勉強方法などでいろいろと悩む必要がなく 一直線で勉強をできました

特待生合格

C.Zさん:早稲田大学法学部4年 ◆学部成績/[GPA]: 3.89  S(A+、優以上):A(優):B(良):C(可)=69:51:13:1 ◆受講講座/ 司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング、 法科大学院別過去問分析講義+法律科目論文模試、コンプリート論文答練など

合格校/東京大学法科大学院(既修)、 慶應義塾大学法科大学院(既修)、 早稲田大学法科大学院(既修)全額免除

はじめに

私は、特定の組織の利益のためではなく、社会で苦しんでいる人々のために働ける弁護士になり たいと思い、法律家を志望しました。司法試験を目指していくにあたり、勉強方法として独学も不 可能ではありませんが、効率よく勉強することが合格の近道と考え、伊藤塾に入塾しました。伊藤 塾を選んだ理由は、大学で法曹志望の知人はだいたい伊藤塾に通っており、規模も大きく、安心感 があったからです。私が入塾した時期は学部2年の秋で、とはいってもその後はサークル活動が忙 しくろくに勉強ができず、本格的に法律の学習をはじめたのは2年が終わった後の春休みの時期で す。法律の学習は膨大な知識を覚えることが求められますが、その中でも重要な箇所を重点的にお さえていく必要があります。伊藤塾では、重要度のランクを講師がその都度教えてくださるため、 効率よく学習するのに非常に役立ちました。また、Web配信される講義をいつでも聴くことがで きるため、自分のペースで学習することができたのも勉強の助けになりました。 

私の勉強法

基礎学習について

今思えば、伊藤塾で学習する間も私は、勉強方法などを模索して遠回りしていたかもしれません。 私が伊藤塾に入塾した時期は他の人よりも遅めであったため、なるべく早くカリキュラム(基礎マ スター、論文マスター)を一周しようと努めました。一周目の精度が荒くても、何度も繰り返すう ちに精度を上げていき、知識の定着を図ろうと考えていました。私は、高田馬場校に登録したもの の講義は主にWebで受講していたため、最初のころは2倍速で聴いていました。今思えば、早す ぎると聴き取れないこともあり、また聴き取れても理解が追いつかないままどんどん次に進んでし まうため、知識があまり身につかず、非効率的だったと思います。その後は1.5倍速くらいで聴く ようにしました。2倍速で聴くよりも1.5倍速くらいで聴くほうが私にはあっていました。基本的 に基礎マスター講義を聴いた後はその都度復習することが望ましいのですが、私はカリキュラムを 早く進めることを優先してろくに復習しませんでした。そのため、1周目は知識があまり記憶に残 らず、記憶を定着させるのは2周目からになりました。それも、非効率であったかも知れません。 ざっとでいいのでテキストに目を通すくらい復習をしていれば知識の定着の効果が違っていたかも 知れません。さて、論文マスターに入ってからも、最初は答案を書いたのですが、だんだん答案構 成だけをして講義を聴くようになりました。しかし、今思えば、伊藤塾で学習する間も私は、勉強方法などを模索して遠回りしていたかもしれません。 私が伊藤塾に入塾した時期は他の人よりも遅めであったため、なるべく早くカリキュラム(基礎マ スター、論文マスター)を一周しようと努めました。一周目の精度が荒くても、何度も繰り返すう ちに精度を上げていき、知識の定着を図ろうと考えていました。私は、高田馬場校に登録したもの の講義は主にWebで受講していたため、最初のころは2倍速で聴いていました。今思えば、早す ぎると聴き取れないこともあり、また聴き取れても理解が追いつかないままどんどん次に進んでし まうため、知識があまり身につかず、非効率的だったと思います。その後は1.5倍速くらいで聴く ようにしました。2倍速で聴くよりも1.5倍速くらいで聴くほうが私にはあっていました。基本的 に基礎マスター講義を聴いた後はその都度復習することが望ましいのですが、私はカリキュラムを 早く進めることを優先してろくに復習しませんでした。そのため、1周目は知識があまり記憶に残 らず、記憶を定着させるのは2周目からになりました。それも、非効率であったかも知れません。 ざっとでいいのでテキストに目を通すくらい復習をしていれば知識の定着の効果が違っていたかも 知れません。さて、論文マスターに入ってからも、最初は答案を書いたのですが、だんだん答案構 成だけをして講義を聴くようになりました。しかし、やはり論文は書いてなんぼです。途中から答 案をしっかり書くようにしました。時間はかかっても、論文は書いたほうがよいとつくづく実感し ました。さて、1周目を終えた後は、基礎マスターテキストを何度も通読し、問題研究テキストを 何周も繰り返しました。その過程でだんだんと知識が定着していきました。論文ナビゲートテキス トも、重要な論証がコンパクトにまとめられており、移動中などに論証の箇所を主に読みました。

