難関法科大学院であっても、基礎マスターで重要とされる基礎的知識を正確にしておけば、十分対処可能です

Y.M さん(23歳)
 

合格者イラスト
中央大学法学部4年在学中
【合格校】
中央大学法科大学院(既修)
【適性試験】第1回:167点 第2回:179点
【学部成績】GPA:2.3(換算後3.3)
【受講講座】司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング、コンプリート論文答練、ロースクール突破小教室 など

※プロフィールは、2012年合格時点のものです。

はじめに

 私は中学2年の時に放送されたとあるドラマを観て、法曹という仕事に興味を持ち、また法律学というものの面白さを感じ、それ以来弁護士になることを志望しています。勉強の正しい方向性をつかむという点・合格に必要な情報を入手するという点において受験指導校にはメリットがあるため、利用しようと考えました。伊藤塾中央大学駅前校を選んだ理由は大学から近く、また山本講師の情熱あふれる講義に魅力を感じたからです。

私がとった勉強方法 

適性試験対策について

 私は適性試験が苦手で本番でも良い結果が得られなかったので、あまりアドバイスできることもないですが、失敗した者の立場としてアドバイスすると、早い段階からこつこつと対策をしていきましょう。試験の1年ほど前に一度過去問を本番と同じ形式で解いてみることをおすすめします。

法律科目対策について

 法律科目の対策としては、伊藤塾で提供される講座・テキストをこなすだけで必要十分だと思います。実際、難関法科大学院といわれる法科大学院であっても、基礎マスターで重要とされている基礎的知識を正確にしておけば、十分に対処可能です。つまり、学習の早い段階から、論文突破・合格に必要な基礎知識を把握し学習を重ねることが大切です。伊藤塾の基礎マスターや答練を通じて、論文対策を意識して基礎学習をすれば、効率的に合格に近付けると思います。
 論文対策として、ひたすら問題研究を繰り返しました。論文マスターは答案のスタイルの確立・論点の抽出能力の向上に大きく寄与しました。

パーソナル・ステートメント対策について

 ステートメント作成時に大切なのは、とにかく他人に見てもらうことだと思います。他人に見てもらうという点では、伊藤塾の添削制度が有益です。また、ステートメントを実際に執筆する時期は適性試験、法学既修者試験、TOEICなどが連続しており非常に忙しいので早めに書くことの大筋を決めておくとよいです。

最後に 

 私が合格をつかみ取ることができた勝因をひとつ挙げるならば、進路について迷った時期を経験しながらもとにかく学習を継続できたことにあると思います。大学2年の秋から社会人のラグビークラブチームに所属しキャプテンを務め、3年次には大学の学園祭でミスターコンテストに出場するなど多忙を極めた学生生活の中で、勉強を諦めようと思ったことが多々ありました。しかしながら、「弁護士になりたい」という自分の中の熱い思いが消えることはありませんでした。法律の勉強は順調にいかない人の方が多いと思うので、良い意味で悩みすぎずに一つひとつ学習を重ねるのがよいではないかと思います。
 
最後になりましたが、法律の基礎を教えていただきました山本講師、最高の学習環境を用意してくださった土屋さんを始めとする伊藤塾中央大学駅前校のスタッフの方々、友人・先輩のおかげでこのような体験記を書くことができました。心から感謝しています。本当にありがとうございました。