周囲に法曹を目指す人がいる環境は必要。伊藤塾の皆さんには本当に感謝しています
Y.I さん(22 歳)
◆ 適性成績/第1回:228 点 第2回:191 点
◆ 学部成績/A 81% B 13% C 6%
◆ 受講講座/司法試験入門講座本科生
◆ 合格校/大阪大学法科大学院(既修)、神戸大学法科大学院(既修)、大阪市立大学法科大学院(既修)、関西学院大学法科大学院(既修・全額免除学生)
プロフィールは、2015年合格時点のものです。
はじめに
私は小学生の頃から弁護士に憧れていました。そのため大学は迷わず法学部を選びました。しかし、実際に入学してみると周りに法曹を目指している人は多くな く、いきなりどうしたらいいのかわからなくなりました。そんな中勉強系の部活動で出会った先輩から法律を学ぶ塾があることを知り、自分の目標のためにもそういった環境が必要だと感じ、大学2年の4月頃、伊藤塾に入塾しました。
私がとった勉強方法
伊藤塾の講座を一周通すことを心がけてください。それぞれポイントを講師の方が説明してくださるわけですが、本来は基礎、短答論文は一体となって勉強するものなので、全てを通さないとわからないこともあると思います。途中で疑問に感じて立ち止まり復習し続けることは無駄にはなりません。しかし、先に進むことで理解できることもあるので、その場で時間をロスしすぎることなく、ある程度理解できたら先に進めることが大切だと思います。そして、どうしても気になるのなら講師の方に聞いてしまいましょう。有効な手段を積極的に使って、とにかく一周させましょう。
一周させた後は、私はひたすら基礎マスターテキストの読み直しと論文ナビゲートの論証パターンを覚えることをしました。この二つを活用することにより自分の中でも重要度が高い(双方でページが多く割かれている)ものが目に見て実感できるようになります。基礎マスターは三回ほど聴き、自分でさらに多くの回数を繰り返しました。基礎マスターもわかりにくいところだけ聴き直すという形でも効果あると思うのでぜひやってみてください。
学部成績について
学部成績について、法律系の科目は伊藤塾で学んでいることが活かせると思うので、しっかりと基礎マスターテキスト等を利用していきましょう。注意として、 法律系は伊藤塾のテキストを使えば問題ありませんが、大学の試験には一般教養などがあり、学部成績にはそういったものも全て含まれます。だから、法律だけ をしっかりと勉強すればよいというわけではないことに気をつけてください。また、一定のラインからの点数は評価が変わらないので全ての科目においてそのラ インを超えるように勉強するのも効率の良いやり方だと思いますし、私自身そうすることで伊藤塾の勉強への比重を置くことができました。
最後に
今後について、私は検察官になりたいと思っています。それは、犯罪者心理を最も近い部分で知りたいと考えているからです。簡単なことではないと思います が、犯罪をしてしまった人に触れることで犯罪そのものの性質を詳しく理解できるようになれると考えています。そして、その後に弁護士になって、今までに学 んだことをうまく活用して依頼者の心理にできるだけの共感を持って接し、最も良い解決方法を探っていけるような人になりたいと考えています。これらの考え は、自身が大阪梅田校でのライブ講義でお世話になった講師を見て感じたことなので、今後もそういう出会いも大事にしていきたいと思っています。
伊藤塾の皆さんには本当に感謝しています。自分ひとりで勉強していたときに声をかけてくれたスタッフの方がいなければ、法科大学院の合格もなかったと思います。司法試験での上位の合格の報告ができるようにこれからも頑張って勉強していこうと思います。ありがとうございました。