伊藤塾に入塾してから、一番苦手だった記述問題が楽しく思えました

WEB受講で合格

A.I さん(28歳)
 

主婦・パート

[受験回数] 3回
[受講講座] 行政書士ペースメーカー講座

※プロフィールは、2012年度合格時点のものです。


行政書士試験との出会い

 主婦になってパートで働くようになってから、「将来、自分はずっとこのままでいいのか」と疑問を持ち始め、何か資格を取ろうと思ったのがきっかけです。行政書士試験の勉強している友だちを思い出し、どんな資格かを調べたところ、将来子育てしながら、自宅開業も可能である点に魅力を感じ、学習を開始しました。
 伊藤塾を選んだ理由ですが、説明会に参加したところ、わざわざ東京から福岡に、東京の講師が足を運んでくださり、合格に対する熱いメッセージを直に感じることができ、これを最後のチャンスにしようと、即入塾を決めました。

受験勉強中で、辛かったこと・嬉しかったこと

 私は、この行政書士試験を3回受けました。3年程勉強してきましたが、途中モチベーションの維持がとても難しく、自分の目標を見失い、点数がなかなか伸びないという悪循環に陥り、とても辛い思いをしました。その時は、やはり初心を思い出すこと、まわりの応援してくれる家族や友人の顔を思い出すこと、そして「明日の行政書士講座」で、実務家の先生のお話をインターネットで視聴することで、やる気を奮起させていました。
 嬉しかったことは、勉強を始めて3年目に伊藤塾に入塾してから、一番苦手だった記述問題が楽しく思えるようになったことです。記述問題対策についての解説はとてもわかりやすく、何度も何度も繰り返し問題を解いては講義を視聴することを繰り返した結果、苦手を克服できたのだと思います。

私がとった学習方法 

開始段階の勉強法について

 暗記ものを徹底して頭に叩き込もうと、常に整理カードを持ち歩き、移動時の電車やバスでは、整理カードの条文ドリルを何度も何度も読み込みました。印を付けながら読み込むことで、同じ条文でつまずくことを知り、ひとつひとつクリアにしていくことを徹底していった結果、直前期には瞬時に条文が頭に浮かぶほどになりました。
 また、講義を聴いてからはすぐに整理カードを見て復習し、過去問を解いては整理カードでチェックをすることにしました。ほぼ毎日整理カードと共に生活をしていたと思います。見た目はコンパクトな整理カードですが、とても重要なことをわかりやすくまとめられていること、それプラス、自分で調べたことや新しい判例を書き込むなど、最終的にはオリジナルの整理カードとなりました。

直前の学習法について

 直前期では伊藤塾の中間模擬試験、全国模擬試験と2つ模試がありましたが、結果は散々でショックを受けたことを覚えています。しかしこの悔しさをバネに、より一層、勉強に力を注ぎ込むことができました。また、過去問や、他資格セレクト問題などを振り返って、何度もバツマーク(間違えた箇所)の付いている箇所を重点に見直しました。
 直前の1カ月は、気持ちも体力も無理しない生活を心掛け、11月になってからはオリジナルとなった整理カードを見ながら、ただただ確認する作業をこなしました。

総論「私の合格ポイントと反省ポイント」

 暗記すべき条文(特に行政法)は絶対に覚えようと、早い段階から力を入れていたことが、今回の試験での記述式の点数にも大きく影響し、合格ポイントになったと思います。そしてとにかく「繰り返す」ことです。私は伊藤塾で配布されたもの以外の問題集には手を出さず、何度も何度も、紙がボロボロになるまで使いこなしました。
 また反省すべき点は、時間配分です。日頃1日の生活サイクルがはっきりしていなかったため、勉強できる時間を捻出できないという日も少なくありませんでした。日頃から時間を意識することで、試験での時間配分にも少なからず影響があると思いますので、気をつけるべきだと思います。

自宅での学習と伊藤塾の個別フォロー

 私は福岡にいるため、インターネットでの受講となりました。インターネットでの受講では、ライブ講義とは違って、まわりで一緒に勉強している人が見えません。 しかし伊藤塾では、 「伊藤塾ネット」 という独自のSNSで交流を図ることができ、コメントしあいながら、切磋琢磨できる環境をつくることができました。
またインターネットでの講義は、繰り返し聴くことができ、また2倍速で聴いて集中力を高めるなど、大いに活用することができました。

最後に

自分の努力が報われることを信じて勉強し、そして実感しました。行政書士試験に合格したことによって、自分に今までなかった自信を持つことができました。
 最後に忘れてはいけないのは、私を合格に導いてくれた志水講師、そして周囲で支えてくれた家族や、応援してくださった友人たちへの感謝の気持ちです。感謝の気持ちを持つことで、試験に打ち勝つことができたといっても過言ではありません。自分自身が人間としても成長できた試験でした。本当にありがとうございました。

受験勉強中の思い出


書き込み、付箋を貼りつけるなど、自分の見やすいようにカスタマイズした整理カード。


心の支えになった愛犬。