独学の頃に比べ、講義やゼミを通じ、自分の「できない」を強く自覚することができました。
小野 優子さん(42歳)
◆ 受験回数/ 3回
◆ 受講講座/行政書士合格講座、公開模試、合格ゼミ、択一式厳選600肢スピードチェック講義、GW 民法総復習ゼミ
◆ 合格年度の学習開始時期/ 2014年1月
行政書士試験との出会い
ケアマネージャーの仕事の中で、高齢者の生活支援のために法律知識の必要性を感じるようになり、行政書士を目指すようになりました。独学での2 回の惨敗の後、伊藤塾の門をたたきました。受講相談でのクラスマネージャーの笑顔が背中を押してくれたことをよく覚えています。
私がとった勉強方法
開始段階の勉強方法について
講義ごとにポイントを質問形式にまとめた「達成度チェック」(復習ブログ)を平林講師が用意してくださったので、活用していました。直後には答えられた問いも、数日してから見直すと驚くほど答えられず、慌ててテキストに戻るということを繰り返す中で、徐々にわかることが増えていったように思います。
直前期の勉強方法について
夏以降は択一式厳選600 肢スピードチェック講義のテキストが、学習の中心となりました。精選されたこの教材のおかげで、直前期の全科目の見直しも可能となりました。問いに答え、まとめページを再現できるよう書き出していくことを、ひたすら行いました。行政法については中間模試の前から条文の読み込みを始め、直前期もほぼそれのみをやりました。本講座に加え、無料公開講座も最新判例や地方自治法など、学習の進んでいない分野を補完できる贅沢な内容で、活用させていただきました。
私の合格ポイントと反省ポイント
独学の頃に比べ、講義やゼミ、仲間との勉強会の中で自分の「できない」をより強く自覚できたことが合格ポイントかと思います。わかったつもりでも書き出せない、説明できないことに気づくときつかったですが、弱点を発見できたことを喜ぶことにして克服に努めました。反省ポイントも同様で、未だ「わかったつもり」の多さを痛感しています。今後の課題としたいと思います。
伊藤塾講師・スタッフとのエピソード
折々にカウンセリングを受け、気持ちの立て直しや学習の見直しをしていただきました。中間模試で落ち込んでいた時の「学習の方向は間違っていないです」との言葉や最終模試の後の「よし!届いた!」の言葉など、大きな支えをたくさんいただきました。
合格ゼミでは、少人数でのテンポ良いやり取りで、楽しみながら重要論点の確認ができました。エピソード記憶としての効果は抜群で、本試験でもゼミの講義の場面がよみがえってくることが何度もありました。講師は個々の状態を把握してくださり、答えられなかった問いにも「テキストの該当箇所を探すのが早くなった」など、ほめるところを見つけてほめてくださったことも懐かしい思い出です。
最後に
伊藤塾に入塾したことで恩師と、学びの友を得ました。お世話になった講師の方々、クラスの皆さん、スタッフの皆さん、家族や周りの方々に改めて感謝を伝えたいです。今後とも学びを続け、高齢者の幸せを守るために、法律家としてできることを増やしていきたいと考えています。
社会人の皆さん、仕事と勉強との両立は楽なことではありませんが、カリキュラムに沿い、講師の教えに従えば、必ず合格できます。頑張ってください。
受験勉強中の思い出
手帳は行政書士合格ハンドブックを使い、学習ノルマなどを書き込んでいました。平林講師にいただいた「淡々と」のコメントは心の支えとなりました。厳選600 肢スピードチェック講義のテキスト。直前期には覚えられない箇所を気合を込めてぐるぐるとマークして過ごしました。
いつのころからか、講義には同じ装飾品をつけていくようになりました。模試や本試験の時に不思議と気持ちが落ち着きました。