倉島 俊幸さん/48歳
【受験回数】2回
【受講講座】行政書士合格講座WEB一括配信コース、会社法集中講座、
直前期集中講座、中間・最終模試
【合格年度の学習開始時期】2019年1月
※プロフィールは、2019年度合格時点のものです。
私が行政書士を目指した理由
2017年、宅建、管理業務主任者を取得して、勉強する習慣がついたので、ステップアップとして、次は何を目指そうかと考えていたところ、民法が試験科目にある行政書士がいいのではないかと思い、始めることとなりました。
受験1年目は、他校の通信講座で勉強していましたが、2年目は伊藤塾を選びました。伊藤塾を選んだ理由は、司法試験を中心とした、法律に関する資格指導校として、トップの知名度があったからです。それと、1年目の本試験の終わりに、まったく手を付けていなかった、会社法をやっておきたいと思い、そういった要望に応える講座が、伊藤塾にあったからです。
伊藤塾を活用した私の合格法
一括配信WEB通信講座を受講しましたが、そのテキストや合格カードにある図表を何回も見返しました。そこでどうしても覚えられないものは、コピーして手帳に張り付け、隙間時間に何度も見返しました。そうすることで、隙間時間を有効活用できましたし、覚えられないことも覚えることができました。隙間時間の利用法として、暗記にあてるのが一番いいと思いました。1日の勉強時間の使い方については、受講講座の始めのガイダンスで教わるかと思います。
過去問の使い方ですが、平林講師が言われていたのが、過去問は読むものなので、問題文にも書き込みやアンダーラインをします。それはキーワードやひっかけポイントを問題文を通して習得するためというようなことを言われていたので、私もそれに倣って、問題文に書き込みをしました。今年度の本試験もそうでしたが、判例の主文と判旨の結論だけでなく、判旨の中身まで問われる問題が出題されているので、そのなかでのキーワードをきちんと押さえないと解答までたどり着けないし、問題文が長文化しているので、キーワードを拾い読みしないと、時間オーバーしてしまうので、そうした対策にも過去問は読むものと割り切って使うことは私には今まで無い使い方でした。
夏季直前対策講座ですが、そのなかで一般知識対策講座がありますが、私は文章理解が苦手でしたので、そこを中心に何度もビデオを見ました。その講座は、政経社、個人情報保護法も対策としてやりますが、文章理解に多くの時間を割いています。指示語、接続語や似た文言のグルーピングなど、テクニックを習得すれば、3問中2問の正解は確実に取れるようになりました。残り4題は情報系を中心とした過去問を使った勉強に終始しました。今年度の本試験の一般知識がやさしかったのもありますが、14題中11問取ることができました。昨年度は基準点以下で苦い思いをしただけに、出来すぎの結果と思います。
試験勉強は孤独との闘いでもあります。特に通信で受講している人は尚更です。そうしたときに、パーソナルトレーナー制度やカウンセリングを利用するのは、勉強に迷いを生じたときに立て直しを計るには、大変有効でした。私は二見講師にアドバイスをもらいましたが、中だるみ防止に役立ちました。
合格のポイントと反省のポイント
合格のポイントは過去問をできるだけ多く回す。簡単に言えばこれに尽きると思います。解く中で、つまずいたときにテキストに返り、そこに書き込みをして、情報の集約をします。直前期にこの集約したテキストや合格カードが生きてきます。高速回転学習です。特に合格カードは必要な知識だけを集約しており、余白が多いので、補則を記入したりと、使い勝手が大変良いです。
反省ポイントは、記述対策についてですが、記述対策60問を3回転くらい回しましたが、受験勉強初期の頃から、択一対策の延長戦上に記述対策があると考えていたので、後手に回ってしまい、文章構成を身に付けることができませんでした。その代わり、択一で点数を稼ぐことができたので、結果オーライといったところでしょうか。
伊藤塾の講師について教えてください。
WEB講座の担当講師が平林講師でした。問題の解法テクニックについて、大変勉強になりました。問題文が長文化する傾向にある本試験において、キーワード反応による解答は、威力を発揮しました。それと講義中の与太話で、授業を楽しく聞くことができ、長い受験生活も(講師の講義が楽しみで続けることができました。法律の学習に対する姿勢も模範的なものがあり、講師のブログは今でも欠かさず読んでいます。更新頻度が少ないですが、それは、講師がお忙しいというのを知っていますから、仕方ないと思います。
最後に
今年受験するみなさんは、改正民法の対応など何かと大変な受験勉強になるかと思いますが、伊藤塾を信じてやっていけば、必ず合格できると確信しています。そして、合格の暁には新しい世界に仲間入りしますから、フィールドが広がる喜びが得られるでしょう。今は辛いですが、頑張ってください。
私を最後まで支えてくれた、家族には本当に感謝しています。家族の協力なくして、合格は無かったと思います。
受験勉強中の思い出
教材写真
志水講師の文章、心の支えになりました。