米澤 大介さん/51歳
【受験回数】3回
【受講講座】行政書士中上級講座 中級者コース/公開模試
【合格年度の学習開始時期】2018年12月
※プロフィールは、2019年度合格時点のものです。
1.私が行政書士を目指した理由
長年、学習塾講師でしたが、父の介護がきっかけで熊本県に移住し、派遣社員として勤務することとなり、将来に大きな不安を感じていました。そこで自らの商品価値を高める為に、法律家として独立開業可能な行政書士を受験することにしました。
2.伊藤塾を活用した私の方法
前年は独学で、162点でしたが、独りよがりの学習ではいつ合格するか、仮に合格できても一人前の実務家になれないのではないかと考え、将来の為に最高峰の講義を受講したいと思い、伊藤塾中上級コースを選択しました。
しかし一周目は知らないことが多すぎて、配信ペースについていくのがやっとの状態でかなり焦りました。
「知らないことが出てきても、自分で調べるのは、3分まで。とにかく前に進みなさい。」と説明会での志水講師のアドバイスを自分に言い聞かせ、不明点は昨年使用した市販の伊藤塾総合テキストの見直しだけにとどめ、次の配信があるまで、最低2回の視聴とテキストの復習に努めました。特に意識したことは「丸暗記にならない」よう心掛けることです。
6月から体調不良で離職し、学習も3か月間ストップしてしまい、今年度の受験をあきらめかけましたが、入院していた方の合格体験記などを読み直し、また「まだ9月で、離職した自分は他の受験生より十二分に時間がある。」と自分を鼓舞し、残りの2か月を一日10時間ペースで過ごしました。
3.私の合格のポイントと反省ポイント
合格のポイントは、「取捨選択」です。
当初の予定より3か月遅れていた私は、「解ける問題を学習時間をかけず、まだ解けない問題に時間を費やせ。」との平林講師の言葉を思い出し、得意な「行政法」「憲法」は知識の不確実な部分を絞り、時間をかけないよう意識し、また苦手で最終模試まで全問不正解だった「会社法」を仕上げることに特に注力しました。おかげで本番では、「会社法」が一番落ち着いて解答でき、試験時間後半の巻き返しが原動力になりました。
反省ポイントは、「12月から2月段階で、10年分の過去問解く(読む)ことが重要だ。」との指導がありましたが、中間模試後まで手を付けなかったことです。
早めに取り掛かっていれば、よりスムーズに学習が進んだだろうと反省しています。
4.伊藤塾の講師陣についての感想・各講師へのメッセージ
平林講師の力強く、明確な言葉はいつも励みになりました。
特に「合格レベルの人はここはできる。」「今の説明がわかったら、十分理解できている。」「これを覚えていない人は早急に復習が必要。」など在宅生である自分の理解度の具体的な目安となり、その言葉に一喜一憂しながら、楽しく受講できました。
5.最後に
20年近く学習塾講師を経験した私が考える本講座の強みは、以下の3点です。
①合格への最短ルートを必ず提供してくれる講師陣・教材・フォロー制度などの環境がすべて揃っている。
②「合格後のキャリアに必要不可欠な法的思考力」と「新しい知識を学び続ける根性」を受験生の時から養うことができる講座である。
③法曹教育界第一人者の伊藤真塾長の「行政書士と憲法」の講義を受講できる。
私も更に精進して、早く依頼者から信頼される実務家に成長できるよう努力を続けたいと思います。
お互いに頑張っていきましょう!
受験勉強中の思い出
とにかく情報の一元化をしました。方法は各合格者からのパクリです。終盤には、覚えた箇所には大きめの付箋を貼り、見えないようにすることで、強制的に絞り込みしました。また、その付箋でできたスペースに、前後の未定着部分のメモを取りました。
こすると消える蛍光ペン・ボールペンが大活躍。大量に大人買いして、文具店の売り上げに貢献しました。