独学に行き詰まり伊藤塾へ入塾。基礎知識だけでなく、答練・ゼミが勉強の転機となり合格することができました。
T.O さん(23歳)
【合格校】
東京大学法科大学院(既修)、早稲田大学法科大学院(既修)
【適性試験】第1回:257点 第2回:256点
【学部成績】GPA:3.24
【受講講座】司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング、コンプリート論文答練、法科大学院別論文対策講座、ロースクール突破小教室 など
※プロフィールは、2012年合格時点のものです。
はじめに
直接法曹を目指すきっかけとなったのは高校の卒業研究で司法制度改革について扱ったことでした。そして大学で様々なゼミや学生団体で勉強・活動していくうちに「制度と個人の架け橋」になる法曹を目指したいと思うようになりました。
法曹志望という点では、早くから明確に意識していた私でしたが、大学2年の終わりまで2つ掛持ちしていたサークル活動が忙しく、受験指導校に興味はあったものの中途半端になってしまうというのも良くないと思い、手を出せずにいました。また、とりあえずは自力で頑張ってみようと暫く我流で勉強を進めていました。
3年の春になり、サークルがようやく一段落した頃には、自分なりの勉強に行き詰まりを感じ、受験指導校を利用することを決めました。
他の受験指導校と迷いながらも伊藤塾を選択した理由は、大学の友人の多くが利用していることで馴染み深かった点も大きいですが、最終的に決め手となったのは、説明を伺った校舎スタッフの対応でした。熱意だけでなく、経験や情報に裏打ちされた説明はとても説得的で「ここなら色々と頼りになりそうだ」と思い伊藤塾に入塾を決めました。
私がとった勉強方法
法律科目対策について
法律科目対策についてはかなり苦労し、暗中模索しました。
途方に暮れてどうしようかと思っていたところで、すがるような思いで始めたのが法科大学院コンプリート論文答練及び対応ゼミです。基礎的な知識もままならない状態で、最初はまともに答案が書けないのではないか、ゼミでも分からないことを聞かれるのではないかとびくびくしていましたが、始まってみるととても親身で気さくなゼミ長の下で、終始和やかな雰囲気だったので、勉強の楽しみにもなりました。
適性試験対策について
私は、法律科目対策がかなり遅れていたので適性試験についてはあまり時間をかけませんでした。年明け前に一度過去問解き、概要をつかんだのちは、4月頃まで本格的な対策はしませんでした。
とは言え、模試には全て校舎で受講するよう心がけ、本番に近い状態で自分がどの程度安定して得点できるかチェックするようにしていました。
パーソナル・ステートメント対策について
パーソナル・ステートメント対策講座では、基本的な書き方を確認したり、自分と似た状況の合格者の再現例を見て文章の流れなどを参考にしたりしました。勉強を進める上で、忙しい中でも今一度「何故自分は法曹を目指しているのか」「法曹となってどのようなことをしたいのか」について考える機会があったことは、勉強のモチベーションにもつながりました。
最後に
私は受験勉強において勉強法やスケジューリングなど多くの失敗をしてきました。また、率直なところ伊藤塾の練られたカリキュラムや教材・サポートを十分に利用できたとも思いません。
それでも、答練やゼミを利用したことが私の勉強の転機となり、何とか合格を手繰り寄せることができました。素晴らしいゼミ長の方々に教えて頂き、このような先輩達に追いつけるよう自分はもっと頑張らなければ、と気持ち的な支えにもなりました。
早いうちから勉強の見通しを立て、自分の勉強に足りない所をいかに補うか考える、という点は、自分の反省点でありまた今後の課題でもあります。
少なくとも、伊藤塾にはそのような点で支えてくれるスタッフやカリキュラムがそろっているので、早いうちから情報収集し自身に合った使い方をしていくことが合格への近道だと思います。