合格職人志水晋介の「頂上への道標」
あなたを「活躍する行政書士」へ導きたい。
第16回 助け合える仲間&将来のために
2019.4.3
皆さんこんにちは。
伊藤塾 行政書士試験科講師の志水晋介です。
将来のことを考えると
人脈づくりはとても大切です。
逆説的に聞こえるかもしれませんが
個人事業主になると
一人で仕事をしているわけでない
ということを強く実感します。
人との付き合いがとても大切です。
会社勤めの際は、営業職を除けば
多くの場合、社内の方と付き合っていれば
済むことも多いのですが
経営者になるとそうもいきません。
ですから、現在、自分の周りに勉強仲間がいる
(作れる)という人は
是非勉強仲間と「勉強をテーマにして」
関わるようにしてください。
もちろん、今から勉強時間を減らして
人脈づくりをする必要はありません。
ただ、それが大事だ
と分かっていてくれれば良いです。
そして、来る日がくるまで、
自分を磨いてください。
人脈というのは面白いもので、
優秀な人には優秀な人脈ができます。
信用できる人には
信用できる人脈ができます。
そして、そうでない人には
そうでない人脈ができます。
自分がどちらの人脈を作りたいか。
答えはすぐに出るであろうと思います。
ならば、自分がそういう人になれるように
勉強を通して自分を磨くようにしましょう。
では、また。
来年の行政書士試験で確実に合格したい人のために
第15歩 モチベーションが上がるきっかけ
2019.3.27
皆さんこんにちは。
伊藤塾 行政書士試験科講師の志水晋介です。
モチベーションが上がるきっかけは
様々あります。
その1つで
「自分もやらないとな!」と思うのが
頑張っている先輩を間近で見ることです。
「すごいな」と思う人は
必ず努力をしています。
努力をしていないように見せている人でも
実は努力をしています。
その努力を垣間見たときに
自分の足りなさを知り
ただでさえ既にすごいその人が
実は今も自分以上に努力をしていることを知る。
そのとき
「自分もやらないとな!」
と感じます。
だから
すごいと思える人に近づき
その人の努力を肌で感じられるようにすること
は大切です。
そのためには
その人に気にかけてもらえるように
かわいがってもらえるように
することです。
いまは、直接お会いできなくても
本やWeb、SNSを通してでも
そういう方の活動を知ることができるようになりました。
ぜひ、そういうものも
活用してほしいと思います。
では!
来年の行政書士試験で確実に合格したい人のために
第14歩 やらない理由
2019.3.20
皆さんこんにちは。
伊藤塾 行政書士試験科講師の志水晋介です。
やらなければならないと思いながら
やらない理由について考えてみましょう。
その答えの1つは、「現状への満足感」であろうと思います。
心の奥底では、「やらなければならない」と感じていないわけです。
現在、仕事をしていてそこそこの生活ができている。
行政書士試験に合格できたらそれは嬉しいけれど…
別に今の仕事に不満はあるけれど、辞めたいと思うほどではないし。
この現状への満足感が、受験勉強後回しに大きく影響を与えている
と思います。
おすすめは決してしませんが、
時折「仕事辞めました!」という話を聴きます。
立場上言い辛い話ではありますが、
ただ真実として、試験は水物ですから
今年の試験に合格できるとは限りません。
リスクヘッジを考えているかなと心配になってしまいます。
しかし、この追い込み方にかける気持ちは
とても強いものです。
そのくらい強い気持ちであれば、
「やらなければならないと思いながら、やらない」
ということは起こらないでしょう。
さて、現状への満足感があることを認めた上で
それではどうすべきでしょう?
色々な方法があろうかと思います。
例えば
勉強仲間を作って、一緒に勉強する。
勉強内容をブログなどで公開する。
(これらの方法は目的を忘れてはいけませんからね。
そこに注意をして。)
その他としては
合格後を考えて具体的にイメージをしていく。
これは、向上心をもてるようになるので
とても良いとおもいます。
また、実際に将来いきてきます。
ぜひ、あなたなりの方法を探してみてください。
では、また !
