志水講師のアドバイスを受けて、各科目において重要度の高いものを優先
内田 拓二 さん(44歳)
[受 講 講 座] 行政書士合格講座
※プロフィールは、2012年度合格時点のものです。
行政書士試験との出会い
私が行政書士を目指したきっかけは、以前に宅地建物取引主任者を受験した際に、初めて法律いうものに触れ興味を持ち、次の段階として行政書士試験に挑戦してみたいと思ったからです。
宅地建物取引主任者受験時の民法の知識があれば、「市販のテキストを読み、問題集を解けば1年間も勉強すれば合格できるだろう。」と甘い気持ちで受験するも、不合格。しばらく仕事も忙しくなり、受験もあきらめていました。ところが転職をすることになり、この不況の最中、将来の不安もあり、独立開業もでき、将来歳をとっても続けてゆける行政書士の資格に魅力を感じ、再受験することにしました。
独学は自分には向いていないと感じていたので、今回は司法試験などの法律分野では定評のある伊藤塾への入塾を決めました。
受験勉強中で、辛かったこと・嬉しかったこと
初回の受験では知識の理解が浅く、恥ずかしながら問題の意図が全くわからない状態で、全て基準点に遠く及ばない結果で、大変悔しい思いをしました。知識があいまいな中でのスタートであることに加えて、受験を決めたのが、訳あって6月に入ってからになってしまい、常に焦りながら勉強を進めなければならなかったのが、一番辛かったことです。
私がとった学習方法
開始段階の勉強法について
勉強を始めたのが遅く、試験前約6か月からのスタートだったために、とにかく時間がなく、インターネット講義を毎晩受け、その部分の過去問を解き、仕事の休憩時間などの空き時間にスパイラルカードで暗記、という作業を繰り返すのが精一杯でした。
テキストはバインダー形式で使いやすく、大きく図解を用いており見やすく、またその単元に対応する過去問の年度問番号が記載されており、すぐに問題演習するのに大変便利でした。
講義については、最初は単調な時間の繰り返しになり、「挫折しないか?」と思いましたが、志水講師の授業はすばらしいの一言で、試験に出る重要なポイントをメリハリをつけて教えてくださり、集中も途切れず時間のない私にはピッタリでした。
また熱い情熱を感じさせるお話などは、教室にはいない自宅での独学者にとっては、大変に元気づけられるものでした。
直前期の勉強法について
結局すべての講義が聞き終えたのが10月の中旬になってしまい、残された時間もわずかでした。とにかく手を広げず、各科目において志水講師から最初に教えていただいた重要度の高いものだけを優先して、テキストやスパイラルカードの条文・判例を読み込みました。それとともに、対応する過去問に触れ、記述式で出題される場合を想像しながら解いていきました。また、模試などで時間配分が重要だと感じたので、各科目答練などを利用し、本試験と同じ問題数で時間を計って解きました。やってみると、いつも2時間位で集中力が落ちることがわかり、本試験でも科目の解く順番を変えて、その時間帯に一旦ひと息つけるようにしましたが、これは有効でした。
総論「合格ポイントと反省ポイント」
合格できたのは、志水講師の「最後まであきらめずに、基本を大事にし、そして手を広げすぎない」という言葉を信じ、実行したからだと思います。
今回私の最終模試の結果は総得点160点でC判定でしたが、開き直って最後の一日まで、いつも通りの勉強を続けました。確かに高得点で合格したいという気持ちはありますが、6割しかできなくても合格はできると、途中で気持ちを切り替えました。伊藤塾の教材を信じて、6割分の知識を固めることを目指しました。
自宅での学習と伊藤塾の個別フォロー
私は地方在住で近くに通学可能な校舎がないため、インターネットで受講をしました。インターネット講義では、講義のスピードを速く変えて受講できることや、また携帯などでも講義が受けることができるため、大変便利でした。テキストはどこに行くにも一冊は必ず持ち歩き、時間があれば携帯などで講義を聴き、少しでも講座の内容を早く消化するように務めました。
最後に
社会人の方は皆さん限られた時間のなかで厳しい受験生活を送られていると思われます。伊藤塾を信じてあきらめずに勉強を続ければ、きっと結果がついてくると思います。また志水講師をはじめ、スタッフの皆さま、応援してくれた家族に感謝したいと思います。本当にありがとうございました。
受験勉強中の思い出
蛍光ペンと鉛筆はかなり使いましたので、子供から短い鉛筆などをわけてもらっていました(笑)。
直前期などはテキストの重要ランクが高いものを徹底的に見直しました。
最終模試の結果です。当時は大変悔しかったですが今となっては逆に気持ちが引き締まって良かったと思います。