明日の法律家講座 バックナンバー

明日の法律家講座 東京校第173回

2010年11月27日(土)実施
 

『弁護士』として生きるか否か?~弁護士資格がもたらすもの

【講師】 
石渡進介氏(「ヴァスコ・ダ・ガマ法律会計事務所」パートナー弁護士)


講師プロフィール

石渡進介氏(「ヴァスコ・ダ・ガマ法律会計事務所」パートナー弁護士)

1996年4月 司法研修所入所(50期)
1998年4月 弁護士登録(第2東京弁護士会所属)
同 牛島法律事務所入所(現牛島総合法律事務所)
2001年1月 Field-R法律事務所を共同で設立
2008年8月 ヴァスコ・ダ・ガマ法律会計事務所を共同で設立
 
弁護士としての専門領域は、IT、スポーツ、エンタテイメントなどのコンテンツビジネス領域全般および危機管理PRなど。
クックパッド株式会社、株式会社コロプラ等の社外取締役、日本プロ野球選手会の運営委員などを務め、近年は行政刷新会議の行う事業仕分けなどで仕分け人としても活躍。
 
石渡進介氏のTwitterアカウント
https://twitter.com/shinsukeb
 

講師からのメッセージ 

思えば弁護士になって10数年。
弁護士として生きる、弁護士の仕事、ということを考えながら仕事をしたときもありますし、全く考えないときもありました。
 
しかし、この両方のバランスが、私の仕事にとってとても意味があったと思います。
 
そしてある意味弁護士として仕事をするということを全く考えていない間の活動が、私の仕事に特徴と大きな意味を与えてくれているように思います。
 
思えば1998年に大手渉外事務所からスタートした私の弁護士キャリアは、たった2年で白紙になります。
2年で独立しスポーツやエンターテイメントの道を志したのです。
結果2004年には球団の合併による球界再編騒動を通して、国民的騒動の中心での役割がどんなものかを経験します。
それをきっかけにIT業界に進出し、 ネット企業の新サービスの立ちあげやIPOを経験するなど会社のマネジメントとしての経験を積むようになりました。
そして最近では縁あっていわゆる「仕分け人」として事業仕分けの評価者を担当するようにもなり、国の仕事にも関わるようになりました。
後半は弁護士の仕事と言うこともできるような気もしますし、全くそうでないともいえるかもしれません。
 
そして、こんな激動の10数年ではありますが、その中で弁護士だからできたこと、弁護士に縛られていたらできなかったこと、その両方の存在を強く感じています。
 
これから弁護士を目指し、またこれからまさにそれになろうと夢に向かって日々努力されている皆さんに、少しでもお役に立てればと思い、僕の短いキャリアから感じている、 自分は弁護士なのか、いう二つの矛盾したポイントそしてそれが自分にもたらしてくれていることについてお話しできればと思っています。