岩田 雅紀さん/44歳

 

【職業】会社員
【受験回数】4回
【受講講座】行政書士中上級講座 アウトプット総合コース
【合格年度の学習開始時期】2019年2月

※プロフィールは、2019年度合格時点のものです。

私は幼い頃から家庭環境に恵まれず、中学を卒業するまで、ほとんど勉強をすることはありませんでした。友人達は揃って高校進学をしていくのを、ただ羨ましく思いましたが、中学を卒業したら少しでも家計の助けをすると決めていましたので、学歴に対する想いやコンプレックスを内に抱きながらも、今の会社で働き始めました。その後30歳を過ぎた頃、このまま一生学もない人生ではいけないと一念発起をし、通信制の大学に進学、そして見事大学を卒業する事が出来ました。このまま卒業でも良かったのですが、法学部で法律を勉強したので、思い切って法律系資格を取ろうと思ったのが、まさに行政書士の資格でした。他校で1年、独学で2年と勉強をしたが結局不合格に。同じ勉強仲間の一人が、伊藤塾のコースを改めて受け直して合格したと伺い、前から気になっていた伊藤塾の講座を受講しました。
 
3度も受験していたので、初めから中上級講座アウトプット総合コースを、迷わず選択しました。仕事の関係上通信制で受講したのですが、丸山講師の講義を毎回聞くたびに思ったことは、一つの論点の解説の丁寧さ、出題予想としては、この様に出題される可能性が高いので注意して下さいなど、具体的で解りやすい解説だったので、講義が終わっても頭の中にしっかりと留まっていた事が、とても新鮮で楽しかったです。特に私は記述式が苦手で、毎回見当違いな解答をし、全然点数が伸びなかったので、どうしたら記述が伸ばせるのだろうと、注意しながら講義を聞いたら、正に自分の事を指摘しているかと思う位に、最初のアプローチの仕方『問いの抽出』から最後の作業『解法』に行くまでのプロセスを、丁寧に教えて頂いたので、本試験記述の点数を最大限に伸ばす事が出来ました。また、解説が難しかった部分などは、何度も講義を繰り返し再生し、声に出して丸山講師の言葉を繰り返し、頭の中に定着させていきました。
 
伊藤塾の講師のエピソードを語る上で外す事の出来ない事は、毎朝早起きをして、講義を聞き始め、丸山講師のハイトーンボイスに癒されつつ仕事に向かい、頭の中で丸山講師の声が一日中鳴り響く生活を送れたのが、何より幸せでした。途中勉強が辛くて手に付かない時が何度もあり挫折しかけましたが、やはりそんな時でも、ハイトーンボイスで気持ちを持ち直し、この講師を信じ切って頑張ろうと、元気を頂けました。丸山講師、本当に有難うございました!
 
最後にこの4年間、勉強という最高に贅沢な時間を作って支えてくれた妻や、家族の皆に感謝します。そして行政書士を目指して共に頑張ってきた仲間に、深く感謝致します。夢は仲間達が全員合格して、一緒に仕事をする事です。今度は合格の手引きになれる様、様々アドバイスを送れたらと思います。時に落ち込み、時に辛さを噛みしめる時もあると思いますが、伊藤塾の講師の言葉を信じ切って挑めば、必ず合格する事は出来ます。私もその一人です。頑張って下さい!

受験勉強中の思い出