院も基本的な知識を問うていると感じました。
パーソナル・ステートメントは法科大学院入試でそれほど重要な部分を占めているわけではないと思われます。ですが、将来像をしっかり持っていることはその後の勉強や就職活動においてもプラスになると思うので、できるだけ具体的に書くように心がけました。
伊藤塾の学習と、学習フォローについて
大学の夏休みの間にまとめて受講することができる、インターネット講義をよく利用していました。インターネットは家や学校など、どこでも視聴することができるので、帰省をした時にも便利でした。他の受験指導校ではカセットテープやDVDを校舎に取りに行かなくてはならないこともあるようですので、すべての講義をインターネットで視聴できるのはとても便利だと思います。
合格後に必要なこと
法科大学院は一つの通過点に過ぎず、司法試験に合格することが当面の目標なので、頑張り続けるようにしなくてはならないと思います。合格後の就職などについて不安はありますが、とにかく今は合格するために勉強することを最優先にして、一つの情報にこだわりすぎたり、心配しすぎたりしないようにすることが大切ではないでしょうか。
最後に
伊藤塾の講師やスタッフの方々、細かな質問に答えてくださった法科大学院生の方など本当にたくさんの方の支えがあったからこそ合格できたと思います。皆さんへの感謝の心を忘れないように心がけたいです。
これから法科大学院入試に臨む方も、周囲への感謝を忘れずに努力していただければと思います。