山本祥子さん/44歳

 

【職業】無職(専業主婦)
【受験回数】1回
【受講講座】行政書士合格講座 速修生
【合格年度の学習開始時期】2019年7月

※プロフィールは、2019年度合格時点のものです。

1.「私が行政書士を目指した理由」

何か資格を取得して、手に職を持ちたいと、長いあいだ漠然と思っていたのですが、たくさんある資格の中からどれを選べば良いか分からず、年月だけがどんどん過ぎていました。そんなおりに、行政書士という資格の存在にふと思い当たり、少し調べてみたところ、年齢制限もなく、私でも受験できるという事がわかりました。ネットでさらに調べようとしたところ、伊藤塾の法律用語解説のページに行き当たり、「みなす」と「推定する」の違いについて知り、今まで縁遠かった法律を初めて、面白い!と思い、そこから行政書士の業務にも興味を持ったのがきっかけです。ちょうど短期集中講座が開校する時期だったこともあり、このタイミングで伊藤塾を知ったこともチャンスだと思い、短期合格を目指して頑張ることに決めました。
 

2.「伊藤塾を活用した私の合格法」

私が行政書士を目指す事を決めたのは、7月でしたので、当初はちょうど開校した短期集中講座でないと受講できないと思っていたのですが、入会について在宅校の窓口に問い合わせたところ、勉強時間が取れるようなら今からでも速修生の講座を受講することも可能だと知りました。短期集中講座の無料体験講座も受講させていただいて、とても迷ったのですが、皆さん働きながら勉強されているという事を知り、専業主婦の今なら時間はもっと作れるはずだと思い、そして、自分を追い込むことで全力投入し、少しでも不安を解消しようと、速修生講座を受講することにしました。
 
入会後にはまず、Web受講生でも5回まで渋谷校のライブ受講が可能とのことで、直近の講義に行きました。そこで直接坂本講師に、2か月遅れでの今からのスタートで、どのように学習を進めて行けばよいか、質問できたことが、とても大きかったです。また、自宅では子供が起きている間は始終相手をしながらの勉強でしたので、家族に子供をお願いしてライブ受講が出来た時には、集中して進めることが出来てとても助かりました。
 
その後も何度もカウンセリングを利用して、自分の勉強の進捗状況と、模試の結果などを踏まえて、やるべきことの優先順位付けや学習計画について個別に相談できたことはとても良かったです。やりたいことは山のようにありますが、できる時間には限りがあり、その中で、いかに効率よく勉強していくかということは、自分で悩んでいては時間がかかりますし、そうして出した考えが正しいかどうかも分からないですし、そこはやはりプロの意見を聞けるという、このおかげで合格できたのだと思っています。
 
模試も2回受ける事が出来たのはとても良かったです。もちろん勉強は全然間に合ってはいないのですが、本番そのものの試験問題とマークシート、会場の雰囲気などで、本番の解き順や時間配分、当日のスケジュールなどをシミュレーションすることが大いに役に立ちました。
 
勉強を継続していくなかでモチベーションを維持することも難しい時期もあったのですが、モチベーションが落ちて困ったり、不安な時には、パーソナルトレーナー制度を利用して、相談させていただける場があったことも大変心強かったです。担当の講師には度々励ましていただいたり、手書きの応援メッセージを送っていただいたりと、特別なサポートもあり嬉しかったです。
 
無料動画も充実しているので、やる気が出ない時や、体調が優れず集中できない時などには、勉強方法の動画や、合格者のインタビュー、塾長特別講義などを見て、勉強から完全に離れてしまうことなく、色々と参考にさせていただいたりして、なんとか踏みとどまる力をもらえて助かりました。
 

3.「私の合格ポイントと反省ポイント」

今年絶対合格する!と自分で決めて、できることはなんでもやってみました。スケジュール帳には本番の日のところに「合格する日」って書くといいよ、と聞けば即!そのように書きましたし、模試で始まる前にアロマの香りを嗅いでいる人を見かけて早速マネをして買って勉強前には必ず使うようにしたり、解く順番で良いなと思った方法を取り入れたり、伊藤塾のメルマガで去年の合格者の方が本番一週間前は勉強のペースを落として体調を整えていったという話も自分にも合うと感じたので、すぐにスケジュール帳に書き込んで勉強時間をそこに向けて調整したり、行政書士のバッジをネットで眺めたり手帳に紋章を書いてみたり、試験直前にブドウ糖を食べてみたり、目薬もマーカーもティッシュもマスクもクッションもひざ掛けも、許されているものは全部使いました。もちろん、当日持って行ったクッションもひざ掛けもその他も、普段から勉強の際に使っていたもので、少しでも緊張をほぐそうと持って行って正解でした。
 
