志水講師の講義で、「わかったつもり」から「本当にわかった」と思えるようになりました!
横道 文司さん(56歳)
◆受講講座/行政書士中上級講座 志水シケタイコース、公開模擬試験
◆合格年度の学習開始時期/2017年2月
※プロフィールは、2017年度合格時点のものです。
行政書士試験との出会い
法律は、20代の頃に宅地建物取引主任者資格を取得したときに多少学習をしたきりで、行政書士を目指した頃は、ほぼ初学者の状態でした。ただ、行政機関の中で仕事をしていた経験と今後の独立を考えて、この資格に挑戦することで社会貢献を目指そうと思い、次第に法律に対する親近感も湧いてきました。ただ、他の資格受験指導校で数年学びましたが、なかなか結果を出せず、昨年初めて伊藤塾の門を叩きました。
私がとった学習方法
開始段階の学習方法について
「行政書士中上級講座 志水シケタイコース」に入ってからは、これまでの受験指導校と異なり、次々に塾生に質問をしていくゼミ形式、しかも司法試験用のテキスト・問題集の使用に当初は面食らい、予習に追われるのみで他に手をつける余裕はありませんでしたが、その積み重ねの中で、今まで「わかったつもり」でいた知識が「本当にわかった」と思えるようになりました。私のような中高年者には、記憶力に頼る勉強法よりも、伊藤塾の講義のように法律の制度趣旨や目的から理解を求めようとする講義スタイルのほうが、知識の定着につながったと感じています。
直前期の学習法について
答練や公開模試の復習や、「直前総まとめ講義」の受講の他は、志水シケタイコースでのQ&Aを何度も読み返して、知識の穴埋めに努めました。
私の合格ポイントと反省ポイントについて
既に学習を始めて 3年強、一定の知識のインプットは終えていましたが、とくにメイン科目である民法と行政法について、志水シケタイコースを通じてみっちり知識の定着が図れたことで点数を稼ぐことができ、また幸運にも一般知識等で満点をとることができて、ようやく合格を掴むことができました。ただ、商法・会社法については苦手意識を残したまま終わったことが反省点です。
伊藤塾講師とのエピソード
志水シケタイコースでは、同じクラスの方々と講義終了後にたびたび飲みに行くことがありましたが、そこに志水講師も加わっていただき、現役の行政書士としてのご活躍の話をうかがったり、今後の夢を語りあったりできたことは、とても励みになりました。また、民法の要件・効果がなかなか頭に入りにくかった頃、答練の講義を担当されていた丸山講師から、「事例に即してあてはめていくと頭に入りやすいですよ」とのアドバイスをいただき、その後、重要判例については、判例検索サイトで判例文全文に目を通すなどして、より理解を深めることができました。
最後に
受験勉強中に突然肉親を失い、そこで家族の相続を経験し、どんな家族にも起こり得る問題と感じ、それを契機に相続関係業務を一つのメインとしたいと思うに至りました。人間力が試される仕事になるとは思いますが、人の気持ちに寄り添える行政書士になれるよう今後も精進します。今後行政書士を目指される、とくに中高年の方、途中挫折しそうになってもあきらめずに夢を追いかけてください。