建築士の父が話してくれた弁護士の話。弁護士になるために、最良の道である伊藤塾へ入塾
F.T さん(22 歳)
◆ 適性成績/第1回:237 点 第2回:229 点
◆ 受講講座/司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング、コンプリート論文答練、法科大学院別過去問分析講義など
◆ 合格校/慶應義塾大学法科大学院(既修)、早稲田大学法科大学院(既修・半額免除学生)、中央大学法科大学院(既修)
プロフィールは、2015年合格時点のものです。
はじめに
私の父は建築士であり、私が小学生の頃から住居や建物に関する様々な話を日頃聞いておりました。私が小学生の時、ちょうど耐震偽装問題が起き、父が「建築 士は家を建てることはできるけれど、実際に建物に関して何か問題が起きた時には弁護士を中心として解決を図っていく」と話してくれたのを鮮明に覚えていま す。その時は明確に弁護士になりたいと思っていませんでした。大学に進学した後、マンションの構造に問題がある欠陥住宅のことがニュースで放送されていま した。この時に、マンションに欠陥があった場合の、建築をした者に対する入居者の責任追及を助けることは、弁護士にしかすることのできない仕事であると知 りました。そこで、弁護士になりたいと思い、弁護士になるためには伊藤塾に通うことが最良の道であることを知り、学部1 年生の10 月に入塾いたしました。
私がとった勉強方法
基礎的な法知識・法理論の修得について
私は法学部に在籍していたことから大学の授業でも法律を学ぶのですが、話が抽象的でわかりにくかった記憶があります。その抽象的でわかりにくい部分を伊藤 塾長は具体的な話から法律論の話を展開されていてすんなり頭に入ってきました。復習をする際には必ず、「なぜこのような問題意識が生じるのか?」というこ とを意識しつつ、六法で条文を見つつ考えていきました。特に、最初は基礎マスターのAランクやB+ランクをしっかりと学習することが合格への近道になるのではないかと思います。法科大学院は当たり前のことが書ければ合格をすることができる試験ですので、AランクやB+ランクを重点的に勉強しました。
また、講師の方々が話す具体例を自分でイメージすることができると、論文マスターに進むときにとても楽ができると思いました。
実践段階の学習について
論文マスターを受講した最初の方は全く文章が書けませんでしたが、講師の方々のおっしゃっていることを自分なりに理解していけば少しずつ文章が書けるよう になると思います。特に本田講師は接続詞の使い方や理論の流れまで考えていることをとても丁寧に説明してくださって、とてもためになりました。論文マスターは試験の直前まで何度も何度も復習をしました。おそらく各科目5 周ずつはしていると思います。
また、私は自分で答案を書く機会を増やしたいと思いコンプリート論文答練も受講しました。伊藤塾の答練はどの問題も考えさせられる問題が多く、未知の問題が出題された時にいかに処理をしていくのかを学ぶことができたと思います。法科大学院受験の際も今まで考えてこなかったような問題が出題されましたが、答練を思い出し、原則から論じることを常に意識しました。
私が合格を勝ち取ることができたのは論文マスターとコンプリート論文答練を何度も繰り返し復習し、自分の糧にしたことが理由だと思います。
最後に
法律の勉強をしていると辛かったり逃げ出したくなることが多々あります。その時に私はいつも「試験勉強でくじけているようじゃ、将来、依頼人の悩みを解決できるようにはならない」と思い、辛くても勉強するようにしていました。辛くなった時にはなんで法律家になりたいのか?ということを思い出すと勉強に打ち込めるのではないかと思います。
最後に、自分の好きなことをやらせてくれ、見守ってくれている両親には本当に感謝しております。