第13回 復習がたまってしまう方に
2019.3.13
皆さんこんにちは。
伊藤塾 行政書士試験科講師の志水晋介です。
実務家になると欠かせない確定申告。
先日終わって、今年も間に合ってよかったと
ホッと一息ついています。
無事に終わりました笑
毎年のように、「今度はもっときちんとやっていこう!」と
思いつつ、どうしても仕事が優先で後回しになってしまいます。
先週末
「復習も同じだ!」
とハタっと思いました。
受験生にとってどうしても後回しになってしまうのが
「復習」だと思います。
そして、気付いたときには
その量が膨大なものとなってしまい途方に暮れる…
現在、すでに復習がたまってしまっている方
その気持ち、今の私にはすごくよく分かります。
やりましょうね。
コツコツやっていたほうが後でずっと楽ですからね。
さて、復習を後回しにしてしまう理由は
意識している、していないにかかわらず
その優先順位が低くなっているから
です。
では、どうすれば優先順位を高めることができるのか?
私の確定申告の場合のように
〆切に間に合わないとペナルティがあると
優先順位は一気に上昇すると思います。
期限が過ぎても何らペナルティがなければ
残念ながら期限を過ぎることに
危機感を感じないでしょう。
期限だけをつくっても、〆切とは言えません。
過ぎたときのペナルティがあるからこそ
〆切と言えるように思います。
短いスパンで期限を定めて、
その都度、期限を過ぎたときの
ペナルティを自分に課していけば
コツコツとできるようになっていく
と思います。
いつも楽しみにしている
小さなことができなくなる等
かわいいペナルティを
用意してみてはいかがでしょうか?
では、また!
第12歩 その頑張り。ちゃんと周りは見ています。
2018.3.6
皆さんこんにちは。
伊藤塾 行政書士試験科講師の志水晋介です。
前回、笑顔について書きました。
似たようなことになりますが
不平不満を言っても意味がありません。
やることが多くて大変なとき
疲れているのにやらなければならないとき
ふと周りを見れば楽しそうにしている。
「どうして自分ばっかり・・・」
となりがちですね。
でも、でそういうことを考えるのは
意味がないので止めましょう。
大変だな~と感じたときは
もっと大変な思いをしている人がいるんだと考えましょう。
思うようにいかないと感じたときは
以前よりも少しでも上手になっているところを
探しましょう。見つけましょう。
これも能力です。
そして、いつか思うようにするんだ!
と考えましょう。
実際にそうなります。
そして、一息入れ、
もうひとふん張りとがんばっていきましょう!
大丈夫ですよ、その頑張り。
ちゃんと周りは見ていますから。
では、また
第11歩 笑顔でいることの大切さ
2019.2.27
皆さんこんにちは。
伊藤塾 行政書士試験科講師の志水晋介です。
いつも勉強ばかりでお疲れでしょう。
でも、笑顔は忘れないで欲しいと思います。
活躍をするということは
イコールとても忙しくなることを意味しています。
今よりもずっと肉体的にも精神的にも
負担がかかってくるであろうと思います。
やらなければならないことが
たくさんあるのは今よりも将来です。
想像してみてください。
皆さんが依頼者となって、
行政書士に相談に行ったときに
目の前の行政書士が、見るからに疲れきっていて
カリカリして、少しでも気に入らない発言をこちらがすると
すぐに怒るという人だったらどうでしょう?
仕事を頼みたいとは思いませんよね。
一方で、行政書士が、笑顔でバイタリティにあふれていて
うまく説明できず、つたない言葉でこちらが話していても
一生懸命理解しようとしてくれる人であれば
この人なら仕事を頼みたいと思うでしょう。
どちらも同じように肉体的、精神的に疲れていても
それを他人には見せないように努力をすれば
その努力はきっと返ってきます。
笑顔でいることもまた努力です。
そして、努力は報われるものです。
では、また!
