大学4年生から本格的に勉強を開始。基礎マスターテキストと問題研究を繰り返し合格

合格者イラスト
S.M さん  神戸大学法学部4年
 
◆学部成績
GPA 3.29 / S:A:B:C=20.5:43.5:38:27
◆受講講座
司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング

◆合格校
神戸大学法科大学院(既修)
大阪市立大学法科大学院(既修)

はじめに

法律家を目指したきっかけは、法学部に入学し法律を学ぶなかで職業として法律に携わりたいと感じるようになったことです。志望校を選んだ理由は、住み慣れた関西に留まりたいと考えたからです。伊藤塾に入塾したのは、大学3年生の初めです。

私の勉強方法

【基礎学習について】
私が伊藤塾に入塾した当初はすぐに勉強に集中することができず、本格的に勉強を始めたのは4 年生の頃でした。学部の授業で法律科目は一通り履修していましたが、専門科目の成績は芳しくなく、4年生になった段階ではほとんど法律の知識がありませんでした。そこで11月に行われる法科大学院入試のためにとった勉強法としては、基礎マスターを一気に受講して問題研究を解きながら知識をつけるというものでした。知識を網羅する手段としては優れていませんが、時間のない自分としてはこの方法しかありませんでした。とにかく答案の書き方を学び、最低限の知識を押さえることを意識しました。その後、法科大学院入試前に問題研究をもう一度復習しました。
 
【法科大学院対策について】
上述のように私にはあまり時間の余裕がなかったので、各法科大学院の個別の対策をしている余裕はありませんでした。過去問についても最新のものを1、2年分見て形式を把握する程度のことしかしていません。法科大学院ごとに出題範囲は微妙に異なるので共通の出題範囲を中心に勉強し、重ならない範囲については基礎マスターの該当範囲を一読するくらいしかしませんでした。 

おわりに

最上位の法科大学院でない限り難しい論点は出ないと思います。また、基本論点でも理解の難しいややこしいものは出ないと考えて差し支えないと思います。勉強が思いのほか捗らず不安に感じることはあると思いますが、悲観的になりすぎず気楽に頑張ってください。