秋桜会会員限定勉強会 『入門 契約書等の作成業務~リニューアル版』実施報告

◆秋桜会会員限定勉強会『入門 契約書等の作成業務~リニューアル版~』 
実施報告

 2017年8月10日(木)に伊藤塾東京校にて、『入門 契約書等の作成業務~リニューアル版~』の勉強会が開催されました。
 講師を務められたのは、行政書士であり、2017年度伊藤塾実務講座の講師でもある山田健太郎先生です。
 今回の勉強会は、2015年11月に開催された『入門 契約書等の作成業務』の「リニューアル版」です。2年前の勉強会の反響が大きく、新しく秋桜会会員となられた方から「また新たに開催してほしい」というご要望を多数いただいたため、今回の「リニューアル版」の開催に至りました。
 講師の山田先生は、普段から契約書等の作成業務を数多くこなしている行政書士です。これまでの実務のご経験を踏まえながら、こうした業務で覚えておくべきことや、心構え、注意点、魅力などをお話しいただきました。
ただ、今回の勉強会で山田先生が最も強調されていたのは、「契約書の中で用いる法令用語の使い方を決して間違えてはならない」ということです。例えば、「又は」と「若しくは」との使い分けや、「及び」と「並びに」との使い分け、「直ちに」と「速やかに」と「遅滞なく」との使い分けなどです。こうした法令用語の使い方を丁寧に解説してもらい、法律のプロである行政書士がきちんとした契約書を作成するために必要不可欠なポイントを把握することができました。
 講義で使用したレジュメもとても充実していて、法令用語のポイントもきちんと盛り込まれているほか、「ダメな」契約書と「模範解答となる」契約書を対比できるような工夫も施されていました。
 ライブ講義の当日は、30名近くの秋桜会会員の方にご参加いただき、大盛況のうちに講義が終了しました。講義後は、多くの受講生が「自分の行政書士業務委託契約書をしっかり見直さなきゃ!」とおっしゃっていて、早くも今回の勉強会の効果が出たようでした。