早期卒業を視野に入れている場合は、情報収集を早めに始めることが重要
Bさん
◆受講講座/司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング、予備試験全国公開短答模試
◆合格校/慶應義塾大学法科大学院(既修・早期卒業)
はじめに
私が伊藤塾に入ったのは2年生の時でした。1年生の頃に伊藤塾なるものの存在は知っていましたが、大学1年生の間は遊びたかったため入りませんでした。周りと比べて勉強を始めるのが遅く、また同じ期に大学の友人がほぼいないという状況もあり、常に焦りと不安のなかで勉強をしてきました。この感情は今でもあまり変わりありません。
基礎的な法知識・法理論の修得について
基礎マスターはライブで通うことができず、週末や長期休みにまとめて聴いていました。論文マスターも、答案作成が追いつかないことも多々ありました。法科大学院入試直前の夏休みは、たまった分の講座を受講することに必死で16〜7時間は勉強していました。勉強法については反省点が多いというのが正直なところですが、参考のために特に2つ反省点を列挙させていただきます。まず、答案をもっと早く書き始めればよかったです。答案を書いていく過程で疑問が生じ、自分の勉強不足の部分が明確になり、どのような勉強が必要か自ずと見えていきました。また、時間内で書ける答案を意識することも大切だと感じました。次に、友人らと自主ゼミをすべきでした。法科大学院対策の講座を受けていないうえ、過去問の解答も持っていないため、一人で手探り状態で勉強していましたが、一言でいうなら効率が悪い勉強法だったと実感しています。加えて、友人らと勉強するとモチベーション維持にもつながると思います。以上のことを踏まえて、今後勉強したいです。
早期卒業・飛び入学について
早期卒業の制度を知ったのは、手続的な面では締切り間近だった2年生の3月頃でした。周りの友人や早期卒業を経験した先輩に教えてもらいながらこの制度を活用しましたが、早期卒業を視野に入れている場合は情報収集を早めに始めるべきだと思います。勉強も大事かもしれませんが、私は情報収集(願書の提出時期、パーソナル・ステートメントの内容、学部成績など)の重要性を痛感しました。
おわりに
毎日私の周りには日々勉強に励んでいる友人がたくさんいて、その友人らと比べると私は勉強している部類には属さないと思います。今回の法科大学院の受験は、勉強を始めるのが遅かったうえに、日々の勉強も足りていないという反省点が目立つものでした。今後はこの反省点を意識したうえで勉強に励んでいきたいと思います。