１　私が行政書士を目指した理由

以前から法律の資格を取って、それを生かした仕事がしたいと思っていました。数年前に、司法書士試験合格を目指して伊藤塾の講座を受講しましたが、勉強時間をうまく確保できず最後まで勉強を続けることができませんでした。でもやはり法律の道を諦めることができず、行政書士試験を目指すことにしました。
 

２　伊藤塾を活用した私の合格方法

一年目は、受験を決めてから試験まで時間がなかったこともあり、森講師の三ヶ月短期集中講座をweb受講しました。森講師の講義は、具体例が多く、とても楽しくわかりやすくて、特に全く初めてで馴染みにくかった行政法もイメージをつかんで学習することができました。
1回目の受験は残念ながら不合格でしたが、勉強が足りず基礎知識が定着していないことが原因だとわかっていたので、2年目はフルコースの講座で全科目しっかりと力をつけたいと思い、平林講師の中上級講座をweb受講しました。
決意は固くとも、実際の勉強時間の確保はやはり容易ではなく、テキストを広げてじっくり受講することがなかなかできず、移動中の車のなかで、運転しながら１.５倍速で繰り返し講義を聴いて、時間が取れるときに後でまとめて２倍速で聴きながらテキストに目を通し、マーカーを引いてメモをとる。それがやっとでした。上級インプットのテキストは本当に素晴らしく、過去問も載っていて最上級に勉強の効率が図られているものですが、残念ながら講師が講義のなかで触れられた過去問にしか目を通すことができませんでした。でも、不十分でもとにかく続けて一通りやるだけやろうと思い、なんとか全ての講義を聴き終えました。そんな圧倒的アウトプットの足りなさを補ってくれたのが、解法技術完全マスター講義でした。本当に目からウロコの解法で平林講師がスパッスパッと解答肢を斬ってドンドン解いていく、その思考方法に受講生がついていく、そういう講義なのですが、不思議なことにだんだんと平林講師の解法をトレースできるようになって、おかげさまで、無駄に迷わない、怖気付かない、試験問題が怖くない、そんな力をつけていただけました。そのあとの実践答練にも怖れずにチャレンジすることができ、解説講義でさらに解き方というものが身に付いていきました。本試験当日も、この解法のおかげで、一つの問題で立ち止まって時間を使ってしまうということなく、解き進めることができました。
 

３　私の合格のポイントと反省ポイント

合格のポイントは、とにかく諦めなかったこと、今年度の試験で合格するために、試験の直前まで粘ったことだと思います。
反省ポイントは、過去問の学習が不十分だったことです。
 

４　講師へのメッセージ

森講師。明るく楽しい講義をありがとうございました。
講師の講義の中の「小芝居」のおかげで、特に行政法の具体的なイメージをつかむことができました。
「大丈夫です」と、とにかくいつも励ましてくださるのがありがたかったです。
平林講師。アツいアツい講義をありがとうございます。講師のわかりやすいそして渾身の熱血講義のおかげで合格する力をつけていただくことができました。解法技術完全マスター講義には特に感謝いたします。あの講義なくして今年の合格はなかったと思います。本当にありがとうございました。
 

５　最後に

私は、地方在住で全てweb受講でした。法学部出身でもなく法律関係の仕事に就いたこともありません。若くもなく、日々の仕事と生活に追われながらの受験生活でしたが、こんな私でも合格することができたのは、ひとえに、伊藤塾のとびきり上質な講義、テキスト、講師やスタッフの皆さんの真面目さ、熱意、やさしさのおかげと感謝しております。
今後は開業に向けて準備をし、行政書士として社会に貢献できるように努力してまいります。ありがとうございました。

受験勉強中の思い出