明日の法律家講座 東京校第360回
2025年1月25日(土)18:30~20:30
基地・軍隊と性暴力
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講師
秋林 こずえ 先生
(同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科教授)
1992年 日本女子大学文学部卒業
1992年~1995年 ㈱日産化学工業勤務
1995年~1998年 コロンビア大学教育大学院(Teachers College Columbia University)M.Ed.(教育学修士)
1998年~2002年 同大学院 Ed.D.(教育学博士)
2004年 お茶の水女子大学ジェンダー研究センター研究機関研究員
2006年 立命館大学国際関係学部助教授
2014年 同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科教授
【 主な取り組み・活動】
2001年~2022年 WILPF(Women’s International League for Peace and Freedom、婦人国際平和自由連盟)日本支部国際担当理事
2015年~2018年 WILPF国際本部国際会長
2016年~2018年、2023年 日本平和学会理事
2016年~現在 Women Cross DMZ Steering Committee member, International Advisory Board memberなど。
【 主な著書】
川崎哲・青井未帆編著『戦争でなく平和の準備を』地平社(2024年)
富坂キリスト教センター編『沖縄にみる性暴力と軍事主義』御茶ノ水書房(2017年)
講師からのメッセージ
2024年6月に沖縄で米兵による性暴力事件について沖縄県のメディアが報道しましたが、同時にこの事件が2023年12月に起こっていたこと、発生について日本政府には知らされていたけれど沖縄県には知らされていなかったこと、公表もされていなかったことも明らかになりました。その後、さらに近年に起こっていた駐留米兵による複数の性暴力事件とその隠蔽についての報道が続きました。沖縄での米兵による性暴力はアジア太平洋戦争終結から継続しています。軍事基地の存在は基地だけでなく、戦争をする軍隊の駐留、つまり長期駐留軍という問題でもあります。本講義ではジェンダーの視点から軍隊の長期駐留に取り組んできたフェミニスト平和運動を紹介します。