上本 智一さん/47歳

 

職業】会社員
【受講講座】行政書士中上級講座 上級者コース/各種ゼミ
【合格年度の学習開始時期】2018年11月

※プロフィールは、2019年度合格時点のものです。

1.私が行政書士試験を目指した理由

私はいわゆる企業サラリーマンですが、引退後の将来は趣味である武道の道場を持ちたいという夢があります。しかし、道場の収入だけで生活が成り立つことはほぼ不可能なので、可能性の一つとして定年後であっても独立開業できる資格を何か得ておきたいという気持ちがありました。その中で、司法資格の入り口ともいわれ、幅広い業務に携わることができる行政書士試験に興味を持ったことがきっかけです。
 

2.伊藤塾を活用した私の合格方法

①勉強方法について
私は平林講師の中上級講座 スタンダード上級コースをWeb受講しました。前年までは独学でやっていたのですが、法学初心者の私にとってはどこが落としどころ(ポイント)なのかがわからなかったので今年度は伊藤塾講座を受講したのですが、平林講師ははっきりと「これは覚えなくていい、やらなくていい」とおっしゃってくれたので(←大変勇気のいることだと思いますが。。)勉強個所にメリハリをつけることができて大変助かりました。
テキストには問題も掲載されており、ボリュームはありますが「他の教材に手を出す必要は全くない」という言葉を信じ、本当に伊藤塾の教材以外は全く手を付けませんでした。1回目の受講ではわからないこともあったのですが、兎に角Webの配信スケジュールに食らいついてこなし、2回目以降はマーカーを引いた個所を中心に何回も回転させていくことを心掛けました。
 
②ゼミの受講
Web受講は孤独なものです。自分の学習レベルや進度スケジュールが不安になることもあります。
私は、平林講師の名古屋でのゼミを3回受講しました。ゼミに行くと、「あー、本物だ。声も一緒やん。」と当たり前のことに感動しましたが、平林講師は生徒に問いを当てていくので、他の受験生の様子(学習レベルや進度)が知れたことは刺激になって良かったと思います。
 
③模試の活用
伊藤塾ではハーフ模試、中間模試と最終模試で計3回あります。これはできれば会場受験をお勧めします。緊張感と時間配分を確かめるために私はできる限り会場受験を選択しました。
そして、中間模試までは合格点に達しなくても全く気にすることはありません。この時期から実力がぐんと付いていくと思います。最終的に最終模試で合格点を突破していれば自信を持って本試験に臨める実力が付いていると思います。
 

3.私の合格ポイントと反省ポイント

合格ポイントとしては、兎に角最後まであきらめないことです。落ちたら全て平林講師の責任だと思って、言われたことを素直にこなしていくことが大切だと思います。伊藤塾のテキストや勉強スケジュールは合格の要素が全て詰まっており、平林講師は勉強の仕方までわかりやすく講義してくれます。生徒はただ素直に、最後まであきらめずに着いていくこと。これに尽きると思います。
 
反省ポイントは、テキストの高速回転があと1回足りなかったことです。私はWeb講義が一通り終わった7月の下旬以降、テキストの回転を4回行ったのですが、あと1回、5回目を行っていればもっと余裕を持って本試験に臨めたと思います。しかし、最後のまとめノートを作成するところまでで精一杯でした。
 

4.伊藤塾の講師陣についての感想・メッセージ

平林講師、ありがとうございました。おかげさまで合格できました。名古屋でのゼミのあとに飲みに行く機会を持てなかったことが心残りです。
コネクト名古屋の寺本さんも本当にありがとうございました。
伊藤塾のスタッフ皆様にもお礼申し上げます。
 

5.最後に

令和元年度の本試験では、焦りました。問題が難しくて、法令択一の40問を終えたときは、模試で培った予定時間を5分以上オーバーして、記述にじっくり取り組むことが出来ませんでした。しかし、一般知識が優しくて、終わってみれば5分の時間が余っていました。
本番では何が起こるか、何に躓くか本当にわかりません。しかし、やることは決まっています。
自分と伊藤塾のカリキュラムを信じて確りと取り組んでいけば何も怖いものはありません。1年間、本当にありがとうございました。

受験勉強中の思い出