第10歩 客観的に見る
2019.2.21
皆さんこんにちは。
伊藤塾 行政書士試験科講師の志水晋介です。
行政書士は許認可等の申請書類を作成します。
そして、その書類は役所等に提出し、役所等の審査を受けます。
特に行政書士になりたての頃は、
その書類を作ることが目的となってしまって
その書類を審査されることまで頭が回りません。
そのため、中身が誤っていても、
書類が完成するとそれで達成感を感じてしまいがちです。
その後は、とっても嫌な気分になる審査官からの
お叱り?ご指摘?が待っているのですが…
そして、「何がいけなかったのかな」と
考えられるようになると
自分が書類を完成させることだけを目的としていて
審査官の立場で要件を満たしているのかチェックをしていなかった
ということに気づくようになります。
一度自分が作った書類を今度は
審査官の立場になったつもりで確認するようになるのです。
これに慣れてくると、
ヒアリングをしているときにも審査官の立場になったつもりで
無理なものは無理、このままではダメと考えられるようになっていきます。
やはり仕事は客観的な目線をもって
取り組むことがとても大切なのです。
受験勉強も同じです。
自己満足で終わっていませんか?
今やっていることは
合格するために必要なことか?
正しい方向で勉強をしているか・
点検をしていきましょう。
そして、自分で分からなければ
講師などに相談をすれば良いのです。
行政書士になった後でも
いくらでも役所と相談をするようになりますよ。
では、また
第9歩 どうしてそこまで頑張れるのか?
2019.2.14
皆さんこんにちは。
伊藤塾 行政書士試験科講師の志水晋介です。
皆さんの先輩行政書士には
活躍されている方がたくさんいます。
そういった方々が口々に言うのが
「受験時代は勉強が大変だと思った。
でも、今はもっと大変だ。」
寝る間を惜しんで仕事を頑張っています。
というよりも、寝る時間を削らなければならない
位に仕事があります。
行政書士になった後は
色々な人付き合いも必要です。
懇親会で今日はノンアルコールだなと見ていると
「実はまだ残っている仕事があって
帰ったらやらないと...」
と、まあこんな感じです。
どうしてそこまで頑張れるのかといえば
やはりそれは使命感であろうと思います。
勉強をしていて、今日は疲れたな、
明日にしようとしてしまうこと、ありませんか?
考え方を変えてみるのはどうでしょう?
今やっている勉強は“仕事”なんだと。
実際、将来の仕事の基礎作りをしている
のが受験勉強ですから
そのように考えることは
何らおかしいことではありません。
使命感をもって
勉強に取り組んでいきましょう。
では、また
第8歩 健康
2019.2.7
皆さんこんにちは。
伊藤塾 行政書士試験科講師の志水晋介です。
健康であることは
仕事を健全に行っていく上でとても重要な要素です。
疲労がたまってくると、どうしても仕事が遅くなります。
仕事が遅くなると仕事は溜まっていきます。
仕事が溜まってくるとストレスが溜まります。
ストレスが溜まると、仕事が更に溜まったことに
余計にストレスを感じます。
この状態はとても危険で
ちょっとしたことにすぐイライラするようになります。
私自身、年に数回はこのような状況になっているように思います
特に1月、2月は個人的に毎年一番忙しい時期で
そうなりがちです…
さて、元々の原因を考えれば
やはり肉体疲労です。
かといって休みたくても休めない
(あまりに忙しいと「インフルエンザにかからないかな」
と良からぬ考えが浮かび
理性で「いやいやインフルエンザにかかって余計に仕事
が溜まったらもっとえらいことになるでしょ」と
言い聞かせている自分が時折います苦笑)
ので、普段の生活の中でなるべく
肉体が疲労しないようにすることに努めます。
そのためにはやはり食事。
それからデスクワークだとちょっとした時間を見つけては
眼を休めることだろうと思います。
いずれにせよ、肉体が疲れないように、
疲れたときはできるだけ軽減するように
普段から心掛けることがとても大切であろうと思います。
それでは頑張っていきましょう!
