秋桜会勉強会『改正民法(債権法)~2時間で新旧改正点を比較!!~』 実施報告
2018年5月23日(水)に伊藤塾東京校にて、秋桜会主催の『改正民法(債権法)~2時間で新旧改正点を比較!!~』の勉強会が開催されました。
講師を務められたのは、伊藤塾専任講師であり、特定行政書士でもある志水晋介先生です。
ご案内の通り、2020年4月1日に改正民法が施行されます。消滅時効の期間や法定利率・個人保証の要件などの改正の他、約款に関する規定が新設されるなど、約120年ぶりの大改正となっています。改正民法の施行日直前になってから慌てて勉強するのではなく、今のうちから改正民法についてきちんと勉強しておく必要があります。
勉強会では、志水先生が独自に作成された「民法新旧対照表」を使って、どの条文がどのように改正されるのか、どんな条文が新設されるのかなどを、一つ一つ丁寧に解説されていました。この「民法新旧対照表」は、今後行政書士として様々な業務を行っていく際にも大いに活用できるものとなっていて、それだけでも十分な価値があるものでした。
ライブ講義では約30名の方が参加されていましたが、参加者の方から「もっと時間が長くてもいいのでは?」という声も頂戴し、参加者の方の改正民法に対する関心の高さをうかがい知ることができました。確かに、たった2時間で改正民法の概要をおさえるのは少々無理があったのではないかと、企画者の一人として反省しております。
今回は単発の勉強会としての開催でしたが、今後は毎月1回開催する「研究会」として、改正民法をより深く学ぶ機会を秋桜会会員の皆様にご提供する予定です。詳細は後日伊藤塾のホームページや秋桜通信等でご案内いたしますので、どうぞご期待ください。