司法書士受験生向けの行政書士の講座で、効率的に学ぶことができました
A.F さん(40歳)
[受験回数] 2回
[受講講座] 行政書士スピードマスター講座
※プロフィールは、2012年度合格時点のものです。
行政書士試験との出会い
私は司法書士受験生で、受験科目に重なる部分が多かったので、行政書士の勉強を始めました。司法書士同様、街の法律家として活躍できるのではないかと思い、魅力を感じたのです。
司法書士受験生向けの行政書士の講座があることを知り、伊藤塾での勉強を決意しました。
受験勉強中で、辛かったこと・嬉しかったこと
憲法に苦戦しました。司法書士の勉強内容では憲法も太刀打ちできず、長いこと苦労を強いられました。また、行政法についても初心者だったこともあり、理解するのに時間がかかりました。
私がとった学習方法
開始段階の勉強法について
とにかくノートに書き出すことから始めました。色分けし、視覚を使って憶える方法だと、記憶に残りやすいのです。とくに行政書士試験は、条文や判例からの出題が多いので、条文は何度も細かいところまで読み返し、判例をと照らし合わせてリンクさせながら憶えました。
行政法のテキストはどれを読んでも抽象的なものが多く、初心者にはあまりピンとこなかったのですが、伊藤塾のスピードマスター講座テキストは、かなり具体的でわかりやすく、かゆいところに手が届くものでした。他には公務員試験用テキストなども役に立ちました。
アウトプット方法は模試を活用しました。私の場合、模試の点数はそのまま本試験の点数に反映されていたので、かなり正確な結果が出るものだと思います。
直前の学習法について
直前期はとにかく条文、判例を何度も読みました。あらゆる角度からの出題にも、判例の本旨を充分理解することで、間違えずに答えられるようになります。知識として定着するので、解くのも早くなります。
総論「私の合格ポイントと反省ポイント」
最初の受験時は6割正解すれば大丈夫だろうと甘くみていたことが敗因だったと思います。きちんと理解していないと6割取得は難しい試験だと痛感しました。この反省をもとに今年の試験では、司法書士試験が終わった7月頃から、本格的に行政書士の勉強を始めました。これが功を奏して、今年はかなりの高得点を獲得することができ、今後の司法書士受験へのモチベーションにもつながりました。