豊田 稔さん/49歳

 

【職業】会社員
【受験回数】2回
【受講講座】行政書士中上級講座 上級者コース、
出題予想!直前総まとめ講義、択一式厳選600肢スピードチェック講義、
各種ゼミ

※プロフィールは、2019年度合格時点のものです。

1.「私が行政書士を目指した理由」

現在、「風営法」と密接に関係のあるゲームセンターに勤務しており、店舗責任者が変更する時やレイアウト変更の時など、管理者の変更届出書を作成して警察署に提出する業務を担当しております。そういった業務に役に立つのではないかと考えて、行政書士を目指すことにしました。
 

2.「伊藤塾を活用した私の合格法」

2回目の受験で合格出来ましたが、今から思うと独学で臨んだ1回目は情けない限りでした。300点満点の行政書士試験ですが、私に限っては「324点満点?」でした。実は、本試験終了後の自己採点の時まで多肢択一が1問4点だと信じて疑わず「記述抜きで○○点かぁ。合格できるかも」という有様でした。こういった当たり前のことも含めて、一念発起プロの方に教えを乞おうと考え伊藤塾の門を叩きました。数ある指導校の中から伊藤塾を選んだのは「軽くない」「なんとなく質実剛健さがある」といったフィーリング面で自分と合ったからです。伊藤塾に入ってからは、与えられたテキスト以外手を広げず「○○を△△の様にやりなさい」という平林講師の言ったことを忠実に行いました。行うというよりも、合格への手段方法を知っている方のやり方を一つでも多く「真似しようとした」という方が正しいかもしれません。結局は、手段方法を分からないまま受験して不合格だった自分にとって、平林講師の一言一言が道しるべでした。独学は独りよがりの毒学だと痛烈に気付かされました。
 

3.私の合格のポイント

中上級の第1回目の民法の講義を受けて、「あぁ、自分の勉強の仕方じゃ受かるわけがない」と悟りました。一年目の学習は、理由や背景を考えずに単なる暗記に頼る学習に終始していたからです。一例をあげると「即時取得」は「善意無過失」と暗記していた自分ですが、「取引があるから、善意無過失」と講義内で教わった時は「なるほど、そういうことか」と腹落したというか感動したというか、これ以外にも納得の連続でした。暗記に走らず、要件効果にあてはめて考えるという平林講師の教えを常に意識して学習した結果が、今回の合格につながったのだと確信しています。
 

4.講師陣についての感想・メッセージ

今勤めている会社での業務に役立つかも知れないと考えて挑んだ行政書士試験ですが、平林講師が、講義の合間合間に挟んでくださる「ヨタバナシ」を聞くたびに「次のステップやってみようかな?」という気持ちがどんどん覚醒していきました。はっきりした時期は覚えていませんが、2019年3月か4月くらいには行政書士の本試験を受ける前にもかかわらず、「合格したら司法書士目指そう」と勝手に決めてました。行政書士試験に合格した今、堂々と、司法書士を目指すということを口に出して言えるようになりました。まだ見ぬ高い壁ですが「やればできる」で挑んでいきたいと思います。
 

5・最後に

工夫した勉強法として、「テキストを閉じない」ということをやってみました。例えば今日100ページ目まで学習をしたとしたら、テキストを閉じずに開けたままで机に置いていくということです。ちょっとしたことかも知れませんが、やった所までが常に目にはいり、そして次にやっていく所も目に入るので「昨日どこまでやったっけ?」ということも起きず、余計な後戻りをせず間断なくテキストをこなせていけました。心構えの件では「やればできる」ということは「やらなければできない」。だから「やるかやらないか?」ではなく「やるかやるか?」で過ごしました。諦めたらそこでゲームセット、精神論的なところもありますが「やるかやらないか?」の選択肢はないという気持ちを持ち続けました。