梶谷 奈生さん
【受験回数】1回
【受講講座】公開模擬試験(中間・最終模試)
【合格年度の学習開始時期】2019年3月
※プロフィールは、2019年度合格時点のものです。
私は過去に伊藤塾で予備試験の本科生としてお世話になりました。仕事に忙殺され、しばらく縁遠くしていましたが、子供も産まれていずれかは自営で仕事をしたいという気持ちが強くなり、以前の知識があるので、科目も被っている行政書士を取得したいと思い、育休時期のうちにとってしまいたくて、1発合格を目指して勉強を始めました。今までの信頼があるので模試は伊藤塾のものを選びました。
まず中間模試を受けた時にはまだ記述が書けず、また、点数も取れなくてこのままじゃまずいと思い、無料相談を利用させていただきました。模試しか受講していないので、利用できないかな?と思いながらも問い合わせをしたらすぐに対応していただき、また、早いほうがいいだろうということと、小さな子供がいて直接は伺えなかったので、電話相談の日程を迅速に組んでいただきました。森講師に対応していただけて、小さな疑問や取るに足らない質問も優しく聞いていただき、おかげで解消され、今後の勉強方針が固まりました。それまではどう進んでいいか不安ながら勉強をしていましたが、迷いなく残り日数を過ごすことができました。今から考えてもあの電話相談を利用しなければ合格はなかったかもしれないです。やはりわからないことを人に聞くというのも大事だと思います。後、市販の物で志水講師が書かれている、「新必修科目115」が私には非常にマッチして中間模試後の2カ月前だったので新たに投入すべきか迷いましたが、試験が近くなった時はなくてはならないものになっていました。何度も何度も見直して情報の一元化を図るため、書き込んでいきました。本試験の日にも持っていきました。この本がいいと思えたら合格が近いと書かれていましたが、本当にそうで、日に日によくできているなぁと感じるものでした。
私の合格のポイントは、記述を意識した勉強法をしたということと、問題をよく解いて知識の定着を図ったことが大きいと思います。記述式で書けるようにとなるとどうしても知識が浅いと答えられないので、深く勉強することになり、結果正確さも上がりました。また、テキストだけ見ていても問題は解けないです。その知識が実際どんな風に問われるのかを知るのが大事だと思います。失敗のポイントは、模試を受けるまでそれまではテキストを読み、漠然と問題を解いていましたが、択一で正解できればいいのだからとどうしても甘くなり、細かい知識を正確に記憶してこなかったことと、記述対策を後回しにしていたことです。実際に模試を受けてみてそのことに気づき、本当に焦りました。
模試のWebの解説しか見ていませんが、講師の皆様は本当に人それぞれ個性があって、科目によって安心したり、焦ったり、いろんな思いをさせていただきました。でも皆様共通しているのはやはり、信頼できるところでした。本当に受けてよかったと思っています。
最後に、いろんな方が仰っていますが、行政書士の試験は合格するぞ、と決意をして、実際そこに向けて時間を割いて勉強していける人が合格する試験だと思います。やはり今年合格する、と決意をすることが大事で、そうすることで残り日数の中で、焦り、知識の入れ方も必死になり、自分の足りないものも見えてきます。合格は自分への自信にもなりますし、選択肢が増えることにもなります。皆様色々な目標があるでしょうが、合格を信じて頑張って下さい。