鈴木 清美さん/47歳
【受験回数】2回
【受講講座】行政書士中上級講座 中級者コース、行政書士合格講座 速修生
【合格年度の学習開始時期】2019年1月
※プロフィールは、2019年度合格時点のものです。
1. 私が行政書士を目指した理由
比較的時間が自由になり、定年退職がない仕事をと考えたためです。また、様々な事件報道に接し、もっと法律が暮らしの中にあれば防ぐことができたものもあるのではないかと思い、人々に身近な町の法律家になりたいなと思ったからです。
2. 伊藤塾を活用した私の合格法
2018年に初めて受験してみて、知力、気力、体力の無さを痛感しました。同時に、目標を定め適切な勉強方法を実行していけば合格できるとも感じました。そこで、中上級講座を受講することにしました。どこに伸びしろがあるか、どの科目で何点取りたいか、どの科目にどのくらい時間をかけるかなどを具体的に定め、まず、択一に関しては中間模試までにある程度目途をたてるという目標をもちました。そして、講義スケジュールに合わせて受講し復習しました。伊藤塾でいただいたスケジュール帳に一月単位、一日単位の勉強内容を書き起こし、実際に行った内容も記録し、また、模試や答練後には、弱点を書き出して壁に貼り付け意識して取り組みました。記述対策としては、中間模試が終わってから、解法技術完全マスターのテキストを毎日民法2問、行政法2問読む作業を本試験前まで継続しました。いきなり書くのは難しいので、解答例のように答える頭を作ることを心掛けました。テキストは伊藤塾のものだけ使用しました。手を広げるよりも使用テキストに情報を集約させ、キーワード反応できるように繰り返しやる方法で十分対応できると思います。あと、「かなえ~る」はとても心の支えになりました!
3. 私の合格ポイントと反省ポイント
合格ポイントは、記述の民法2問目を書けたこと。民法は膨大な範囲の割に出題数が少ないので勉強範囲を絞りたいところですが。民法を理解するためには、出題予想を意識しつつも、始めは満遍なく勉強することが大切だと思います。テキストを何回も回転させる中で、論点に強弱をつけていく。でも出題予想が高くないところも最後まで捨てないほうがよいと考えます。反省ポイントは、一般知識の勉強にかける時間がなく不安なまま臨んだことです。
4. 伊藤塾の講師について
平林講師には、法律の面白さを再認識させていただきました。なぜその条文がそう解釈されるのか、判例がそう述べるのか、探求心をもって語られるところが魅力的だと思います。これは、ちょっと他校の講師さんとは異なるのではないかと思います。適宜「与太話」もあり緩急ある講義で退屈しません。私はWEB受講でしたが、講義の臨場感が伝わってきてPCの前で声を出して笑ってしまうことも。講義を通して条文や判例の根っこの部分や幹、枝、葉まで肉付けされ、頭の中で体系化されていったことが記憶、想起の力になりました。
5. 最後に
直前期に家族が入院し勉強ができず、一時は受験を諦めようとも。でも、諦めたらそれまでがんばってきた自分に申し訳ないと思い受験しました。合格できたことだけでなく、受験勉強生活全てがこれからの人生の糧になる体験となりました。
受験勉強中の思い出
猫たち
我が家の癒し系応援団!!!
テキストとスケジュール帳
家族が入院!病院の図書コーナーでも開いていたテキスト。最後まで付箋は減らなかった (;^_^A 勉強時間を書き込んできたスケジュール帳は本試験のお守りに!