早期卒業で慶應義塾大学法科大学院に合格。早めのスタートで進路選択の幅が拡がりました

難関国公立法科大学院合格!

T.Nさん
 

合格者イラスト
慶應義塾大学法学部3年
◆学部成績/[GPA]:(3.72)A(優):B(良):C(可)=90:21:6
 ◆受講講座/司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング、コンプリート論文答練、法科大学院別過去問分析講義、法科大学院別法律科目論文模試など
 ◆合格校/慶應義塾大学法科大学院(既修・早期卒業・全額免除)

はじめに

私は、法律学科への進学が決まった時より、漠然とした思いでしたが、将来は法曹になりたいと考え、大学1年生の春から伊藤塾の伊藤塾長クラスに通うことにしました。通い始めた頃は、予備試験ルートを中心に考えていました。しかし、大学2年の時に、早期卒業制度を知り、また、飛び入学で法科大学院に進学されたサークルの先輩よりお話を伺い、予備試験合格と早期卒業の両にらみで考えるようになりました。そこで、学部3年次に、慶應義塾大学法科大学院を受験するに至りました。慶應義塾大学法科大学院を選んだ理由は、進学しても、現在自分が教わっている教授陣の指導を受けることができる、という点が一番でした。

基礎的な法知識・法理論の修得について

私は、基礎的な法知識・法理論は、そのほとんどを伊藤塾の入門講義で修得しました。その中心は、基礎マスター講義の受講と、その復習によるものでした。具体的には、ライブを中心に講義を聴き、復習としてテキストを読み返し、知識や論証を整理する、という方法をとりました。伊藤塾の入門講義テキストは分厚いですが、必要十分な情報量がまとまっているので、このテキストに情報を一元化するようにしていました。また、修得した基礎・基本を論文で使えるアウトプット用の知識にするために、論文マスター講義や答練、ゼミなども受講しました。その受講にあたっては、基礎マスターの受講と復習で整理したテキストを用いて、忘れかけていた部分などを再度インプットするように心がけていました。そして、論文マスター講義などの受講後は、得た知識を活かすべく、答案を書くことや、短答過去問などの演習を中心に勉強を進めていました。インプットとアウトプットをとにかく繰り返すことが重要だと思います。その意味で、講義と答練が並行していく伊藤塾のカリキュラムが役に立ったと思います。

法科大学院対策について

〈慶應義塾大学法科大学院〉

私は、慶應義塾大学法科大学院対策として、過去問を解くことから始めました。その際には、伊藤塾の法科大学院別過去問分析講義も受講しました。講義では、過去の受験生の再現答案が掲載されており、どの程度の答案を書けば合格になるのかを意識することができました。特に、慶應義塾大学法科大学院は試験時間が短い点が特徴だったので、その短い時間のなかで、どのレベルまで完成した答案が評価されるのかという点を意識しました。また、過去問を解く際も、試験時間を徹底的に意識して演習をするようにしました。慶應義塾大学法科大学院の入試では、科目ごとに最低基準点が設けられているため、とにかく時間内に書き切ることが重要だと思います。もっとも、試験時間が短い点以外は、基本的な試験形式も予備試験の論文式試験と同じでしたので、時間を計って過去問を解く以外は、予備試験の論文式試験対策と同様の勉強を続けていました。結局のところ、基礎・基本的な知識をテキストや判例を読み込みながらインプットし、それを実際に問題演習を通して書けるようにアウトプットすることの繰り返しが中心になると思います。

早期卒業・飛び入学について

私は、早期卒業で慶應義塾大学法科大学院に合格しました。早期卒業にあたっては、一定レベルの学部成績が要求されますが、大学入学時より伊藤塾で法律科目の勉強を進めていたので、法律科目の定期試験では特段苦労することはありませんでした。むしろ、日頃の勉強の復習になり、良い成績も取りやすいため、大学では法律科目やその演習科目を中心に履修することをおすすめします。

おわりに

司法試験合格を見据えると、未だ道半ばですが、慶應義塾大学法科大学院全免合格という一定の結果につながったのも、伊藤塾で学習を続けてきた成果だと思います。これからも、司法試験合格、立派な法曹になるべく努力を重ねて参りたいと思います。ここまで来ることができたのも、伊藤塾長や伊藤塾講師の方々、スタッフの方々に支えられてのものと思います。本当にありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。