勝因は、よく伊藤塾長がおっしゃっている「ゴールからの発想」
E.M さん
◆ 合格校 /慶應義塾大学法科大学院(既修) ◆ 受 講 講 座 /司法試験入門講座本科生、コンプリート論文答練、予備試験論文直前答練+ 全国公開論文模試、予備試験短答答練、予備試験全国公開短答模試、予備試験口述模試など
※プロフィールは、2016年合格時点のものです。
はじめに
大学1 年の夏休み、せっかく時間があるので、将来のために何かしておこうと思って訪問したのが、伊藤塾でした。実は、私はもともと官僚志望で、弁護士を目指すことはあまり考えていなかったのですが、伊藤塾長の講演を聴いた後には、どういうわけか、弁護士という職業がとても魅力的なものに思えました。今や社会のいたるところで法律の専門家が求められていること、弁護士の活躍する場がとても広いのだということ、そのような職業に憧れを抱いていることに気づかされたのです。他にも数校の受験指導校へ足を運びましたが、確かな合格実績と、説明会で受けた強烈な印象から、大学1 年の9 月、弁護士を目指す最短ルートである、予備試験の合格を目指して伊藤塾に入塾しました。
私がとった勉強方法
基礎的な法知識・法理論の修得について
勉強を開始した当初は、全体像がつかめず、何をやったら良いのか右も左もわからない状況でした。しかし、伊藤塾では、まず体系マスターで各科目の全体像を把握し、それから基礎的な知識を基礎マスターで修得するというカリキュラムをとっていましたので、講座を受けていくに従って、徐々にするべきことが明確になっていきました。伊藤塾には確かな合格実績がありますから、ひとまず、伊藤塾長のおっしゃるとおりに、講座を受講していけば間違いないだろうという信頼感があったことが、勉強を軌道に乗せるうえでは大きかったです。
「試験」の勉強をするうえで、基礎マスターは非常に優秀な教材です。試験に必要な知識の8 割は基礎マスターで修得できると聞いていましたが、まさにその通りでした。
短答式試験対策について
短答式試験対策で最も重要なのは、過去問です。過去問を解くにあたっては、基礎マスターの知識があることが前提となりますので、ステップとしては、まず基礎マスターの講義を全て受けてから、過去問対策に入るのが良いと思います。条文・判例知識の修得にあたっては、判例六法と、判例百選を利用するのが効果的です。
論文式試験対策について
論文を書くには、ある程度慣れが必要です。論文マスターを受講する際には、論文ナビゲートテキストの論証パターンを逐一確認し、ひとつひとつ確実に理解して頭に入れていくことが重要です。論文マスターの受講をおざなりにしてしまうと、後々の答練で答案の書き方がわからず困惑してしまい、添削のメリットを十分に活かせなくなってしまいます。
伊藤塾の学習と大学生活との両立について
伊藤塾の講義を毎週受けながら、大学の授業に出席し、サークル活動やアルバイトまでこなすのは、簡単なことではありません。私の場合は、WEB 受講で講義を2 倍速にして聴くことで時間を短縮し、サークル活動やアルバイトに割く時間をセーブして、勉強時間をなるべく多く確保できるようにしていました。私は法学部でしたので、大学の授業は、伊藤塾のちょうどよい復習になりました。大学の期末試験対策にも、基礎マスターや論文ナビゲートテキストは有効です。
最後に
勝因は、よく伊藤塾長がおっしゃっている「ゴールからの発想」です。合格レベルと自分の実力との差を把握し、それを埋める努力をしてきました。これから受験される方は、ゴールの位置、自分の現在位置を把握して勉強に臨まれると良いでしょう。