はじめに

私が司法試験を目指したきっかけは、東日本大震災です。復興のために法律が与える影響力の大きさを、被災地の住人の一人として感じたこともあり、自分も法律を使って人のためになる仕事がしたいと思い、司法試験を志しました。伊藤塾を利用したのは、周りの友人や先輩からのすすめがあったからです。よく耳にする評判がよいこともあり、利用を決めました。私は模試のみの利用だったので、予備試験の論文合格発表後から利用させていただきました。

私の勉強法

周りの先輩からのすすめで伊藤塾の口述模試を受けることに決めたことで、２週間の中での１つの目標として伊藤塾の口述模試を設定するとともに、本番に慣れるための経験ができました。模試を受けるのは初めてだったのですが、振り返ってみれば、模試は本番に非常に近いので、本番に慣れるために非常に役立つものであると思います。また、口述模試で出題された問題を復習し、自分の課題を知ることで、さらなる勉強につながりました。

学生生活との両立について

法科大学院の授業がある中で試験対策をするのは、非常に時間配分が難しいものでしたが、口述模試を利用することで、効率的に本番に慣れるという経験を積むことができました。模試を受ける前は、普段の学習の中で、模試のような極めて本番に近い状況を作り出すのは難しく、本番で練習と同じような解答ができるのか不安でした。しかし、伊藤塾の模試を通して、一度本番のような状況を経験しておくことで、実際の試験でもそこまで緊張することなく解答することができたと思います。

おわりに

伊藤塾の模試を利用することで、試験本番への不安をなくすとともに、形式面に慣れておくことで内容面に集中できるようになりました。本番で初めて訪れる場所でも、形式面で間違えることなくスムーズに進めることができたのは、口述模試を受験したためであると思います。予備試験に合格したとしても、まだ司法試験が待っているので、これからも気を抜かず頑張っていきたいです。