合格レベル到達には何度も復習することが大切。繰り返すことで加速度的に知識が定着します

Bさん(21歳)

京都大学法学部 4 年在学中

合格者イラスト
◆受講講座/司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング、予備試験全国公開短答模試、予備試験ゼミ、予備試験論文直前答練+全国公開論文模試、予備試験口述模試など

※プロフィールは、2015年合格時点のものです。
 

はじめに

小学生やそれ以前の段階から弁護士という職業を目指していました。理由は単純にかっこいいからです。大学に入り、伊藤塾のパンフレットを手にし、口コミな どでも評価が良かったことから、すぐに入塾を決意しました。伊藤塾は、最初の入門講座があることで初心者でも楽に法律を学習することができます。

私がとった勉強方法

基礎的な法知識・法理論の修得について

基礎マスターテキストしか使用していません。基礎マスターだけで合格に必要な知識は得られたと思います。もっとも、何度も何度も復習しないと合格するレベルには到達しないと思います。基礎マスターの圧倒的な量に負けて、この世界をあきらめる方も多いように感じますが、1回目の学習が大変なだけであとは加速度的に知識が定着するのであきらめるのは非常にもったいないです。また、復習といっても、特に繰り返さないでいいところもあるので、講師のおっしゃるランク付けに従えば、覚えることも想像よりはるかに少なくて済みます。

短答式試験対策について

短答式試験においても基礎マスターが役に立ちました。もっとも、私は、それ以上に自分で短答過去問集を購入し、ひたすら解き続けました。このおかげで、飛躍的に成績が上がり、実質1年で短答合格を勝ち取ることができました。

論文式試験対策について

論文においては、まず苦手だということに気づいてから、論文マスターに書かれている答案例を理解するのに力を注ぎました。そして、理解したところから、一気に覚えにかかる勢いで復習をしました。なぜ、覚えたかというと、答案例ほどのレベルの解答を書ける受験生はいないので、これを覚えることで必然的に上位に立つことができると思ったからです。また、アウトプットとして予備試験ゼミや答練が役に立ちました。

一般教養科目対策について

 一般教養については大学受験で得た知識で対応したので特に足を引っ張るような事態は起きませんでした。受験していない人は苦労するかもしれません。しかし、法律科目で良い成績を取ることができれば、一般教養の点数は関係ありません。

口述試験対策について

論文発表前から勉強すべきです。短答の過去問をざっと復習し基礎マスターの論点を思い出すことが重要です。変なことは聞かれないので安心していいと思います。

法科大学院入試との併願について

私は、現在大学4回生なので、法科大学院進学も考えていました。もっとも、早い段階から予備試験を目指していたので特に入試について対策はとっていませんでした、おそらく過信になると思いますが、一般の受験生と予備試験合格者とでは雲泥の差ほど実力に差があると思います。ですので、予備試験を目指すだけで入試については特に心配はしなくていいと思います。

合格後を見据えて

私は合格後教授になりたいので大学に戻って研究します。そのために実務を知り、後進の育成に尽力します。