全く自信のなかった記述式。「記述式厳選60 問スピードチェック講義」の問題をすべてノートに貼り付けました。

直前対策講座を有効活用して合格・一発合格

M.Sさん(43歳) 経営コンサルタント
 

★直前対策講座を有効活用して合格
◆ 受験回数/ 3 回
◆ 受講講座/行政書士合格講座 速修生、記述式厳選60 問スピードチェック講義、公開模擬試験
◆ 合格年度の学習開始時期/ 2015 年3 月

※プロフィールは、2015年度合格時点のものです。


行政書士試験との出会い

銀行を退職し、経営コンサルタントとして仕事をしていましたが、顧客である中小企業への経営に関する様々な相談に応じ、助言や提案をする中で、自らのスキルアップ、提案の質を向上させなければいけないと痛感していました。
新規に会社を設立する方の事業計画を作成することが多く、それであれば資格を取って設立の段階から事業計画作成、その後のサポートまで一貫してできる方がより顧客のためになると思い、行政書士の資格を取ってみようと思いました。

私がとった勉強方法

開始段階の勉強法について
 

まずは主要3科目である憲法、民法、行政法についての基本的な知識のインプットに重点を置き、過去問を繰り返し行いながら、確実に理解できていない問題が出てきたら、テキストに戻って復習するという地道な繰り返し学習を実行しました。
伊藤塾のテキストは、ルーズリーフ式で項目が大きく表示してあり、コンパクトにポイントがまとめてあるので、復習の際に見直しがしやすく、過去問を解きながら適宜テキストに補筆しながら情報を増やしていきました。ただ、年齢による記憶力の低下は避けられず、何度やっても間違えるという悔しい思い、これで大丈夫なのかという不安な思いは常につきまとっていました。

直前期の勉強法について

9月からは、この時点でも間違える若しくは自信のない過去問については、問題集から切り取ってひとまとめにしました(この段階でも問題集の半分くらいは切り取りました)。「公開模擬試験」の間違えた問題も切り抜きました。さらに「Perfect Note」なる自作のノートを作り、間違えた問題の肢をひたすら手書きで写し、一元化を図りました。
記述式はまったく自信がなかったので、9月に実施された「記述式厳選60 問スピードチェック講義」を受講することにし、その問題をすべてノートに貼り付けて自分で解いた(もちろんほとんど手も足も出ませんでした)うえで、講義に臨みました。
10 月からは、「Perfect Note」、定義カード、さらに自作の条文穴抜き集の3点セットを午前中にすべて見直すことを自らに課し、できる限り実践し、知識の定着を図りました。

最後に 

中小企業や経営者の悩みや痛みに寄り添い、息吹を吹き込めるような行政書士になりたいと思います。また、次は司法試験合格をめざし、学習を進め、仕事の幅をより増やし、社会の役に立てるように頑張ります。
社会人の方へ、社会人の経験があるからこそ行政書士の資格は活きてくると思います。限られた時間しかないかもしれませんが、細切れの時間を有効に使って、頑張ってください。あきらめずに最後まで粘り抜いた者が合格をつかむのだと思います。

受験勉強中の思い出


 
特に覚えることのできない定義や、記述式の直前講座の問題すべて、 無料直前対策講座で志水講師が指摘されたA ランク論点のすべてを定義カード化しました。直前期は勉強開始時に、定義カードをまず一周することを継続しました。
 


 
過去問、模試、答練の問題で間違えた肢をとにかく転記。大事なことは一つのノートに全科目を集約すること(科目ごとにマーカーでマークしてどの科目の肢か、わかるようにしました)。
 


 
模試や直前講義の日程を書き込み、それに合わせて、週ごとに何を重点的につぶしこむかを明記、一覧にすることで見やすくし、試験までの残り日数も明記してモチベーションアップにもつながりました。
 

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