社会人から合格。伊藤塾なら学習仲間など、講座で得られるものだけでなく、それ以上のものが得られます。
T.Y さん
【合格校】
・大阪大学法科大学院(既修)、神戸大学法科大学院(既修)、名古屋大学法科大学院(既修)、慶應義塾大学法科大学院(既修)、立命館大学法科大学院(既修・全額免除学生)
【適 性 試 験】第1回:170点 第2回:221点
【学 部 成 績】GPA:A:3割 B:6割 C:1割
【受 講 講 座】司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング、コンプリート論文答練、適性試験シミュレーションなど
※プロフィールは、2012年合格時点のものです。
はじめに
私が法律家を目指したきっかけは、社会人時代の経験にあります。私が勤めていた会社で弁護士を使い仕事を進めて行く事がありました。その時の様々な経験から、小規模で、新しい産業・事業に取り組む企業のニーズにあった弁護士がいないなと感じた事にあります。そしてそのような不満点を解決できるような弁護士になりたいと思い法曹を目指す事にしました。私は法学部出身でしたが、大学時代はまともに法律科目の勉強をした事もなく、また、目標とする合格年度までの時間を逆算していくと、十分な学習時間を確保する事が難しく、短期間で効率的に成果を出す必要があると考え、受験指導校でトップの合格実績を出しており、講義にも定評のあった伊藤塾に入塾しました。
私がとった勉強方法
法律科目対策について
(1) 基礎的な法知識・法理論の修得について
まず、基礎マスターが始まった段階では、まだ社会人として働いており、深夜まで仕事をした後、帰宅後のインターネットの受講であったので、全く復習ができていませんでした。そこで、通常指示された通りの復習は不可能なので、自分の中で(1)どんなに仕事が遅くなっても講義はためないで配信のペースに合わせて受講を続ける。(2)家でテキストを読む、会社にテキストを持参するというのができなかったので、復習は携帯電話からアクセスできる復習問答集を使い、定義の暗記に絞るという事を決めて受講を続けました。
そしてモチベーションを維持するために、基礎マスターゼミにも参加して同じ時期から学習を始めた周りの人から刺激を受けるようにしていました。 (2) 実践段階の学習について
私は(1)で述べたように基礎マスター段階では定義の最低限の暗記以外、全く復習をしていませんでした。そのせいで、論文マスター段階では、予習をしようと思っても、何をどうすればよいか全くわからず、予習が手につきませんでした。そこで、論文マスターは予習をせず、とりあえず講義を消化しながら基礎マスターを復習するという方法をとりました。確かに、論文マスターは予習をして受講するのがベストですが講義をためて前に進まなくなる事が最も忌むべき事だと感じました。講義で得られる事も多いですが、それを基に自分の頭で考える事が一番大事だと思いました。つまり、基礎段階も実践段階も講義の段階の1回で完璧にするというよりは、講義で得た情報を基に何度も自分で繰り返す事が一番大事なのではないかと感じました。
適性試験対策について
適性試験はまずは伊藤塾の適性試験対策講座(基礎編)で基礎を固めてから、市販の過去問集を繰り返し解きました。数回過去問を繰り返した後は、適性試験模試に合わせて勉強を進めました。伊藤塾の模試は本番に比べて若干難しいですが、これより難しい問題は出ないだろうと思って取り組んだおかげで、本番で落ち着いて問題を解くことができました。
パーソナル・ステートメント対策について
私は、「こういう仕事がしたい」という事が明確にあったので伊藤塾で提供されるパーソナル・ステートメント対策講座を受講して、法科大学院で要求されるステートメントの型を知り、その型に情報を流し込む事で対応ができました。
ステートメントの型を知る上で、先輩方が各法科大学院に提出されたものが講義で配られるのが最も有益でした。
伊藤塾の学習と仕事との両立、学習フォローに関して
伊藤塾のインターネットフォロー制度は本当に助かりました。この制度なしには校舎に通学することが不可能であった私が講義を聴き進める事はできませんでした。
また、校舎に行く事なく、Web上から質問ができるフォローシステムも非常に有意義で効率的な制度だと感じました。
合格に必要な事
まずは勉強を楽しむ事だと思います。勉強が楽しくて、楽しくて仕方がない時期をすぎて、憂鬱で憂鬱で仕方がないようになったら、手ごたえを感じていました。
最後に
最後に自分が法科大学院に合格できたのは、伊藤塾で出会った学習仲間の力が大きいと思います。伊藤塾にはこのように、講座で得られるものだけでなくそれ以上のものを得られると思います。今後は、司法試験に向けて引き続き学習を続けたいと思います。