合格できたのは、基礎を重視し手を広げなかったから
東郷 祥太さん(38歳)
◆受験回数/2回
◆受講講座/行政書士合格講座 速修生、択一式厳選600肢スピードチェック講義、記述式厳選60問スピードチェック講義、一般知識等スピードチェック講義、出題予想!ずばりヤマ当て&最新判例・時事対応講義、出題予想!直前総まとめ講義、公開模擬試験
◆合格年度の学習開始時期/2017年2月
※プロフィールは、2017年度合格時点のものです。
行政書士試験との出会い
父との会話の中で「行政書士」という単語が出てきたことをきっかけに、資格を取るのであればどのような科目を学習するべきなのかと気になって、書店で伊藤塾編の『うかる!行政書士入門ゼミ』(日本経済新聞出版社)を手に取りました。法律に関してまったくの初学者だったことが幸いしたのか、新鮮な内容ばかりの一冊に学ぶことの楽しさを強く感じました。その時はまだ行政書士を目指すというより、学習内容に魅力を感じていました。
私がとった学習方法
一度目の受験に失敗をした要因として、特に条文という基礎を意識せずに学習してしまったことが原因であると思った私は、再挑戦の年度には常に条文を意識して学習することを心がけるようにしました。講義中に知識が曖昧な内容が出てきたら、まずは六法を引いてみる。そして声に出して条文を読んでみる。過去問、答練を受ける場合でも同様にしました。それを繰り返しているうちに、初年度よりもしっかりとした基礎固めができたと思います。そして基礎があるうえで講義を聴いてみると、初年度よりも理解の度合いが全く違うことに気がつきました。アウトプットに関しては過去問と「択一式厳選600肢スピードチェック講義」のテキスト、それと先述の通り六法を活用しました。そしてどうしても理解しきれない部分に関しては初年度に使用していたテキストに戻る、その繰り返しで講師の方々から言われた「手を広げすぎない」ことを早めから心がけました。志水講師の「出題予想&直前気合い入れ講義」では、今まで自分が学習していたものとは違った角度から、学習に対しての向き合い方を教わったように思います。配付された基本問答集はそれまで反復して学習していた択一式や正誤式ではなく、しっかりとした知識がないと回答できないものでしたので、自分の知識の抜けを確認するのにとても役に立ちました。「出題予想!直前総まとめ講義」で平林講師は「健康診断」という表現をされていましたが、直前期に関してはその健康診断を繰り返していきました。2回目の挑戦で合格することができたのは、やはり講師の皆さんが繰り返し伝えてくれた「手を広げすぎるな」の言葉を実践できたからではないかと思っています。
最後に
困っていることだけでなく、くだらないことでもついつい話をしてしまう、そんな風に思ってもらえる行政書士になれたら幸せだなと思います。社会人で働きながら受験をすることは簡単ではないと思います。でも簡単ではないからこそ、達成感も大きいです。頑張ってください!