今つらくても、将来人の人生を担う仕事するのだから当たり前
必ず弁護士になって、法律の無知に悩まされる人たちを助けたい

難関国公立法科大学院合格!

A.Iさん
 

合格者イラスト
関西学院大学法学部3年在学中
◆ 学部成績/【GPA】:3.03(S:45% A:34% B:13% C::8%)
◆ 受講講座/ 司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング
◆合格校/関西学院大学法科大学院(既修・全額免除特待生/早期卒業)

はじめに

小さい頃から家庭の不運を見てきており、法律を知らないとつらい思いをするというように感じていました。例えば私たちのように学部や伊藤塾で法律を学んでいない人にとっては、即時取得や対抗要件の話など知るはずもなく、自分のものは盗られたりしても、裁判になれば絶対勝てると思っていると思います。実際知らないということは味方にはなってくれません。だから私は、そういう人たちを守りたいと思い弁護士を目指しはじめました。
始めは知らないことがたくさん学べて楽しいと思っていましたが、だんだん◯◯説の勉強などをするのはしんどくなっていたし、本当に自分が司法試験に合格できるのだろうかとか、合格しても人を守れる弁護士になれるのだろうかと何度も考え、挫折しそうになりますが、そんな時は伊藤塾長の言葉を思い出します。それは「今つらくても、将来人の人生を担う仕事するのだから当たり前」、ということでした。その時に、自分の目指す仕事の重みを知ると同時に、やはり自分こそ、その仕事をしたいんだと言い聞かせて勉強に励みました。

私がとった勉強方法

1)基礎的な法知識・法理論の修得について

2 回生から塾に入りましたが、最初は学部で頑張ったからやっと理解できるという感じでしたし、初学者にとっては言葉なども難しいのではないかなと思っていました。今はできるだけ早く入塾していればよかったなと思いますが、1 回生の時学部の勉強の復習をしっかりこなしていたから塾の講義をより理解できたのではないかと思っています。少なからず暗記は必須となる試験ですが、早めに覚えてしまったほうがよいので、単語カードなどを作る時は後回しにせずその講義の休み時間や復習時間を作って溜め込まず地道に作成し覚えて行くのが効率がよいと思います。
佐藤康行講師の民法の講義はとてもおもしろくて、授業中に少しでもわからないと感じたところにはすぐ付箋と一言メモを残し、休み時間や講義後に考えてわからない時はすぐに質問に行きました。とても丁寧に答えてくださるので勉強が楽しくなりました。

(2)関西学院大学法科大学院対策について

関西学院大学法学部からの受験でしたので、知っている教授、校舎や道で落ち着いて受験することができたことが一番良かったと思います。特別に対策をしたわけではなく、過去問を3 年分ほど解き、問題の出され方やレベルを確認しました。わからなかったところは基礎マスターテキストに返りましたし、そこで落としていた論点などの理解も深まることができました。あとは入試に向けてではなく基礎マスター、論文マスターの勉強をしていました。学部では少年法ゼミに所属していましたが、そこで習ったことがたまたま面接で問われ、ラッキーでした。

早期卒業・飛び級合格について

1 回生の頃から単位を落とさないことはもちろん、法学系以外の科目は簡単に高得点がとれる授業を先輩などから教えてもらったりして、とにかくGPA を落とさないように気をつけました。といっても、私は興味のないことはもっぱら勉強しないタイプでしたので、法学部以外の興味のある授業もどんどん1 人で受講しましたが、おもしろかったので90 点以上のものがほとんどです。関西学院大学の早期卒業の条件はそこまで厳しくありませんし、関西学院大学法科大学院の受験も落ち着い塾生の方々なら必ず合格できる程度のレベルです。

最後に

関西学院大学法科大学院に進めばA 日程で合格しているので学費が全額かからないのと、通い慣れたキャンパスであることや教授陣の先生方や雰囲気を知っていること、それが私に合っていると思います。
周りの学生さんのレベルは国立の方が高いのは間違いないと思います。やはり優秀な方は国立に行かれるからです。合格率がそれを示しています。しかし、自分に合った学習環境こそが自分の学力を高めると思っていますので、これから大学院進学を決められる方はオープンキャンパスなどに行き、先生や先輩方のお話をしっかり聞いたうえで志望校を決めるのが大事なのではないかなと思います。いくら合格率が高い法科大学院に行っても、結局司法試験に受かるか受からないかは自分の勉強量としか関係がないので、周りに流され落ちぶれてしまうことが一番もったいないです。ただでさえ予備試験ルートの方に遅れているからです。
1 番は、勉強がしんどい時に支えてくれた家族や友達に感謝しています。そして、制度や点数の取り方などで困った時にいつも対応してくださった塾の窓口の方や基礎マスターゼミのゼミ長にも感謝しています。必ず弁護士になって、法律の無知に悩まされる人たちを助けたいです。