学校のいじめ問題を解決するべく弁護士を目指した
「やればできる必ずできる」この言葉に何度も支えられました
関 悠作さん:南山大学法学部4年 ◆学部成績/[GPA]: 3.27 S(A+、優以上):A(優):B(良):C(可)=12:54:38:30 ◆受講講座/司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング、予備試験全国公開短答模試など
合格校/名古屋大学法科大学院(既修)
はじめに
私は中学生の頃からいじめ問題に関心があり、当初は学校の教員になりたいと思っていました。しかし、多くのいじめの中には犯罪が含まれていることから、対処には法的な知識が必要とされ、学校の教員のみでは解決は難しいと思いました。そこで、法律のプロである弁護士であれば、いじめ問題をより多く解決することができるのではないかと考え、弁護士を目指そうと考えるようになりました。そこから、弁護士という目標を掲げて法学部に行ったものの、大学の講義だけでは受験対策として不十分だと感じ、伊藤塾に入塾しました。
また、法科大学院の志望校を選ぶにあたっては司法試験の合格率、学費、実家から通える愛知県内ということを重視し、名古屋大学法科大学院を受験することに決めました。
私の勉強法
〈基礎学習について〉
まず、基礎マスター受講段階では早く受講し終えることを重視し、倍速で聴き、復習も隅々まで行うのではなくS、Aランク等の重要なものに絞って行いました。復習の際は大学で使ってる基本書も合わせて読もうかと思いましたが、いざ読んでみると基礎マスターの方がわかりやすく、かつ必要なことが必要な分だけ書かれていることに気づいたので、基礎マスターテキストのみを使いました。
次に、論文マスター受講段階では基礎マスター受講段階とは異なり、じっくり受講することを重視し、予習をしっかり行い、講義は通常の速度で聴き、復習は何度も解きなおしを行いました。このような勉強法を行ったことで、基礎マスター段階では知識の定着は不十分でしたが、論文マスター段階でしっかり使える知識が定着しました。
〈法科大学院対策について〉
私は名古屋大学法科大学院受験にあたり、過去問についてはこんな問題が出るのかといった具合に確認程度にとどめ、とにかく問題研究のAランクの問題の答案構成をひたすら続けるといった勉強をしました。
具体的には、10分答案構成→10分答案例確認→わからない部分は基礎マスターの流れを一日最低20問行いました。なぜAランクだけなのかというと過去問を確認した際、問題研究のAランクの問題を絶対に落とさなければ合格できると考えたからです。
今後名古屋大学法科大学院を受験する後輩たちにもとにかくメリハリをつけた勉強を心がけてほしいです。問題研究のAランク問題は絶対に落とさない意識で勉強に臨んでもらえればと思います。
おわりに
今回の法科大学院受験に関して、前述のように私は伊藤塾の教材だけで合格することができました。また、基礎マスターテキストや問題研究を一通り終え、最後のページを見ると必ず「やればできる必ずできる」と書かれており、この言葉が私を精神的に何度も支えてくれました。学習面においても、精神面においても伊藤塾に支えていただき、感謝しかないです。本当にありがとうございました。