理系出身でも、法律の面白さが分かり、合格できます!!
今田 善信さん(51歳)
◆受講講座/出題予想フルパック、公開模擬試験
◆合格年度の学習開始時期/2019年3月
※プロフィールは、2019年度合格時点のものです。
私が行政書士を目指した理由
脱サラリーマンにずっと憧れがあり、行動に起こしたのがちょうど1年前でした。社労士と行政書士のどちらを取るか悩みましたが、なぜ行政書士だったのかは、あまりよく覚えていません。今思うに、たぶん妻の後押しで決断したのかな、と。
伊藤塾との出会いは、たまたま本屋で「うかる!行政書士総合テキスト」を買ったことがきっかけで、7月のハーフ模試も無料なので受けてみました。そしてその模試の結果は、300点満点に換算すると126点。まさにこの時こそが「このままでは終われない」と火が付いた時でした。
伊藤塾を活用した私の合格法
伊藤塾で受講したのは「出題予想フルパック 模試付き」です。市販本の模試も買いましたので、模試の回数は伊藤塾のものと合わせると8回分になります。
7月のハーフ模試以降は、9月の伊藤塾の中間模試で合格点をクリアすることを目標として、通勤電車内や昼休み時間はもちろん、あらゆるものに優先して勉強を進めました。
そして市販本の模試では、128点 → 150点 → 158点 → 163点と、少しずつ点を取れるようになってきたものの、なかなか合格点をクリアできずにいましたが、伊藤塾の中間模試で206点をマーク。初めて合格点をクリアでき、ここで自信がつきました。
その後は、市販本の模試も含めると、222点 → 182点(伊藤塾 最終模試) → 187点 と、一度も合格点を下回ることはなかったものの、今度は逆に、これは本当の実力なのだろうか、本試験でもこんなにうまくいくものなのだろうか、という不安な気持ちが湧いてきました。
そんな中で、気づいたことがあります。表面的な記憶で正解しても不安な気持ちは不安なままだけど、根本的な理屈を理解したうえで正解したものには自信が持てる、ということです。
伊藤塾の「出題予想!直前総まとめ講義」では、全試験範囲の中からポイントとなる箇所にフォーカスし、具体的事例も織り交ぜた平林講師による講義をたっぷり12時間受けることができました。ちょっと脱線した話し、過去問でどのくらいの頻度で出ているかの情報、昨年の本試の出題を当てたといった話し、模試の問題作成の裏話など、私にとっては条文や判例だけではなくて、それらを取り巻くいろいろなものをトータルで理解するのにものすごく役立つものでした。
私の合格のポイントと反省ポイント
奮い立たせられるものを経験すること(私の場合はハーフ模試でボロボロな結果)、目標を定めること(同じく、中間模試で合格点クリア)、表面的な記憶ではなく根本にあるものを理解すること(同じく、専門知識のある講師に師事する)の3つが合格のポイントでした。
反省点としては、もう少し早めに本気で取り組めていたら商法・会社法も学習する時間が持てたかな、という点です。
伊藤塾講師へのメッセージ
平林講師が、ある模試の解説講義で「この程度の問題で間違っているようでは、到底合格ラインには達していない」というような話しをされたことがありました。
私にとっては、ダメなとこはダメとはっきり言ってもらえる講師が必要だったのと、奮い立たせてもらえたことに感謝しています。
最後に
私は理系学部の卒業で、会社勤めでもIT・情報セキュリティ関係の仕事しか経験していない中での行政書士の受験でしたので、最初のころは無謀な挑戦なのだからダメもとと思っていました。しかし、そんなことは関係ないように思います。本気でやれば、民法も行政法もおもしろさが分かるようになってきます。初学者でもおもしろさは分かるのですから。