はじめに

伊藤塾には大学1年の春に入塾しました。大学入学当初から早期卒業制度を意識していました。ただ、1年から2年の前期まで法律サークルの活動に没頭しており、勉強を本格的に始めたのは2年の後期からです。

基礎的な法知識・法理論の修得について

勉強を始めた当初は、基礎マスターと論文マスターの講義に追いつくことに必死でした。一通り講義を聴き終わってからは、論文ナビゲートテキストのAランクとB＋がついている論証を中心に暗記したり、各教科の論文マスターを何度も解いたりしました。特に、刑法と民法の論文マスターはほぼ全ての問題と解答を暗記するまでやりこみました。

法科大学院対策について

〈慶應義塾大学法科大学院〉

慶應義塾大学法科大学院対策については、4年分の過去問を解き、自主ゼミで検討したり、司法試験に合格している先輩に添削してもらっていました。伊藤塾の法科大学院別過去問分析講義と法科大学院別法律科目論文模試も受講し、勉強に役立てました。また、答案は書きませんでしたが過去問10年分は内容をチェックし、大体の傾向を押さえていました。

早期卒業・飛び入学について

学部成績をある程度高くしておくことが大切です。成績が足りずに早期卒業の資格すら得られない人もいました。伊藤塾の基礎マスター・論文マスターは、学部の期末試験の勉強にも役に立ちます。

おわりに

早期卒業制度・飛び入学を使うと、1年早く法科大学院に入学し、2年間じっくり勉強できる余裕が生まれます。司法試験の上位合格にもつながるのではないかと考えております。早期卒業は今からでも間に合います。伊藤塾と自分を信じて勉強を頑張ってください。