明日の法律家講座 東京校第346回

2024年7月13日(土)18:30~20:30

霞ヶ関で何ができるか
-政策改革の方法-

 講師

奥原 正明 先生

奥原 正明 先生
(元農林水産事務次官、東京大学公共政策大学院客員教授)

1979年 東京大学法学部卒業 農林水産省入省
1989年 外務省に出向し、在ドイツ大使館勤務
1994年 農林水産大臣秘書官
2004年 大臣官房秘書課長
2011年 経営局長
2016年 農林水産事務次官(2018年 退官)

【主な著書】
『農政改革―行政官の仕事と責任―』(日本経済新聞出版社 2019年)
『ビジネスパーソンのための日本農業の基礎知識』(信山社 2022年)
『組織はリーダー次第』(信山社 2022年)
『文系・理系対談 日本のタコ壺社会』(共著 日本経済新聞出版社 2020年)

講師からのメッセージ  

 日本の経済・社会は、いわゆる六法だけでなく、各省庁が所管する多種多様な法律の下で動いています。
 そして、時代に合わなくなった法律は経済・社会の発展の足を引っ張りますし、新しい技術が登場すれば新しい法律が必要になります。
 立法権は国会にありますが、内閣の法案提出権が認められている日本では、ほとんどの重要法案は霞ヶ関によって企画立案されています。
 霞ヶ関が、日本最大のシンクタンクとして、世の中の動向を正確に見極め、時代に合った法制度を作っていかなければ、この国の発展は望めません。
 霞ヶ関で何ができるか、どうすればできるのか、一緒に考えてみましょう。