第7歩 思うような結果が得られないとき
2019.1.31
皆さんこんにちは。
伊藤塾 行政書士試験科講師の志水晋介です。
試験勉強をしていれば順風満帆なときばかりではありません。
そこで「思うような結果が得られないとき」について触れたいと思います。
試験結果だけでなく、仕事をしていても思うような結果が得られないことは多々あります。
私は、そのようなとき、「ダレル・ロイヤルの手紙」を思い出すようにして、早く立ち上がろうと努めています。
この手紙は、テキサス大アメフト部の名コーチであったダレル・ロイヤルが夏休み帰省中の選手達に送った手紙です。紹介しますね。
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親愛なるロングホーン諸君
打ち負かされること自体は,何も恥じるべきことではない。
打ち負かされたまま,立ち上がろうとせずにいることが恥じるべきことなのである。
ここに,数多くの人生での敗北を経験しながらも,その敗北から這い上がる勇気を持ち続けた偉大な男の歴史を紹介しよう。
1832年 失業
1832年 州議選落選
1833年 事業倒産
1834年 州議会議員当選
1835年 婚約者死去
1836年 神経衰弱罹病
1838年 州議会議長落選
1845年 下院議員指名投票敗北
1846年 下院議員当選
1848年 下院議員再選失敗
1849年 国土庁調査官を拒否される。
1854年 上院議員落選
1856年 副大統領指名投票敗北
1858年 上院議員再度落選
そして1860年,エイブラハム・リンカーンは第16代アメリカ合衆国大統領に選出された。
諸君らも三軍でシーズンを迎え,六軍でシーズンを終えるかも知れない。
あるいは一軍で始まり,四軍で終わるかもしれない。
諸君等が常に自分に問うべきことは, 打ちのめされた後,自分は何をしようとしているのか?ということである。
不平を言って自分を情けなく思うのか,それとも闘志を燃やし再び立ち向かって行くのか,ということである。
今秋,フィールドでプレーする諸君らの誰もが,必ず一度や二度の屈辱を味わわされるだろう。
今まで打ちのめされたことがない選手など存在したことはない。
ただし、一流の選手はあらゆる努力を払い速やかに立ち上がろうと努める。
並の選手は少しばかり立ち上がるのが遅い。
そして敗者はいつまでもグラウンドに横たわったままである。
======================
以上です。
いかがでしたか。
私は自分自身が一流でありたいと思います。
では、また!
第6回 調べる力
2019.1.24
皆さんこんにちは。
伊藤塾 行政書士試験科講師の志水晋介です。
行政書士業務は非常に幅広く、奥深いものがあります。
「知らないことがあって当たり前」の世界なのだろうと思います。
そのため、調べものをするときにはインターネットは不可欠です。
ただ、インターネットにある情報はいつも正しいことばかりとは限りません。
なかには、間違った情報を、しかも行政書士がホームページで流していることもあります。
私は、調査手段としてインターネット上にある様々なホームページを第1次的方法として捉えています。
つまり、まず、グーグルでキーワードと考えられる用語で検索を行い、その情報が掲載されてそうなホームページを複数調査します。
情報を入手した後は、その情報が本当に正しいものであるかどうかの確認作業に入ります。
確認作業では、法律、政省令、条例で行います。
また、go.jpなどの条件設定をして、省庁のホームページを探すこともあります。ただ、省庁のホームページは基本的に最終確認というよりも、根拠条文等を探すために利用します。
もし、不明点があれば、省庁に電話で直接問合せをします。
直接問合せをする際は、できるだけ、法令の条文を持ち出して、質問をするようにしています。
このようにして、できるだけ正確な情報を入手するという方法をとっています。
受験生にとってもインターネットは有益です。
ただ、むやみやたらにそこにある情報を信じてしまうことはリスクがあります。
情報を入手したら、その確認はやはり基本的に条文、判例でするようにしてください。
また、それでも不明なときは講師に質問をするようにしてください。
もちろん、質問をする際は、自分がそう思う根拠を示してするのですよ。
また、あくまでも調べる対象は脱線せずに、ネットサーフィンをすることのないように気をつけてください。
勉強時間は有限ですから。
では、また次回にお会いしましょう!