あとは、とにかく正しい計画が肝だと思います。どの科目のどの部分の何をやるのか、いつ過去問の通しをやるのか、試験の一週間前になったら何をやるのか、前日や当日にやることを決めておいて、行き当たりばったりになったりせず、淡々とこなしていくことが大切に思います。
 
反省点としては、8月に、もともと暑いのが苦手なこともあり夏バテで、そしてまだ時間があるとの気の緩みもあり、勉強数が少なくなってしまっていたことを反省しています。その遅れが響いて、商法・会社法にほぼ手をつける事ができず、不安な思いをしました。
 
また、勉強を始めるにあたって、文房具をそろえたり、web受講だったので、レジュメを印刷したり、印刷したものをファイルしたり、テキストにラベル付けをしたり、という部分に、かなりの時間を費やしてしまっていました。無駄に丁寧になりすぎず、もっとテキパキこなして、中身の勉強に時間を使って、一問でも二問でも多く、過去問を解けば良かったです。
 
それから、講師からの指示もあり、直前期に条文の素読を時間を決めて毎日行っていたのですが、時間にこだわりすぎず、章のまとまりごとに区切るようにして、途中で分断せず全体の流れを掴むように読めばよかったかな、と思いました。
 

4.「伊藤塾の講師について教えてください」

 坂本講師の講義は内容がとにかく盛り沢山で、何年ものあいだ勉強から離れていて、法律についても初学者の私にとっては最初は講義についていくだけでとにかく大変でした。web受講という形態は初めての経験でしたが、一時停止や少し戻して聞き逃した言葉をもう一度聞くのにも便利で最初のころは止めまくって戻しまくって、1時間の講義を倍の2時間掛かって受講していました。ただ、そうやってちゃんと聞き逃さず講義について行けば、法律の知識が全くなかった私でも理解することができたことは、講師にとても感謝しています。それと、他の条項との関連付けがとても役に立ち、特に指示がない時でも、その時個人的にメモしていたことも大いに役に立ちました。勉強を進めていくと、だんだん増えていく知識が混乱を招くことがあるのですが、その時にこのメモで体系的な整理をできた事が良かったです。
 
また、理解のための例え話や、図を使っての解説、まとめ表などもとてもわかりやすく、独学で本を読んだだけでは、決してこういう風にひとつずつ理解して学んでいくことは出来なかったと思います。特にまとめ表は、模試や本番の時にも持参し、何度も見ることで、直前まで記憶の助けになりましたし、いつも見ているものをいつも通り見ることで心を落ち着かせるのにも効果がありました。
 
そして、講師の指示通りテキストに色分けしてマーカーを引いたり、メモ書きを追加することで、一度講義をちゃんと理解すれば、あとの復習や過去問がスムーズに進められるので、効率よく勉強する事が出来ました。本当にありがとうございました!
 

5.「最後に」

独学では絶対にこんなに短期間で合格を手にすることは叶わなかったと思います。坂本講師をはじめ、パーソナルトレーナーの遠山講師、試験当日に会場前でエールを送ってくださった丸山講師、そしてカウンセリングや無料動画、解説講義などでも色々な講師の方にもお世話になりましたし、スタッフの方にも沢山サポートしていただき、本当にありがとうございました!

受験勉強中の思い出

 

試験専用の手帳
勉強の計画と進捗を管理するための手帳を
一冊用意して、家族が公園で見つけてくれた
四つ葉のクローバーの押し花をお守りとして
貼っていました。

試験専用の手帳
行政書士のバッジを書いて、
イメトレしてました。
(ほかにも手帳は「合格する日」と書いていたり、
「今年絶対合格する!」と宣言を書いていたり、
6割取れれば OK!」なども書いていたので、
写真を撮ろうかと思ったのですが、
それ以外の勉強の計画と進捗管理の部分の
字が汚くてやめておきました。)