これまで培ってきた基礎力と論文力のおかげで第一志望に合格することができました

合格者イラスト
L さん  慶應義塾大学法学部4年
 
◆学部成績
GPA 3.60 / S:A:B:C=31:74:29:16
◆受講講座
司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング、予備試験答練パックなど

◆合格校
東京大学法科大学院(既修)
慶應義塾大学法科大学院(既修)

はじめに

小中学生の頃から思うところがあって、1つの選択肢として法曹を目指そうと考えていました。そして大学受験で東京大学に落ちて慶應義塾大学に進学したとき、大学受験での数学の失敗を二度と繰り返したくないという思いから、少しでも早く勉強を始めて予備試験に受かってやると半ば意地を張って入学後すぐに伊藤塾に入塾しました。

私の勉強方法

【基礎学習について】
学部1年生の時から基礎マスターのライブ講義には原則休まずに出席し、学部2年からの論文マスターに一切積み残しをしないようにしていました。また、論文マスターについては、講師の指定した問題については必ず答案を作成して講義に臨み、講義終了後は問題研究に準拠した復習ノートを作成し、問題の考え方や論証をひとまとめにして見返せるようにして答練に臨みました。また、そこでの知見をノートに書き込むことを繰り返しました。その後、答練や問題研究で出なかった論点や判例の言い回しを、関連性の高い論点が出ている問題のまとめノートのページの隣のページに、論文での聞かれ方を意識しながら基礎マスターから抽出して、知識を一元化しました。
 
【法科大学院対策について】
予備試験の対策をひたすらやっていたので、慶應義塾大学法科大学院対策については、過去問を入手して書くべき論点や条文、論理の順番を答案構成して確認して、今までやってきた問題研究、コンプリート論文答練の問題・論文マスターゼミの問題をまとめたノートをひたすら見返すくらいしかしていません。その後、予備試験論文式試験に合格していたので、東京大学法科大学院の論文試験対策は、事前に過去問こそ入手していたものの、口述試験に落ちてからのボロボロのメンタルで、1週間ほどしかない背水の陣でやることになってしまいました。過去問の答案構成をして、論証や判例の言い回しを同じくノートで確認して書いてみるのが精一杯でした。

おわりに

私の場合、学部4年次に予備試験の論文式試験に合格していましたが、口述試験で落ちてしまい、失意の中、目前の東京大学法科大学院の試験に合格しなければ自分の希望する一流の企業法務を扱う法律事務所への道のりが絶望的になるのではないかと、一気に追い込まれてしまいました。それでも、伊藤塾でこれまで培ってきた頑丈な基礎力・盤石な論文力は裏切らなかったのです。おかげで合格をつかみ取って将来への希望を繋げました。講師の方々には感謝しかありません。少しばかり本郷キャンパスの空気を愉しみ、来年、予備試験最終合格を取り戻しに行きたいところです。