5回の不合格から一転合格へ駆けのぼった私の勉強法
鬼武 信之さん(49歳)
◆ 受験回数/ 6回(伊藤塾で学習後、1回で合格)
◆ 受講講座/行政書士中上級講座 上級コース、夏期・直前対策講座、公開模擬試験
◆ 合格年度の学習開始時期/ 2019 年2 月
※プロフィールは、2019年度合格時点のものです。
私が行政書士を目指した理由
私が行政書士を目指したのは、キャリアアップのためでした。信用金庫の法務・コンプライアンス部門に勤務している中で、法務知識の更なる習得の必要性を痛感しました。そして職場の顧問弁護士から「国家試験の受験を通じて知識を習得すればよい」とのアドバイスを受け、最初のハードルとして行政書士の受験を勧められました。
当初は市販テキスト等を使用して独学していましたが、5回目の不合格で「このままでは合格基準点まで達しない」と感じ、当該テキストで内容が最も分かりやすかった伊藤塾を受験指導校として選びました。
伊藤塾を活用した私の合格法
合格に至るまでの伊藤塾の活用方法としては、とにかく「指定されたカリキュラムに沿って、ひたすら進んでいく」ということに尽きると思います。
私は「1 上級インプット講義」⇒「2 テーマ別集中講義」⇒「3 解法技術完全マスター講義」⇒「4 実践答練」の順に受講していきました。いずれもインターネットを通してのWeb受講でしたが、週末に講義が配信されたら原則としてその週までに必ず終えるようにしていました。
1を受講の中心部分と位置づけ、行政法・民法・憲法(人権)については得意科目、商法・会社法については最低限解けるようになること(5問中2問)を目標に受講⇒復習を繰り返し行いました。
2は1の講義がない時期に集中的に受講しました。そのうえで3⇒4と受講することで1と2でインプットされた知識が自然とアウトプットされていくようになりました。
テキストについては正直、受講の中で配付されるもので十分すぎると思います。あとは書かれている内容と余白に書き込んだ講義のポイントをひたすら身に付けることが合格への実力をつける最短の近道であると確信しています。
私の合格のポイントと反省ポイント
合格できたポイントは以下の3点だと思っています。
1)得意科目を増やせた(「上級インプット講義」)。
2)苦手だった記述式で得点が伸ばせた(同上)。
3)正しい解法手順を学ぶことができた(「解法技術完全マスター講義」と「実践答練」)。
また反省のポイントとしては受講の中で設けられている講義内容の質問やカウンセリングをもっと活用していれば、受験に対する精神的な負担が少しでも軽減できたのではないかと思っています。
伊藤塾講師とのエピソード
私自身の感想としては、どの講師の方も非常にわかりやすく、懇切丁寧な説明を心がけておられたと思います。
特にほとんどの講義でお世話になった平林講師はご自身の受験経験も踏まえながら、合格レベルに必要な知識を受講生に理解させようという思いがweb画面からも十分に感じられました。また「テーマ別集中講義」での森講師の文章理解の講義は解き方がユニークで「こんな方法もあるのか」と非常に参考になりました(実際、本試験でも3問とも正解でした)。
最後に
これから行政書士を目指して、または再度受験される方々にアドバイスできるとすれば「信じる者は合格できる」ということかもしれません。
伊藤塾と講師の方々を信じて受講してください。あとは可能な限りの時間を勉強に費やせれば、結果は自ずとついてくると思います。
この合格体験記をお読みになられた方が一人でも行政書士試験に合格されることを心よりお祈り申し上げます。
受験勉強中の思い出の写真
テキストにはこの1年で学んだことのすべてが記録されています。メッセージカードは常に手元に置き、試験会場でも最後まで目に焼き付けていました。