法科大学院対策について

法科大学院対策については、伊藤塾の過去問分析講義を受けたほかには、特別な対策はしていま せん。過去問分析講義もアウトプット用の素材ですので、インプットは基礎マスター、論文マスター だけでした。法科大学院入試はそれで十分であると思います。ただし、法科大学院入試の問題は各大学ごとに個性があり、事前に形式を把握せずに本番に臨むのはかなり危険だと思うので、予め過 去問は見ておく必要はあると思います。以下、受験した大学ごとに書きます。

【東京大学法科大学院について】
東京大学法科大学院の入試は、7科目問われますが、問題自体は公法系、民事系、刑事系の3科 目で、その中の小問1つで1つの法律科目が問われるというイメージです。東大ローの入試とはい え、あまり高度なことは出題されません。とにかく時間との闘いで、70分という短い試験時間の 中で書き負けないことが重要です。問われる論点はいわゆる典型論点(基礎マスターテキストのA、 B+、たまにBランク)ばかりですが、他の受験生が書ける論点を落としてしまうことは致命的なの で、論点落ちに特に注意が必要です。たまにCランクレベルのかなり細かめの知識を出題されるこ ともありますが、書けなくても合否にはあまり影響ないようです。最低限は、重要論点は網羅的に おさえておく必要があるでしょう。また、東大ローでは特に判例の知識が重要となります。基礎マ スターテキストに載っている、百選掲載判例はおさえておくとよいと思います。あと、特に国立大 学の法科大学院では書類審査の段階で学部成績がみられることがあるので、学部生のみなさんは学 部での勉強もおろそかにしないようにしましょう。

【慶應義塾大学法科大学院について】
慶應義塾大学法科大学院も、時間との勝負です。私が受験した年は、新型コロナウイルスが問題 文に出てきたため、時事問題に関心を持っていると答案が書きやすくなると思います。

【早稲田大学法科大学院について】
早稲田大学法科大学院は、東大や慶應に比べて、時間がたっぷり与えられます。その中で書き負けないようにするために、当てはめを充実させるとよいと思います。

おわりに

東大法科大学院は、司法試験対策をあまりしてくれないらしいので、伊藤塾にお世話になると思 います!あとは自分や仲間と切磋琢磨しあいながら勉強を続けていきたいと思います。法科大学院 入試では、高度なことは求められません。予備試験対策をしている人は、それが法科大学院対策に 直結するので大丈夫です。伊藤塾を利用したおかげで、勉強方法などでいろいろと悩む必要がなく 一直線で勉強をできたと思います。「とりあえずこれさえやっておけばよい」というものがある安 心感は大きいと思います。悔やまれることは、私はタイミングが合わず、Webで講義を受けていて、 伊藤塾で仲間を作るということはできませんでしたが、可能であれば直接教室へ行き、仲間を作る などできればよいと思います!では、これからライバルとして頑張っていきましょう!