講師の指摘箇所を信じて、淡々と学習を続けました
K.K さん(47歳)
◆ 受験回数/ 4回
◆ 受講講座/行政書士中上級講座 上級コース、夏期・直前対策講座、公開模擬試験
◆ 合格年度の学習開始時期/ 2017年2月
※プロフィールは、2017年度合格時点のものです。
行政書士試験との出会い
私は2人の子供をもったことで企業に勤務し続ける難しさを感じ、また仕事をする意味についても考えることがあり、仕事を通じて社会貢献でき、また開業し長く続けていくことも可能な行政書士に魅力を感じ、資格の取得を目指しました。
私がとった学習方法
開始段階の学習法について
最初は他校の通信講座を受講しましたが、通勤時間に録音された講義を聴くだけで終わってしまい不合格。やはり演習が必要だなと感じていたところで伊藤塾のホームページを見つけ、答練に早速申し込みました。そこで自分の知識が圧倒的に足りていないことに気付いたのですが、その年はどうにもならず168点で不合格。
次こそはと中上級講座上級コースのWeb講座に申し込み、最初からやり直すつもりで勉強しました。講義を受けて、「最初からこれを受講すればよかった」と思いました。会社と育児の合間の勉強時間を使い、今度こそ!と思いましたが、またしても164点で不合格。落ち込みました。
カウンセリングについて
でもあきらめたくはなかったので、もう一度同じ講座を再受講して、今度は講師のカウンセリングも受けました。そこで、「理解は進んでいるけど細かい年数、要件等を暗記していない、とにかくそれらを覚えないと受かりません」と言われ、自分ではわかっているつもりなのに点数が伸びないのはこういうことだったのだなと腑に落ちました。そこで勉強法を変えたところ、模試の点数が伸びてきました。
具体的には上級インプットテキストで講師が「ここは必ず覚えましょう」と言った部分で暗記できていない箇所に付箋を貼り、何度も見て確認し、繰り返し声に出して覚えました。また通勤電車の中では1つの論点についてどれだけの事を想起できるか頭の中で考えてからテキストを開き、内容があっていたか、思い出せていないことはなかったかを確認していました。これは記述問題の対策にとても有効でした。そして過去問は論点ごとにまとめて行い、そうすることで同じような問題やひっかけがあることに気づき、とにかく正確に覚えることが必要だということを実感してテキストの該当箇所を見直しました。
伊藤塾講師とのエピソード
公開模擬試験の解説講義の中で、講師が「これができていないと160~ 170点で不合格」とか「この問題を落としている限り合格は難しい」と言われるたびに自分のことだ!と反省して、Aランクと言われた問題は徹底的に復習しました。
4回目の受験の年は娘も受験生で、自分が不合格だったら縁起が悪い、と必死の思いで本試験に臨みました。試験会場の入口で寒い中「頑張ってくだいね」と握手してくださった講師や、試験直前にはあまり話しかけず勉強に集中させてくれた家族の応援も励みになり、やっと合格することができました。
最後に
受験勉強をされている方の中にはなかなか勉強時間が取れずに不安を感じている方も多いかと思いますが、合格するためには講師の指摘する取捨選択を信じ、自分のペースで淡々と勉強を続けていく事が一番効率のいい方法だと思います。諦めなければ受かります。どうぞ頑張ってください。
受験勉強中の思い出
暗記できていない個所に付箋を貼りました。講義内容はすべてテキストに書き込んで一元管理しました。模試の解答や他のテキストで自分のテキストに記載がないものがあれば、切りとってメモ欄などに貼り付けました。表紙カバーを手づくりしてカバンに入れ常に持ち歩くようにしました。
平林講師からのハガキ、娘からの手紙、息子の家族の絵とお守りを常に手帳に挟んで、試験会場へも持って行きました。