第5歩 良い質問
2019.1.17
皆さんこんにちは。
伊藤塾 行政書士試験科講師の志水晋介です。
「分からないことはきちんと聴く。」
という姿勢も行政書士業務をしていく上で
とても重要です。
行政書士業務は非常に幅が広いです。
それなりに案件をこなしてみても
自分がしたことのない依頼が来ることはあります。
若手ともなれば、はっきりいって、
知らないことばかりです。
そのとき、相談できる先輩がいるかどうかは
すごく重要になります。
ただ、どんなに素晴らしい先輩がいても
きちんと質問をできなければ
その先輩もいつまでも面倒を見てくれないでしょう。
きちんと質問をするとはどういうことかといえば
まずは自分なりの答えを出して
それが正しいかどうかたずねることです。
もし答えが出なかったとしても
ここまで考えたのですが…
とたずねることです。
このような質問をした後輩に
先輩はきちんと答えてくれるはずです。
何も自分で考えずに、調べもせずに、
「どうしましょう?」なんて聴いても
「人の知的財産をなんだと思っているんだ。失礼な。」
と思われかねません。
法律家にとって、知識は財産である
ということを忘れずに
リスペクトを態度に表すべく
自分でまずは調べ、考えること
です。
受験生のうちからこういった姿勢を
身に付けるようにしてください。
講師に質問をすることは
とても重要なことです。
分からないままにすることは
避けるようにしなければなりません。
ただ、その質問をする際の自分の姿勢も
またとても重要であることを忘れないでください。
良い質問というものは、
「自分はこう考えた」ということを
きちんと前置きとして述べた上で
それでいいのか?
方向性は間違っていないか?
自分の考えの何が間違っているのか?
をたずねることです。
すぐに上達はしません。
試験直前まで質問の精度を高めていく
という意識をもっていきましょう。
では、また次回にお会いしましょうね。
第4回 メモをとる重要性
2019.1.10
皆さんこんにちは。
伊藤塾 行政書士試験科講師の志水晋介です。
どのような仕事でも
メモをとることは大切であろうと思います。
行政書士業務は通常、
相談(初回検討)からスタートします。
案件が許認可であれ、相続であれ、
あるいは契約書作成であれ、
その際、メモをとらずに話を聴いていれば
どうなると思いますか?
当然、すべてを覚えることはできませんから
またクライアントに聴き直さなければならない。
ただ、度重なる聴き直しは
自らの信頼を落とすことになります。
聴き直すことをせずに
なんとなくこんなことを言っていた
なんて態度で仕事に臨めば、
取り返しのつかないミスをおかすこと
になりかねません。
他の仕事と同様に、というよりも
他の仕事以上に、メモをとりながら話を
聴くということは行政書士にとって大切です。
授業を聴いていて
皆さんはメモをとっていますか?
大してとらずに、まるでリビングで
テレビのニュースを見ているかのように
講義を聴いていませんか?
もしもそれであれば、改めましょう。
もし、話を聴きながらメモをとるのが
難しいと思うなら
最初の講義はしっかりと聴くことに専念し
インターネットでもう一度講義を見ながら
メモをとっていけばいいのです。
仕事でもメモをとることが難しいときは
ボイスレコーダーを使うことがあります。
そうやって記録をとっていかないと
仕事は上手にできません。
講義を聴いている今から、将来に役立てる
ために「メモをとる」癖を身につけている
という意識を持ってみましょう。
そうすれば、話を聴く真剣さも変わってくる
と思いますよ。
では、また次回に!!
