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論文マスターが大きな転換点!より理解が進み、学習意欲も継続出来ました!

F.Sさん
大学在学中合格
【予備試験合格時】慶應義塾大学法学部4年

受講講座:司法試験入門講座 本科生+リーガルトレーニング、コンプリート論文答練、予備試験口述模試など

法律の学習を始めた理由私の「推し講座」私の「推しフォロー制度」合格のカギ(秘訣)
実際に法曹に接した経験コンプリート論文答練伊藤塾チャンネル
(YouTube)
計画性と実行力

 

はじめに

私が司法試験を目指すようになったのは幼稚園の頃です。当時は両親の離婚裁判が行われていて、その際に弁護してくださった先生に非常にお世話になりました。その方のご尽力のおかげで母や兄と離れず一緒に暮らし続けることができ、非常に感謝しています。そこで、先生のような弱者を救済できる弁護士になりたいと法曹の道を志すようになりました。
そして高校3年の春に法学部進学が決まり、ついに弁護士を目指す道が始まった!と意気揚々と司法試験の勉強を始めました。

私の勉強法

基礎学習について

基礎マスターは、ほぼ全ての講義を通学受講しました。最初の1年は高校までの勉強との違いに苦しみ、基礎マスターの講義を聴くだけで終わってしまいました。特に判例の読み方(どこが争点なのか、どこまで覚えるべきなのか)がわからなかったと記憶しています。そして大学2年の予備試験短答式試験を受験し、自分が圧倒的にアウトプットを不足していることに気づきました。
そこで2年目からは論文マスターを並行するとともに、短答過去問を何周も繰り返しながら基礎マスターの情報を網羅的に理解することに努めました。工夫した点としては、一度で覚えようとしないことにした点です。テキストを読み込む最初の数周は広く薄く構造を理解するように、そして構造がわかってきたら論点を理解し、更に他の論点との有機的関連性を理解、説明できるようにしていきました。

◇論文学習について

私にとって論文マスターは大きな転換点となりました。
基礎マスターはどうしてもインプット中心となりますし、短答式試験の問題だけを解くのでは知識の結びつきが希薄になります。他方論文を書くことで、論点のつながり方やその順番、問題の所在が明白になります。更に自分の腕を動かすことでより能動的に勉強をするようになり、答案の添削を受けることで相場感をつかみモチベーションをあげることができます。
また、私は当てはめを考えて起案することがとても好きだったので基礎マスターの頃よりも勉強意欲が継続して持てたと思います。

◇短答式試験対策について

私は最初の1年は学習支援システムを利用しました。肢別の問題が出され、それぞれの解説が簡潔に記載されているので、移動時間などの隙間時間を有効活用することができました。
直前の短答模試も、ペースメーカーとして非常に助けになりました。

◇論文式試験対策について

論文マスターの講義によって論点の理解度、当てはめセンスを学びました。事実の重みづけ、争点や答案の書き方のストック、論点の所在など論文式試験に勝つための必須のコツを把握することができました。
合格した年度のスケジュールとしては、年末までに「問題研究」に掲載されている問題の答案構成を繰り返し行い、論証をほぼ完璧におぼえていきました。
年明けから「問題研究」と並行してコンプリート論文答練、論文直前答練の問題を消化していき、全国公開論文模試で相場感をつかんでいきました。

◇口述試験対策について

基礎マスター民事実務基礎で学習した民事執行法と民事保全法の箇所を詳細に読み込みました。また、口述模試で形式面に自信をつけることができました。

法科大学院入試との併願について

慶應義塾大学法科大学院既修コースに合格しました。慶應義塾大学法科大学院は出題形式がほぼ予備試験と共通しているので、予備試験の論文式試験対策を十分にしていれば足りると思います。ただし論文式試験から2ヶ月ほど間があるので、論証は2週間前くらいから確認しておくと安全です。

おわりに

何よりも講義やテキストの充実さと、フォローの手厚さに助けられています。ベースとなる教材に情報が網羅的に記載されているので、他の教材に手を広げすぎることをせずに済みました。短答式試験に落ちて勉強指針に迷ったとき、カウンセリングによって効果的な勉強方法を教えていただくこともできました。
絶対に2023年の司法試験に合格したいと思います。 



※プロフィールは2022年度合格時点のものです。