大学で法律を学ぶうちに司法試験や法曹に興味を持ち、
伊藤塾で学ぶうちにもっと法律の勉強がしたいと思い、京大法科大学院に飛び級合格!
M.Yさん
◆ 学部成績/【GPA】:3.82(A:97 B:8 C:2)
◆ 受講講座/ 司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング、予備試験 全国公開 短答模試など
◆ 合格校/ 京都大学法科大学院(既修・飛び級)
はじめに
私は大学入学当初は司法試験を目指すつもりはありませんでした。しかし、大学の授業で法律の勉強を開始するうちに法律の勉強が楽しくなり、司法試験や法曹に興味が出てきました。そこで、伊藤塾で開催されていた伊藤塾長のガイダンスを聞きに行き、法曹への興味がさらに沸き、伊藤塾に入ることにしました。
そして、伊藤塾で法律の勉強をしているうちにもっと法律の勉強をしたい、自分の環境よりもっと上の人たちがいる世界で法律を勉強したいと思い、京都大学法科大学院を受験しようと思いました。
私がとった勉強方法
(1)基礎的な法知識・法理論の修得について
基礎的な法知識・法理論の修得は基礎マスターと短答の過去問で行いました。基礎マスターテキストは重要な情報がわかりやすくまとめられているので、基礎マスターの講義及びテキストの復習を行うだけで、十分な知識を修得することができました。そして、その知識の精度を高めるために短答の過去問も有効だと思います。基礎マスターの講義及びテキストの復習はできるだけ繰り返し行うことを意識し、深い理解を得ることが重要だと思います。
(2)京都大学法科大学院(3 年次飛び級入学)対策について
まずは、本番の約1 ヶ月前にある伊藤塾の京都大学法科大学院法律科目論文模試を目処に受験科目の問題研究・過去問の演習を行いました。具体的には、問題研究の演習は各科目答案構成を最低3回(苦手科目はもっと多く)行い、知識の定着及び自分の苦手分野を見つけ出すことを試みました。
そして過去問は伊藤塾で出会い、同じく京大の飛び級入学を目指している友達2人と自主ゼミを組んで、分析を行いました。自主ゼミでそれぞれの考えを聞いて、質問・議論を行うのはとても勉強になりました。次に、京都大学法科大学院法律科目論文模試を実際受けて感じた自分の弱点や京都大学法科大学院入試の問題の特性を把握し、残りの1ヶ月間この点を意識して重点的に行いました。
総じて、京都大学法科大学院入試の対策も伊藤塾のテキスト(主に論文ナビゲートテキスト・問題研究)で行いましたが、京都大学法科大学院入試の対策にも有効だと思うので、他に特別なことをする必要はないと思いました。予備試験・司法試験の対策が法科大学院入試にも有効だと思います。
早期卒業・飛び級合格について
飛び入学は3年次で法科大学院入試を受験するため、早めの準備が重要だと思います。できるだけ早く伊藤塾の講座をスケジュール通りに消化して、復習や苦手な分野対策を行うことでより合格に近づくことができると思います。
法科大学院入試は大学によって異なりますが、多くが学部の成績(GPA)を重視しています。つまり学部の成績(GPA)を高く維持しておくことで、法律科目の試験が有利になります。
学部の成績は伊藤塾の講義を聴いて、授業に出席し、そこと並行して復習することで、特に苦労することはないと思います。大学の授業も塾では得られない新しい発見があると思うので、どうせ塾でやったところだからと言わず、授業をうまく活用し、楽しんでほしいと思います。当該分野の研究に一生を捧げていらっしゃる先生の授業は法律の学習をより楽しませてくれると思います。言語や一般教養の成績も考慮される法科大学院もあるので、法律科目以外の科目も手を抜かず高い成績を維持することが重要だと思います。
最後に
まずは大学や伊藤塾に通わせてくれ、また生活を支えてくれた親に一番感謝しています。親の支えがなければ勉強を続けてこられなかったと思います。
また、大学の先生や伊藤塾の講師の方々、会うたびに勉強どうですかと気にかけてくれた伊藤塾校舎の方々にも感謝しています。そして、自主ゼミを組んでいた2人にも感謝するとともに、2人とも京都大学法科大学院に合格することができてよかったと思います。この2人とは法科大学院に入学した後も切磋琢磨していきたいと思います。
これからの目標について、京都大学法科大学院ではこれまで自分がいた環境よりもはるかに優秀な人たちが集まっているので、この人たちから学ぶべきところはしっかり学び、自分も負けないように勉強に励みたいと思います。そして、その後司法試験に合格し、自分の理想の法曹像に一歩でも近づけるようにしたいと思います。