第3歩 ヒアリング能力を高める
2018.12.27
皆さんこんにちは。
伊藤塾 行政書士試験科講師の志水晋介です。
これから本格的な講義が始まるという方も
いらっしゃると思います。
そこで、今回は
実務へ出てからも通用する力も養える
「受講の仕方」について
お伝えしたいと思います。
講義を聴くとき、
理解しようと努めてください。
皆さんが、
行政書士としてクライアントと
面談をするときに大切なことは
ヒアリング能力です。
クライアントは基本的に法律を知らず
どうしようかと考えているからこそ
皆さんの力を借りにきます。
そのような相手から話を聴き、
法律的にどのような問題点が
あるのかないのか
どう解決すべきなのか
を考えることが
皆さんの仕事です。
ですから、相手の話を理解する
という能力は
成功へのとても重要なファクターです。
講師は聴き手に理解できるように
話せるように日々努めていますから
その聴き手である受験生という立場
にいるとどうしても講義を聴くのに
受け身になりがちです。
しかし、その立場に甘んじるのではなく
自ら積極的に講師の話す内容を
理解しようと努めることです。
そうすることで、講義の聴き方も
変わってくるだけでなく
ヒアリング能力も同時に養うこと
ができます。
是非、挑戦してみてくださいね。
第2歩 タイムチャージと学習計画
2018.12.20
皆さんこんにちは。伊藤塾 行政書士試験科講師の志水晋介です。
前回からコラムの連載を始めましたが、内容はいかがでしたでしょうか?
さて、今日は、時間に関することを書いてみたいと思います。
行政書士の実務において、報酬の計算方法には、決まったやり方はなく、いくつかの方法があります。
その1つに、タイムチャージ制があります。
業務時間1時間当たり○円という方法です。
私自身は、幾つかの方法を試しましたが、現在はタイムチャージ制に徐々に移行しようとしています。
そして、この方法を導入したことにより副産物を受け取りました。
1つは、以前よりも時間に敏感になってきたこと。
もう1つは、時間単位で「今、自分は何をしているのか」を考えるようになりました。
これは受験生時代から利用できるであろうと思います。
つまり、学習計画です。
学習計画を立てる意義は、もちろん、短期間で合格するために有益であることにあるのですが、それだけだと少し物足りない感じがしませんか?
そこにもう一つ意義を加えましょう。
将来、タイムチャージ制を導入していくための訓練と考えましょう。
受験時代にやっていること、1つひとつは、合格後につながっています。
それをつなげて考えてみようとできるかどうかが、受験勉強に対する意識・モチベーションに影響すると思います。
これからも皆さんと一緒に頂上を目指して行きたいと思います。
第1歩 目指す頂上とはなにか?
2018.12.13
こんにちは。伊藤塾 行政書士試験科講師の志水晋介です。
今回からコラムを連載することとなりました。毎回、皆さんの合格をサポートできる内容をお伝えしていきたいと思っています。
さて、今回は初回なので、いきなり中身に入る前に、タイトルに込めた思いについてお話しさせてください。
「頂上への道標」となっていますが、では「頂上」が意味するものはなにか?
それは、行政書士試験で良い得点をとることでも、行政書士になることでもありません。
それは、活躍する行政書士となることです。
私は、活躍する行政書士を育てたいと思っています。
これからの講師としての活動の中では、「一流企業や他士業を相手に堂々と対応でき、相手から一目おかれるような行政書士を育てること」に力を注いでいきたいと思っています。
私は、皆さんお一人おひとりをそういう「頂上」、活躍する行政書士へ導きたいという思いで、この言葉を選びました。
では「合格職人」の「職人」が意味するものはなにか?
実はこの言葉が自分のルーツであり、仕事に対する理想であり、そしてどんなときも忘れてはならないプライドです。
「講座創り」のためのものであれば、どんなにささいな仕事でも手を抜かずに向き合いたいし、いつまでももっと良いものをと考え続けていきたいと思っています。
連載をしていく上でそういう自分への覚悟も含めて、「職人」という言葉を使っています。
さて、初回の最後に。
◆ 現実を見ろ。
◆ 希望はもて。
◆ 理性的であれ。
◆ 考えろ、調べろ、勉強しろ。
◆ 自分を高めることに専念しろ。
これは私の行動準則です。
反対の意味から言い換えるとより分かり易いかもしれません。
◇ 妄想するな。
◇ 絶望するな。
◇ 感情に流されるな。
◇ 他者に解決を委ねるな。
◇ 他者の甘さに期待するな。他の存在を妬ましく思うな。
1年を通じて受験生活は大変なことの連続です。
この連載が少しでも皆さんの目指す「頂上」の参考となれば幸いです。